ビニール袋とポリ袋の違いとは?~同じように扱われているけど何が違うの?~

スポンサーリンク

5fb9e0e8550753f018d1f19863409a6b_s
みなさんはビニール袋とポリ袋の違いは御存じでしょうか?袋といってもビニール袋の他に紙袋、布製の袋、米袋等様々あり、細かな部分までは気にした事が無いという方が大半です。

私個人の感覚だとスーパーに買い物に行った時に渡される袋がビニール袋で、ペットボトルや燃えないゴミを捨てる袋がポリ袋だというイメージを持っていました。

ですがビニール袋とポリ袋で名前が全く違うことから素材が違う可能性があり、その場合、今まで何気なく一緒にゴミ袋としてまとめていた物が実は全く別物で、実は違った処理をしなければならない物であるということも考えられます。ですので、今回はビニール袋とポリ袋の違いについて調べました。


ビニール袋の性質とポリ袋の性質

ビニール袋はプラスチックの中のビニル基からなる塩化ビニルという素材で作られていた事、
ポリ袋はプラスチックを化合して作られるポリエチレンという素材で作られていた事からビニール袋、ポリ袋という名前で呼ばれていたのが始まりですが、

プラスチックの加工技術の向上を経て、実はわれわれの周りで見かけるレジ袋やごみ袋等、そのほとんどがポリマーの化合であるポリエチレンで作られたポリ袋なのです。

ポリエチレンの特徴として、素材自体がより安価で、透明で加工がしやすい事と、伸縮自在で耐久性も高いことがポリエチレンの特徴ですので、

より安価で使える分世間への浸透も早く、その後様々な場所でプラスチック素材、つまり広い意味でポリ袋が使われています。

一方、定期券入れの透明な部分、子どもがよく持っているキャラ物の水着入れ等、1部ではありますが、塩化ビニルでできた本当の意味でのビニールが使われていますが、
普段のビニール袋という呼ばれ方とは大きくかけ離れております。多くの場面でポリ袋が使われているのに、何故ポリ袋がビニール袋とまとめて呼ばれてしまっているのかを次でまとめます。


何故ビニール袋とポリ袋は一緒にまとめられて呼ばれてしまうの?


プラスチック加工の研究により、戦後の1945年~50年にポリ塩化ビニル、ポリエチレンがほぼ同時期に生まれました。
その中で最も加工しやすかったポリ塩化ビニルを使って、ビニール袋が作られるようになり、汎用的な袋として日常的に使われていました。
ですのでプラスチック素材でできた袋としてビニール袋が1番最初に誕生したのです。


1960年以降になると石油化学の大量生産化が進み、プラスチックを使った製品をどんどんと世に送り出していこうとする機運が生まれました。
同じポリエチレンで作られたフラフープ等が流行したのもこの時期です。
そんな中、より安価で薄く柔らかく、それなのに耐久性に優れていて、食品を入れるのにも適しているポリエチレンで作られたビニール袋が誕生し、今のようなスーパーの買い物袋として、ビニール袋にとって代わる形で世に瞬く間に広がっていきました。

ですが、かごか紙袋しかなかった時に、透明なプラスチックでできたビニール袋という印象が強く、素材が変わっても名前が定着しきっていた為ビニール袋と今でも呼ばれているのです。

スポンサーリンク



ビニール袋の環境との関係

最近エコバック運動が流行しています。不要な石油消費を減らすことは環境に良い影響を与えると考えられていますが、実は良い点と悪い点があり、良い点として、人に環境配慮の意識付けを行う事ができる事と、袋のポイ捨てを減らし、環境汚染を防ぐ効果があります。

反対に実はポリ袋は石油精製で出た廃油で作られている為、石油自体は消費しません。ポリ袋作る事自体は環境に悪影響は少ない上にむしろ廃油を捨てる環境汚染をなくすことができるので効率が良いと考えられます。


いかがでしたか?ビニール袋とポリ袋の違いは、素材がビニル由来かプラスチック由来かという違いによるもので、塩化ビニル素材で初めてビニール袋が作られた為、ビニール袋と今でも慣れ親しんで呼ばれています。

ポリ袋について多くのメーカー、問屋さんのホームページにて様々な種類の物を紹介されている一方で、多くの企業が、普通の方が呼ぶ分には全てビニール袋で良いという所が多く、普段手にしているビニール袋に親しんでほしいという心意気が伺えます。

ビニール袋とポリ袋、似たような言葉の違いですが、その違いをひも解くと、世界の化学技術の発展、流通の変化等多くの事が背景にあるという事がわかります。
明日から使える豆知識に使って頂けたら幸いです。

スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ