歌舞伎揚げの由来とは?「歌舞伎」とどんな関係があるの?

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皆さんもきっと一度は口にしたことのある「歌舞伎揚げ」という米菓。
甘じょっぱさ、サクサクとした触感で子供たちも食べやすい揚げ煎餅のお菓子です。

この歌舞伎揚げ、お芝居の歌舞伎と何か関係があるのでしょうか?
実は歌舞伎揚げは、お菓子メーカーの思いが詰まったお菓子なのです。

名前の由来

このお菓子を「歌舞伎揚げ」と命名したのが、まさに歌舞伎揚げで有名な「天乃屋」さん。
パッケージの緑と赤と黒がとても目を引きます。
歌舞伎揚げの「歌舞伎」は、もちろんあのお芝居の「歌舞伎」です。
由来は天乃屋さんのホームページに詳しく載っていますが、民衆に人気ある「歌舞伎」、そして日本人に古くから親しまれてきたお煎餅の両方の文化を伝えていきたいという願いがこもっているそうです。
もともと歌舞伎と関係があるというのではなく、天乃屋さんの気持ちが表されている名前なのかもしれませんね。

歌舞伎揚げに使われているデザイン

まず、パッケージの緑、赤、黒ですが、正式には「萌葱(色)、柿(色)、黒」の三色だということです。
この色の組み合わせを見ると、なんとなく「ああ、歌舞伎っぽい色だね」と思う方が多いと思います。
これは定式幕という歌舞伎の舞台につけられている幕の色で、これをパッケージに取り入れている、というわけです。
そして意外にも、お煎餅にも歌舞伎に関することが隠れている、といいます。

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実はお煎餅には一つ一つ、歌舞伎の家紋がデザインされている、というのです。
以前の歌舞伎揚げは今より少し固めだったため、家紋が見えやすかったようですが、最近はお煎餅が改良されサクッと軽い触感になったため、どうしても家紋が見えにくいようです。
見えにくいですが、天乃屋さんは今でも家紋をお煎餅に入れているそうです。
何の家紋が入っているかというと二種類があり、四角のお煎餅には「三升」という市川團十郎家の定紋、丸のお煎餅には「七ツ割丸に二引き」という片岡仁左衛門家の定紋が刻印されているそうです。
実は私は、歌舞伎揚げは全部丸い形だと思っていたので、四角い歌舞伎揚げがあるというのがびっくりでした。

関西の方で人気がある「ぼんち揚げ」


実は関西の方には「歌舞伎揚げ」はあまり馴染みがないと聞いたことがあります。
この歌舞伎揚げに似たような商品が「ぼんち揚げ」。
こちらは逆に関東で馴染みが薄いと言われています。
両方食べたことがある方に多い意見として、「食感は似ているけれど味が違って、やはりその地域に愛される味になっている」ということです。
ぼんち揚げは以前「揚小丸」という名前だったそうで、こちらにはもちろん歌舞伎の定紋は入っていません。

最近は本当にお菓子の種類が豊富です。
スナックやチョコレート、グミやクッキー、ビスケット、お菓子売り場にはいろいろなものが溢れているので、ついつい米菓に関心がなくなってしまっている自分がいます。
しかし米菓には、歌舞伎揚げをはじめ、昔ながらのロングセラー商品が多くあります。
「歌舞伎」という日本独自の文化と同様、長く日本人に愛されてきたお煎餅などにも、ちょっと目を向けていきたいと思いました。

そしてほかのお菓子と同じように、歌舞伎揚げもぼんち揚げも時折通常のものとは違う味がついたものなどを見ることもあります。そういったものも含め、是非米菓を皆さんも楽しんで下さいね。

昔から知っている定番のお菓子でも、意外とあまり知られていないことがあったり、何かが隠されているということが他にもあるかもしれませんね。
実はお菓子メーカーのホームページやパッケージをよく見てみると、何か面白いことが書いてあるかもしれません。
いろいろなお菓子を調べてみると、「食べてみたいな」という気持ちがわいてくるかもしれません。

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