宝塚歌劇団になりきろう!宝塚メイクの仕方
憧れの宝塚。一度はやってみたい宝塚メイク。宝塚ファンが憧れる舞台メイクのコツを調べてみました。
普段はできない目鼻立ちくっきりのメイク、ちょっとやってみたくありませんか?
こまかい特徴のベースメイク。
男役中心で簡単に紹介します。まず、顔全体にワセリンや馬油などを薄く塗るのだそうです。
その上にお肌のベースカラーを塗っていくのですが、男役と娘役の人はベースの色が違うようで、男役の人は普通のファンデーションより赤みが強い色で男性らしさを強調、女役の人はピンクに近いような色を使い柔らかい印象を表現するようです。
メイクにもこだわりがあるのですね。そして赤いドーランをほお骨にそって入れてぼかすなどお肌の色を重ねていき、最後は粉をはたいてマットな肌に仕上げていくのだそうです。
これぞ宝塚。鼻筋とアイメイク
宝塚といえば、彫りが深く目がぱっちりしたメイクですよね。とくに男役はキリリとした顔立ちが多く、日本人の顔を西洋風に見せるというような技はすばらしいですよね。
やはり色使いで顔を見事に変えているのですね。
目頭から眉の内側、そして鼻筋の少し脇に陰になるような濃い目の茶色でメイクをしていきます。
鼻筋のそばに入れた色は小鼻にむかってのばしていきます。とくに目頭周辺はおもいっきり入れたほうが宝塚っぽいのではないでしょうか。
きちんとのばしておきます。
そして額と鼻筋に白い色を入れて光が当たっていることを強調します。これでずいぶん彫りの深い印象が出来上がると思います。
男役の方はもみあげなども描くのだそうです。髪の毛との境目がわからないように、髪の毛の生えているところまでしっかり入れています。
アイプチやシール状のもので二重瞼を作り、アイラインをひき、アイカラーを入れていきます。
アイラインはおもいっきに目じりを伸ばし、目頭も鼻側へ少し伸ばすと大きな目になり舞台に映えると思います。
下まつげも描いていきます。男役はわりと描くそうですが娘役の方は下まつげもつけまつげの方が多いようです。
アイライナーはリキッドタイプが描きやすそうですね。
その後、自分のまつ毛にドーランや粉がついて白っぽくなっていると困るのでマスカラを塗り、上のまつ毛のつけまつげをつけていきます。
眉もしっかり描きます。眉は一色で描かず、薄い色から形を書いていき、中央部分に向かって濃くなるように重ねて自然な感じを出すようですね。
最終仕上げ。眉毛とチーク、口紅
チークはほお骨に沿って縦にすっと入れてシャープさを表現するようです。
口紅は娘役のほうが断然赤く入れますが、男役もきちんと塗っています。
赤い口紅に肌の色のドーランや茶色などを混ぜて肌に近い赤みのある色を作って塗ります。
簡単に説明するとこんな感じです。
今回は主に元宝塚の彩羽真矢さんの動画を参考にさせていただきました。宝塚のみなさんも歌舞伎役者さんのように自分でメイクされるのだそうです。
先輩方に教えていただき、また自分たちで研究しながらメイクをしておられるのですね。最後にはご自分で髪の毛のセットもしておられます。最初の彩羽さんが徐々に変わっていくヅカメイク、見入ってしまいます。
便利な道具や使っている化粧品の種類や色もカメラに近づけて教えてくださっていますので、同じものがなくても代用品を探しやすいかもしれません。
もちろん化粧品も舞台用のメイク道具なので、そういう舞台メイク専用のものがあれば一番ですがお高いですよね。ちょっと真似してみるときは百円ショップのものでも代用できるようです。
実際二重を作るテープなどは百円ショップのものを使っていらっしゃいましたので、身近なものでできそうです。
特に男役のメイクは濃い色を多く使うようです。ちょっと日頃使う色ではないような濃い青などもありますので、うまく代用品を探せるといいですね。
化粧品以外の道具としてはパフを数枚、鏡、口紅筆は最低必要なようです。
お水を使う場面もありましたがここまでやるとプロ仕様かな?
あとはあなたの腕次第!お試しあれ。
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