新嘗祭とは?2015年の日程は?

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新嘗祭(にいなめさい)という言葉を聞いたことのある人は多いと思いますが、どんなお祭りなのでしょう? 

あまり身近でおこなわれることはありませんが、全国の神社で執り行うお祭りの一つです。詳しく調べてみました。
 

新嘗祭ってどんな行事?

新嘗祭(にいなめさい 又は しんじょうさい)は、全国の神社で毎年11月23日に行われる儀式です。特に宮中祭祀として、天皇陛下が収穫を神に感謝する大祭のことを指します。

あるサイトで新嘗祭をハロウィンと表現していましたが、確かにハロウィンの起源はケルト民族の収穫を祝う非常に重要な祭祀でしたから、同じようなものかもしれません。

今のように海外から食材を求められる時代ではなかったため、毎年の五穀の収穫は日本国家にとって非常に大切なものでした。

そのため、神様にその年の豊穣を感謝し、次の年もたくさん収穫できますように、とお祈りを捧げたのが始まりです。

1873年から1947年までは「新嘗祭」として祭日になっていましたが、1948年からは「勤労感謝の日」と改称され、祝日になりました。

ちなみに、私たちは「祝祭日」などと言いますが、現在日本には「祭日」はありません。元々は神社のお祭りや皇室の儀式などを「祭日」と言いましたが、1948年以降は「国民の祝日に関する法律」により、すべてが「祝日」とされています。


2015年はどこでいつ開かれる?

上記のように、新嘗祭は毎年11月23日におこなわれますが、宮内で天皇がおこなう儀式のため、一般人は見ることができません。2013年12月に現在の天皇陛下が傘寿(さんじゅ)の誕生日(数え年で80歳)を迎えたのを記念し、初めて映像として一般公開されました。

宮中祭祀の中で最も大切なものとされ、毎年11月23日の夜から24日の未明にかけて皇居内の神嘉殿にその年収穫された穀物を供えます。午後6時から「夕(よい)の儀」、午後11時からは「暁の儀」が2時間ずつおこなわれます。

皇族が参列しますが、神前で神々に新穀を奉り、神々と共に召し上がる儀式(直会:なおらい)は天皇陛下以外はおこなうことはできません。ご高齢の天皇陛下の健康のため、昨年より暁の儀への出席は取りやめとなりました。夜遅くの儀式は大変気温が下がり、以前から医師に止められていたそうです。

宮中祭祀とは別に、各神社でも新嘗祭をおこなっています。靖国神社、寒川神社、伏見稲荷神社、出雲伊波比神社などなど。その中でも伊勢神宮は一般人が拝観できる中で最も規模が大きい祭祀のひとつです。

この新嘗祭では、宮中の神嘉殿で新嘗祭がおこなわれることを受け、聖寿の長久(天皇が長寿で元気でいること)、国家の隆昌(栄えること)、国民の平安を祈念します。宮中(皇居)から天皇の勅使が大御饌(おおみけ:神様に備える食物)を持って訪れ、それを供えるのです。



どんなところが見どころ?

早朝7時から外宮での「奉幣(ほうへい)の儀」、11時から内宮での「大御饌(おおみけ)の儀」、14時からは内宮での「奉幣の儀」があります。外宮での大御饌の儀は夜間におこなわれ、拝観ができませんが、それ以外は参道から拝観することができます。
 ※大御饌(おおみけ)の儀:天照大御神に食べ物を供える祭儀

一般人は儀式に参加することは出来ず、遠くから拝観するだけですが、それでも目の前を歩く神職の人々の多さが、どれほど大切な儀式であるかを物語っています。

行列の先頭には天皇陛下の姉である祭主が、オレンジ色の袴で歩きます。祭主とは、伊勢神宮だけに置かれている神職で、天皇の意志を祭神に伝えるのだそうです。

新嘗祭自体を見られなくても、伊勢神宮は紅葉の名所でもあり、広い境内のスケールに圧倒されます。出来るだけ早い時間から動けば、人混みを避けゆっくり回ることができます。パワースポットとしても有名ですので、是非早い時間に行ってみて下さい。

伊勢神宮は朝5時から参拝できます。外宮には無料の駐車場も完備されているので大変便利。外宮は1時間程度で回ることが出来ます。

その後3kmほど離れた所に月讀宮(つきよみのみや)という、天照大御神の弟神などが祀られている別宮があります。無料駐車場もあります。それほど知られておらず平日は観光客も少ないのですが、知る人ぞ知るかなり強力なパワースポットです。

ここから内宮に行く途中に「おはらい町」という観光街があります。郷土料理や土産物店が並び、テレビや雑誌で紹介された「五十鈴川カフェ」もあります。赤福本店があるのもこの通りです。土日祝日は歩行者天国となるので、ゆっくり街歩きすることができます。


内宮は1時間半ほどで参拝できます。パワースポットとしても有名で、内宮の御正殿前の階段に立つと、ものすごいパワーに声が出なくなってしまう人もいるようです。


伊勢神宮内は殆どが砂利道なので、ヒールなどで行くと大変疲れますし、転びやすいので危険です。できるだけ歩きやすい靴で行って、一日を有効に使って下さいね。



YouTube:伊勢神宮 新嘗祭 大御饌の儀