警察犬には何故シェパードが多いの?

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チワワが初めての警察犬に、というニュースがあった事をご存知でしょうか?

最近ではブリーダーの方の努力によって柴犬やコーギー等の中型、小型犬がちらほらと警察犬になっています。

可愛らしいワンちゃんが努力したんだなと、とても心が温まる話ですが、今も昔もやはり警察犬と言えば大型犬です。

その中でも犬好きの方なら、シェパードが警察犬として非常に優秀だという事は聞いた事がありますよね?

実際に警察犬で最も多い種類はシェパードです。単純に体格が小型犬と違うからという理由もありますが、実はシェパードが警察犬になるのに最も適しているという理由があるのです。ですので、犬好き、特に働くワンちゃんが好きな方の為にシェパードが警察犬に選ばれている理由を調べました。


警察犬とは

一般に警察犬といってもその形態は様々あり、各警察組織直属で常に警察署にいる犬は直轄犬と呼ばれ、警察犬として正式に任命された犬です。
数多くの種類の犬がいる中で非常に狭き門で日本警察犬協会が能力を認定している7犬種しかなる事ができません。
その犬種が、ジャーマンシェパード、ドーベルマン、エアデールテリア、コリー、ボクサー、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーであり、やはり大型で賢いとされる犬が多いです。

ですがこちらの直轄犬になる事ができる7犬種以外も警察が実施した厳しい警察の試験に合格した犬が非常勤の嘱託犬として、有事の際に同じ警察犬として働く事ができます。
ですので、冒頭で挙げた、小型犬が警察犬に、というのは嘱託犬であったという事がわかります。


何故警察犬と言えばシェパードなの?

非常に多くの理由がありますが、第一に世界で1番最初に警察犬として導入されたのがシェパードだからです。
元々シェパードはドイツの山間で羊の番犬として人間と共に暮らしていましたが、非常に高い運動能力と知能を兼ね備えていた為ドイツが第1次世界大戦に備えて軍用犬として品種改良したものが転じてドイツを守る警察犬として1890年代に採用された事から警察犬の歴史が生まれました。

合わせて今世界で警察犬として活躍している数、登録されている種類共に最も多いのがシェパードなのです。
実際日本の警察犬として登録されている犬の数を見てもシェパードが1675頭と、2番目に多いレトリーバー種の757頭と比べて2倍もの頭数です。更に2017年度に新規に警察犬として登録された犬の数を見ても、これもシェパードは2位のレトリーバー種と比べて4倍以上である56頭とシェパード種のみ圧倒的な数字を誇っています。


シェパードが警察犬として優れている点

警察犬は犯人との戦闘の際に活躍するという事が必須です。警察犬として認定されている7犬種の中で最も知能が高く、人間に従順なのがシェパードなのです。その為、訓練がしやすく、警察犬試験にも合格しやすいです。

犬の中で最も嗅覚が優れているブラッドハウンド、戦闘に優れているボクサー等部分的に見れば他の犬種の方が優れている点もありますが、シェパードは最も人間に従順である事と共に、嗅覚、戦闘、知能を全て最も高水準で満たしているので警察犬として最も多く登録されているのです。

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実際に警察犬がどんな活躍を見せているのか。

具体的に警察犬の業務として主に5つの仕事があります。

・犯人の逃げた経路の追跡
警察犬と聞いた時に真っ先にイメージされるのがこの仕事です。犯人の遺留品の臭いを警察犬に覚えてもらいその足跡を追跡します。

・犯人の逮捕の手助け
警察犬の仕事でもう一つイメージするのがこれです。犯人の持っている凶器を奪うという事を目的としている為非常に危険な任務ですので大型犬が向いているのも納得です。

・遭難者の追跡
主に山間部で遭難者の人の臭いを追跡する仕事です。日本各地の行方不明者を捜索する特番を見た事がある方が多いと思いますが、まさにそれが警察犬の仕事の1部です。

・臭気判別
犯人の臭いと犯行に利用された凶器の臭いが一致するかどうかを判別する仕事です。

・番犬として
家の番犬という言葉を良く耳にしますが、実は警察においても重要な任務の1つとして位置づけられており、皇居や重要施設を警察が守る際、共にその任務に携わります。

ただ怪しそうな人に吠えるだけでなく、火薬のにおい等を人の中から嗅ぎ分け、それを持っている人だけに吠えるように訓練されている非常に優秀な犬がこの任務に就く事ができます。

色々な仕事がありますが大きく分けて臭いをかぐ力が優れている事と、犯人との実際の戦闘が主な任務になります。ですのでその2点で優れているシェパードが警察犬につく事が多い理由だという事がわかります。


いかがでしたか?警察犬は7犬種のみが就く事ができる直轄犬と有事の際臨時で働く嘱託犬の2種類存在し、世界で1番最初に警察犬として働く事になり、尚且つ警察犬として登録されている1番多い種類がシェパードである事から警察犬と言えばシェパードだという理由になります。

昨今は小型犬ブームで、元々中型の犬が室内で飼えるようにとどんどん小型の種類が生まれています。ですが、シェパード含めて大型の犬も飼うととてもかわいいですし、あなたの身に降りかかる災害から助けてくれる事もあります。

シェパードの優れている点を映像で見ていただきたく、動画を紹介させて頂きます。

【スゴイ犬】これが『究極のしつけ』警察犬


【犬図鑑】ジャーマンシェパード


Q 服従練習 2015/12/16 ジャーマンシェパード 訓練

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