花笠まつり~山形の代表的祭り~
山形といえば、「花笠まつり」と言っても過言ではありません。
花笠まつりは、花飾りをつけた花笠を手にして、「花笠音頭」にあわせて山形市内のメインストリートをパレードします。
威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色が特徴であり、東北四大祭りの一つとも言われています。
運動会でも使用される花笠音頭は、紅花摘みの作業唄が起源であり、主に女性が踊り手の中心となっています。
おまつりの概要
1963年に山形県の蔵王の観光開発のPR目的で、「蔵王夏まつり」を開催したことが始まりです。
その頃は、花笠音頭パレードはイベントの一つとなっていました。
それから、1965年に単独で山形花笠まつりとして行われるようになりました。
山形で開催される花笠まつりは、夏の夜に山形市十日町~本町~七日町通りにて、3日間で総勢約150団体の踊り手がパレードします。
パレードの参加団体は、公式ホームページの方で募集をかけています。
ですが、飛び入りコーナーというのがあって、当日パレードに飛び入り参加できる面白い光景が見られます。
お祭りを観に行く方には、是非参加して欲しいと思います。
また、ミス花笠の紹介も行われ、山形の花笠まつりと山形の観光PRをする魅力的な女性達も出場します。
花笠音頭について
花笠まつりの振り付けは、山形県内各地域別に10種類程存在していました。
各地でそれぞれ踊っていたものを統一し、現在の花笠音頭とされました。
華やかに彩られた「ヤツショ、マカショ」の勇ましいかけ声が有名です。
花笠音頭の歌詞は、従来からあった歌詞に加えて、一般公募から集まった歌詞も加えて、全15歌詞で構成されています。
山形県のシンボル最上川の流れに沿った地域の名所や名物を、各々取り入れていると言われています。
花笠音頭以外の楽しみ方
花笠まつりでは毎年ゲストに歌手の方などをお迎えしています。
去年は足立梨花さんなどがいらしたようです。芸能人目当てに来られる方もいるでしょう。
最後にJR山形駅では、花笠音頭の発車メロディが採用されています。
まつりの思い出に、発車メロディまでも聞いてからお帰り下さい。
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