【1畳】と【1帖】の違いはあるの?!

スポンサーリンク

1ffdc143c9d1bf81785a5b0baaa30cfa_s

先日不動産の広告を見て、ふと感じたことがあります。
チラシやネットでも間取り図の広さを表すのに【畳】と表記する場合と【帖】と表す場合の2パターンがあることに気づきました。

表記するにあたって、その違いは何かあるのでしょうか?

そこで調べてみた結果…

実は、決まった定義はないようです。
元々一般的には【畳】を使っていました。

現在の住宅の床材はフローリングが主体になっているのがほとんどです。
そのため、畳を敷いてる和室と区別するために和室には【畳】、洋室やリビングには【帖】を使うようになったと言われています。

畳の広さを基準にしているのに違いはないのですが、【帖】はそもそも薄いものを数える単位なんです。
【畳】という文字が和室の「たたみ」を連想してしまい、床がフローリングなのか畳なのかが分かりにくくなることから、使い分けるといった部分でも表記を変えているようです。

では、【畳】と【帖】についてもう少し詳しくみてみましょう。

【畳】と【帖】のサイズって

~畳の場合~
畳にはサイズの規格があり、寸法はそれぞれです。
そのサイズにも地域によって異なるため、その広さも違ってきます。

<京間>955×1,910mm
<中京間>910×1,820mm
<江戸間>880×1,760mm
<公団間>850×1,700mm

このサイズは身長から算出されたもので、中京間→名古屋付近・江戸間→東京など地域によっても異なります。

日本の建築は、建物の平面計画を畳の割付で決める「畳割り」という手法が用いられています。
畳を敷き並べてから柱の位置を決めるので、畳のサイズはすべて同じになります。

逆に江戸時代では畳割りではなく、柱を先に配置して平面を決める「柱割り」が主流でした。
それから畳を部屋のサイズに合わせた江戸間がが用いられるようになったと言われています。

スポンサーリンク



~帖の場合~
【帖】で表記される場合、畳とは違って具体的な数字が決められていないため、パッと見て広さがわかるものでもないんです。

ですが、数字で表さないと具体的な広さを把握できませんよね。

1帖を数字に換算する場合の「帖」には2つの説があるんですが…。

1帖って一体何㎡なんでしょう?!

1畳と同様、畳の広さが基準になっています。
畳でも江戸間と京間によっても大きさが違いますよね。
一般的に知られていて普及している畳サイズは中京間の910×1,820mm。

で、これに基づいて算出すると…
「1,65㎡」または中京間の畳サイズを簡易的にしたした900×1,800=1.62㎡で表すことが多いようです。

もう一つの説は…
「2畳」が1坪とされているので、計算すると1坪が約3,3㎡となります。その半分ですから約1,65㎡とされているのが、もう一つの説です。

実際の覚え方としては、間取り図に「フローリング洋室6帖」と記載されていれば、約10㎡と考えられるわけですね。

ですが、地域によって畳のサイズが変わってくるので、確認が必要になりますし多少の誤差は生じますのでご了承を…。

では、なぜ地域によって畳のサイは違うのでしょうか?!

平安時代より畳は板敷きの床の上に置く「置き畳」と呼ばれるものでした。
床より1段上がった畳の上に、位の高い人が座っていたとされていました。

先ほどもご説明しましたが、畳のサイズは基本的に【座って半畳、寝て一畳】と言われ、人の身長から割り出しています。
長辺(縦):短辺(横)の比率は2:1となり、1枚のサイズは京都・関西・関東・中部などの各地により異なります。

江戸時代の話になりますが、徳川家康が江戸幕府を開いてから江戸の人口が急激に増え、大工さんが手早く家を建てたいという希望から合理的な畳のサイズになったとの説があります。

畳のサイズが地域で異なるのは、家の建て方にあり関西は【畳割り】といって規格サイズの畳に合わせて家を建てています。
反対に関東は柱と柱の中心間隔をキリのよい長さに定め、これを基準にして様々な寸法を割り出ます。
このようなことで地域で1畳が変わってくるのですね。

つまり【畳】と【帖】は一緒です。
広告の関係性で文字が小さいと【畳】という文字が潰れてしまいますよね。
そういったことを防ぐことから、統一して【帖】を使って記載することが多くなってきました。

それに洋室に【畳】という漢字を使用するのも変ですよね…。
特にマンションなどに多いのですが、最近の部屋の広さが記載されているものを見ると、5,7や64,8など細かい数字の広さが多くなってきました。
この広さには【畳】は相応しないのです。
【畳】や【帖】で表しているものの他に、アルファベットの【J】で表している間取り図もありますので、ちょっとだけ気にかけてみてください!!

スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ