牧師と神父の違いって知っていますか?

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先日、友人の結婚式に行ってきました。挙式の会場は、ホテルの前に広がる海が良く見えるチャペルです。
独特の雰囲気の中で、パイプオルガンの美しい音色やドレス姿の友人の姿に感動して涙が溢れそうにありました。

その日に一緒に挙式に参加した友人が、神父様の事を牧師様と呼んでいました。
私は教会で式を挙げたりミサをする時にいる人は全部神父様だと思っていたので、何で友人は牧師様と呼んでいるのか不思議でした。皆さんは「神父」「牧師」の違いを知っていますか?


牧師と神父って何が違うの?

教会にいる男性は、全部「神父」だと思っていた私ですが、そういえば「牧師」と言うのも聞いたことがあります。この二つにはいったいどのような違いがあるのか調べてみました。

神父と牧師の一番の違いは、キリスト教の教派の違いです。神父は「カトリックや正教会における聖職者に対する尊称」です。そして牧師は「プロテスタントの教職者の呼称で、職名」です。

キリスト教は分派分裂を繰り返していて、数限りない宗派があります。そのキリスト教を大きく分けるとカトリックとプロテスタントに分けられます。

カトリック教会の起源は不明ですが、2世紀中期以降に徐々に伝統が作り上げられてきました。教会が増えると、教会間の権力闘争が始まります。

そしてローマ皇帝のコンスタンチンがクリスチャンになったことで政治と宗教がくっつき、ローマ教会の権力が一層強くなりました。そしてローマの皇帝がローマ帝国の首都をイスタンブールに移した事で、ローマ教会が事実上の支配者になりました。

そしてプロテスタントは、ヨーロッパの宗教改革によって作られました。宗教改革のリーダーたちが、政治と宗教がくっついて腐敗したカトリックに抗議をするという意味で作られた宗派です。

カトリックとプロテスタントはそれぞれの権威を置く場所が違います。
カトリックでは聖書の聖典を決めた教会の権威は聖書よりも上に立つとし、プロテスタントでは聖書に権威があると主張します。

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プロテスタントは人の権力よりも、聖書に罹れているキリストの教えを大切に守ろうという考えなのです。

最初に神父と牧師の違いを簡単に説明しましたが、同じキリスト教でも成り立ちの違いで考え方がこれだけ大きく変わります。カトリックとプロテスタントでは、神父と牧師の聖職者としての立ち位置も大きく違います。

カトリックの聖職者は大主教・長司祭・司祭・助祭などの序列があり、一般の会社のような組織になっています。なりたい人が誰でもなれるわけではなく、神に認められた使途になる必要があります。

そしてこの聖職者には婚姻は認められていません。神父は聖職者として他の信徒よりも高い立場で信徒をまとめて指導をする役割があります。

一方、牧師には序列はありません。聖職者ではありますが教会の仕事をしているだけで、一般信徒と同じ立場として位置づけられています。その教会のリーダーのような感じです。そして婚姻も認められています。


まとめ

教会でミサなどを進める男性が、すべて神父ではない事がわかりました。その教会がカトリックなら神父、プロテスタントなら牧師です。

キリスト教はかなり古い時代からなり、そしてローマ時代にはすでに政治と宗教のつながりがあったことは学生時代の世界史で学んでいましたが、改めて考えさせられる部分でした。そして宗派によって、聖書に対する考え方が違う事は意外な感じがします。今まで思い描いていたキリスト教のイメージとは大きく違う事がわかり、どことなく抱いていたクリスチャンへの憧れはかなり薄れてしまいました。

カトリックとプロテスタントについて理解を深めたので、次にチャペルの結婚式に参列した時にはそこの神父さんまたは牧師さんの見方が変わりそうです。


YouTube 【キリスト教】カトリックとプロテスタントって何?今さら聞けないキリスト教派と組織!


YouTube カトリックの教え(1) – 人生の目的


YouTube プロテスタント教会礼拝式-祝祷と後奏(ペンテコステ礼拝にて)

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