ささげと小豆の違いとは?どう見分ける?

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ササゲと聞いて「あれか!」と思う人は少ないかもしれません。小豆ほどメジャーな豆でないことは確かです。
ささげと小豆はどんな違いがあるのでしょうか。


「ささげ」と「あずき」の歴史


「あずき」はもう語るまでもない「餡子」の材料ともなる豆。歴史は古く、古事記にもその名が出てきます。縄文時代の遺跡からも発掘されていて、日本で古くから食されてきた豆です。

「ささげ」は平安時代には栽培が始まっていたようです。こちらも歴史がある豆です。

「ささげ」も「小豆」も「ササゲ属の一年草」という、仲間のような豆です。小豆は赤飯によく使われてきましたが、煮ると皮がやぶれやすく煮崩れするため、皮がやぶれるところから切腹を想像させ縁起が悪いとして、江戸の武士は赤飯にはささげを使っていたという歴史があるようです。


「ささげ」と「小豆」の見分け方


上記の写真でもよく似ている二種類の豆。見分け方はもちろんあります。
ささげは豆の目の部分の周囲に黒い境界線。
小豆は白一色。黒い境界線はない。

ずばり、これが見分け方。調べていると他にも色とか大きさとかの説もありましたが、色や大きさは品種や生育状況などに左右されがちなのでは?と思い、私はこの目の境界線説を取り上げてみました。

ちなみに花の色は、ささげは薄紫、小豆は黄色の花を咲かせます。

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ささげの食べ方

市販のお赤飯に入っていることがあるといいます。おそらく小豆だと煮崩れするため、見栄えよく売りたいお店側の工夫と思われます。
また南米では縁起物としてお正月に食べるところがあるそうです。
また、まださやが緑色のうちに収穫して天ぷらや炒め物として食べることもできるようですね。

小豆はこんなことにも使う


餡子の材料なので、食べ方などはもうご存知だと思います。そして食べる他にも小豆はとっても便利。お手玉の中身は昔は小豆を入れていました。そして現代の便利な使い方といえば「アイピロー」です。電子レンジで温めてから目の上に乗せると温かさが持続してとてもいい気持です。
お芝居の世界では、波の音や大粒の雨の音を作り出すときにしばしば利用されています。


皆さんの地域の赤飯はささげ?あずき?

地域によって赤飯は違うのだそうですね。私も自分が生まれ育ったところの赤飯が一番オーソドックスだと思っていたのですが、私の実家の地域はどうも他の地域と違う赤飯のようで・・・。

話が逸れました。上記でも出ましたが、煮崩れから「切腹」を連想して赤飯に小豆を使わなくなった武士に対し、北海道などでは小豆の赤飯が作られているそうです。ささげも小豆も味に大差はないと言われていますが、煮崩れするくらいなので、小豆のほうがやわらかく煮えます。その土地の考え方、風習によって、一つの料理でもいろいろな形があるものです。

おそらく武士の文化が色濃い関東はささげがおおいのかもしれませんね。

そういえばウナギのさばき方も、関東では背を切ると聞いたことがあります。これも武家社会が切腹を嫌ったためと聞きますので、武士もけっこう縁起を担いで生きてきたようですね。

赤飯にささげも小豆も使わない地域があります。私の実家もささげや小豆は使いません。実家は金時豆を使います。ですので、ささげや小豆の赤飯は初めて見たとき衝撃でした。

やはりこれも地域の歴史が絡んでいるようなのですが、金時豆の赤飯は豆が主張しているので、これはこれで食べていて楽しいですよ。

私もそうだったのですが、ささげも小豆もひっくるめて「小豆」と認識していたような気がします。同じくらいの大きさだから、同じような色だから、と一括りにしていたものが実は違うのかもしれない、と思うと、「実は似ているけど違うもの」というのが世の中にはたくさんあるのかもしれませんね。

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