モズクガニ(モクズガニ)にも寄生虫がいる?!

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「モクズガニ」という蟹がいます。
日本では小笠原以外では見ることができると言われている蟹で、食用にしている地域もあるようです。
たまに「モズクガニ」と言われているのを聞きますが、どうもこれは「モクズガニ」の言い間違いや聞き間違い、読み間違いからきているようです。

正式には「モクズガニ」です。

食用にするということは、気になってくるのが「寄生虫」。
最近はスーパーなどでも鮮魚コーナーなどに注意喚起が貼られています。
寄生虫はイカや魚だけではなく、モクズガニにもいることがわかっています。

モクズガニとはどんな蟹?

モクズガニとは、晩夏から秋に河川の淡水にいますが、そのほかの時期は海にいる蟹です。
幼い頃は海水のところでないと生育できないそうで、秋から冬にかけて繁殖のため海へ行ってしまいます。
そして夏の終わりごろ淡水の川までやってきて、また海へ帰っていきます。
なので、川にいるのに海藻が甲羅にくっついていることもあります。

種類としては「上海蟹」のお仲間で、秋ごろに川で捕まえられることもあり、日本でも昔から食用として捕獲されてきました。
体の特徴としてはハサミの部分に毛が生えていることが外見の大きな特徴かと思います。
蟹というと赤いもしくは赤に近い茶色を想像すると思いますが、どちらかというと深緑っぽい色をしています。
日本だけでなく、台湾や香港、済州島、朝鮮半島東岸やロシアのあたりまで生息しています。


モクズガニの寄生虫


肺吸虫という寄生虫がいます。
肺吸虫症という病気の原因となる寄生虫で、この肺吸虫がモクズガニに寄生しているといいます。
モクズガニの他にはサワガニやザリガニなどにも寄生するようです。
寄生先が食べられると、食べられた動物に寄生していきます。

もとはモクズガニも食べた貝から肺吸虫をもらっています。
肺吸虫は例えばモクズガニを食べたときに体内に入ったとしても、消化器内にとどまらず、肺や脳までも行ってしまうこともある怖い寄生虫。

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創傷性肝炎、腹膜炎、胸水貯留、気胸、発咳、血痰、発熱などが主な症状です。
ウェステルマン肺吸虫という肺吸虫が寄生するといいますが、その他にも肺吸虫はたくさんいて、ベルツ肺吸虫という人の肺までいってなお生育し、寿命まで生き続けるという強いヤツもいます。
このベルツ肺吸虫もモクズガニから人間へやってくることがあります。


モクズガニは食べてはいけない?


地域的に食べているところはありますよね。大好きだという方もいるでしょう。
寄生虫がいるなんて言われると、本当に食べていいものなのかどうなのか心配になってきますよね。

ご安心ください。通常、このような蟹はきちんと加熱していますので大丈夫。
上記の寄生虫たちは、加熱調理で死んでしまいます。

他の寄生虫であるアニサキスなどのようにしっかり加熱してから食べれば問題ありません。
ただし、調理の過程でモクズガニを砕いて作る「がん汁」などは、その調理方法から寄生虫が飛び散ったりしていて、それが盛り付けの時点で加熱されないまま料理に入ってしまうなどの心配がありますので、手洗いや調理用具、お皿などは確実にきちんと洗うなど気を付けてください。

皮膚から直接侵入してくる寄生虫ではないので、調理自体は恐れなくて大丈夫です。
ちなみに、お酒に漬けても寄生虫は死にませんので、ウワサレベルの処理は絶対しないでください。

モクズガニに限らず、魚も蟹もイカも、食する場合には必ずよく加熱すること。
これが寄生虫に対する一番の予防法。
日本では基本、モクズガニなどは加熱されて食卓にでてきますので、この肺吸虫症の報告はあまりないということですが、外国では時々調理法が完全に加熱されてなかったりする場合もありますので、まだときどき肺吸虫症になる方がいるようです。
気を付けたほうがいいでしょう。
昔から食べられてきた食材ということは、それだけその地域に馴染みの食材だと思います。安全に美味しく食べてくださいね。

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