鳥が電線で感電しない理由~〇〇〇がゼロだから~

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日頃我々が考えるような小さななんでだろうをネタにし、「なんでだろー」というリズムに合わせて歌と踊りと共に披露する芸人さんがいらっしゃいます。

普段理由は考えられずに「確かになんでだろうな」と思うような小さな出来事ばかりなのですが、「昆布が海で出汁が出ない」等、冷静に考えるとなんでだろう?と考えてしまう物もあります。

その芸人さんのネタにはありませんが、そんな我々の日常の中の小さななんでだろうの中に鳥が電線にとまっていても感電しないという事が疑問として存在します。

鳥自体が電線に耐性を持っているのか、電線が触っても感電しないようにできているのか、はたまた感電自体に何らかの条件があるのか等様々な事が考えられます。そこで鳥が電線に止まっても感電しない理由について調べました。


電線とは

街中のいたるところになんとなくある電線、電気を通すという事しか知らず、どこからどこへ電気を通しているか、どんな素材なのか知る機会はそうそうありませんので、鳥が電線に止まっても感電しないメカニズムを調べるにあたって、まずは電線について紹介させて頂きます。


電線とは電気を伝導する為の線であり、銅、銅合金、アルミニウム等の電気を非常に通しやすい素材を使用しています。主に地方ごとの発電所から電線を鉄塔に通して、各地区の大きい変電所へそこから変圧器へ送電され、電線を地中にを通してミニクラッドと呼ばれる各配電線への振り分けを行う装置を通してようやく電柱に電線がつながれ、電柱内の各設備を通しながら各家庭に電気が届けられます。

各ポイントごとに電圧、アンペアを低くしながら届けられますが、電線の電圧は6600Vにもなり、各家庭の最大使用量が100Vですので非常に高い電圧になります。


今の電線は電気を通さない絶縁体で電線を覆うタイプがほとんどですが、6600Vもある電線に対してあくまで電気を通しにくい2㎜程度の絶縁体で覆っているだけですので、触ると普通に感電します。

その事から何故鳥が電線にとまっても感電しないのかますます謎が深まります。


感電のメカニズム

そもそも感電とはどのようにして起こるのかといいますと、電位差によって発生し、例えば電圧の高い所から低い所に電気が流れることで感電します。

例えば100Vの漏電があった場合、電気をただ両手で触っているだけでは感電しません。そこに地面という0Vの場所に触れてしまう事で、100V~0Vの電位差によって感電してしまいます。

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何故鳥が電線に止まっても感電しないのか

感電のメカニズムをそのまま鳥と電線に当てはめますと、鳥が電線にとまっている場合右足で6600V、左足で6600Vの電圧が流れているものの、電圧差は0ですので感電しないという形になります。鳥は電線にとまっても電位差が無いので感電しないという事がわかりました。


ただ、これには少し語弊があり、前提として我々が普段想像する、カラス等の羽と毛があり、脚が短い一般的な鳥にのみ当てはめる事ができます。

ですので、例えば電線にとまっていた鳥が飛び立つときに羽が電線と電線の間の金属や電柱に触れてしまった場合、感電します。その事から、電柱はとても大きな電流が流れていて、鳥は感電する生き物ですので、実は鳥が電線にとまっている事はとても危険だという事も同時に分かります。


いかがでしたか?感電は電位差によって生まれるものであり、鳥が電線にとまっていても感電しないのは、鳥の右足と左足で感じている電圧が同じである為感電しないという事がわかりました。

ただ、それがちょっとでも別の所に触れればそれだけで鳥は感電してしまいます。

というのも、我々が普段あまり見ないだけで、電気工事関係の仕事に就かれている方は頻繁に感電したであろう鳥を見ているそうです。


鳥だけでなく、釣りをしていた方がリールを投げる際に誤って電線にリールが引っ掛かってしまい、命を落としてしまったという事故がありました。

その事から、電線自体は危険なものであり日頃の生活で十分注意しましょう。今現在日本は電柱の地中化が物すごく遅れています。ですので、鳥の安全や街の景観を守る為にも早く電柱の地中化が進まないかなと思いながらこの記事を終わらせて頂きます。

鳥が電線にとまっても感電しない理由について、映像で紹介したく、YOUTUBE動画を載せておきます。


【感電の仕組み1】そもそも、感電って何だろう?


「感電しないワケ」の巻


野鳥 電線に停まる鳥 鳩と…

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