ハヤシライスとハッシュドビーフに違いはあるのか?

スポンサーリンク

08e09a304da83365b2d1b94c48805fcd_s

世の中には似ているけど別物の料理がいくつかあります。

例えば「チャーハン」と「ピラフ」や「そうめん」と「ひやむぎ」などです。
違いをはっきり説明できません。
でもそれぞれを調べてみると、面白いエピソードや料理の奥深さを知る事が出来ます。
今回はこのように似ていて違いが説明できない「ハヤシライス」と「ハッシュドビーフ」について説明します。


ハヤシライスの「ハヤシ」って?

ハヤシライスの「ハヤシ」は料理用語ではありません。この名前には諸説あり、どれが正しいのか専門家でもわからないそうです。その中から有名な説をピックアップしました。

①「ハッシュドビーフ」から来た名前
「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が「ハッシュ・ライス」「ハッシ・ライス」になり、それが訛って「ハヤシライス」になった。

②「早死に説」
西洋料理が日本に入って来た幕末の頃は、日本では動物の肉類を食べる事を忌み嫌っていた時代でした。
得体のしれない肉が入った料理を食べると「早死にする」と心配する声があり「早死ライス」になった。

③丸善の創業者で医師の早矢仕有的が作った料理。

④上野精養軒のコックの「林」が作った賄い料理。

⑤元宮内庁大膳職主厨長の秋山徳蔵が考案した料理で、これを聞いた上野精養軒のコックの「林」が賄い料理で作ったら好評となってメニューに加わった。


ハッシュドビーフとは

ハッシュドビーフはイギリスの料理で、牛肉や玉ねぎを薄切りにして炒めて、デミグラスソースで煮込んだお料理です。
ハッシュは「薄切り」や「細かく」という意味の英語です。

スポンサーリンク



ハヤシライスとハッシュドビーフの違いとは?

ハヤシライスとハッシュドビーフに違いがあるのか調べてみました。この二つの料理はどちらもレシピが似ています。したがって出来上がった時の見た目や香りも似ています。

その二つを比べて強いて違いをあげれば、
・ハヤシライスはご飯と一緒、ハッシュドビーフはパンと一緒に食べる
・ハヤシライスはデミグラスソースとトマトソースの両方を使う事がある
事です。

ハヤシライスの「ハヤシ」に諸説あるように、発祥が定かではありません。
似ているこの二つのハッキリとした違いはまだ分かっていないのです。


ビーフストロガノフも実は似ている

ハヤシライス・ハッシュドビーフともう一つ、ビーフストロガノフが煮たお料理としてあります。
ビーフストロガノフも牛肉を使いソースなどで煮込んだもので、これはロシアが発症です。

しかしビーフストロガノフは日本では茶色が主ですが、本来は生クリームとサワークリームで煮込むため白い色なのです。
これは日本に入って来た時にサワークリームとご飯の組み合わせが日本人になかなか受け入れられないため、ご飯に合うアレンジにしたためです。


洋食は日本の文化

洋食とは西洋料理から西洋風料理全般を指し、言い換えれば日本で独自に発展した西洋風料理を指す日本料理の事です。

ハッシュドビーフやハヤシライスも、洋食をご飯に合わせて食べるために日本独自に進化しました。
サワークリームを使ったビーフストロガノフのようにお米と相性が良くないようなレシピでも、見事にご飯と相性抜群な新しい料理に変えてしまう洋食の文化は日本の誇りとも言えるでしょう。


さいごに

ハヤシライスの「ハヤシ」には「早死」と言う説もあり、ちょっと驚きました。しかし歴史を調べてみると、奥深い洋食の文化を知る事が出来ました。

洋食には他にカレーライスやオムライス・とんかつなどがあります。
幕末から明治期にかけての日本では西洋人に出す西洋料理を覚える事と日本人の好みに合う洋食を考え出す必要があり、その時代の料理人達の苦労を初めて知るきっかけになりました。


YouTube ルーを使わないハヤシライス : Hayashi Rice|Bon Appétit Chef


YouTube 基本のハッシュドビーフ


YouTube 「ハヤシライス」デミグラス缶で簡単! HAYASHI RICE Recipe

スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ