文鳥の爪切りは必要?
鳥を飼っている人から時々聞くのが、そろそろ文鳥の爪切りをする時期なので憂鬱という事です。
鳥の中でも文鳥は、爪が伸びるのが早いそうで定期的に爪を切らなければいけません。
鳥にも爪切りが必要な事を知りませんでした。
文鳥はどうして爪切りをしないといけないのでしょうか。
そもそも爪切りって必要なの?
猫は、部屋の壁や外の大きな木で爪とぎをしている姿を見ます。犬も飼い主さんが抱っこして爪切りしたり、トリミングの時に一緒に切ってもらったりします。
爪が伸びるのが早い文鳥は、爪が伸びると止まり木が握れなくなったり、巣に引っ掛かったりします。
引っ掛かって動けなくなったり怪我をするかもしれないので、爪切りは必要だとされています。
どうやったら落ち着いてくれる?
文鳥は爪を切らないと、止まり木が上手く握れなくなります。怪我をしてもいけないので、3~4か月に1回くらいのペースで爪を切らなければいけません。
鳥の小さな爪を切るのは、慣れていない人には大変な事です。
自分以外の他の人の爪を切ってあげる事でも難しいので、落ち着かずに暴れる文鳥の小さな爪を切るのは大変な事でしょう。
動物病院に連れて行くと切ってくれますが、その都度病院に連れていく事はお金も時間もかかります。
飼い主さんが切った方が良いそうです。
文鳥の爪を切るときに、まずは「保定」をしっかりしなければいけません。
文鳥が病気になってお薬を与えなければいけなくなった時にも保定は必要なので、爪を切る前に何回か練習をしておくといいでしょう。
やり方は文鳥を上から手でそっと掴み、人差し指と中指で首の横を固定します。
お腹の部分は親指・薬指・小指で力を入れずにやさしく包み込みます。
お腹には全体に力がかからないように気をつけましょう。
爪を切る手は効き手の方が良いので、保定は聞き手と反対の手を使います。
そして保定した手の親指と薬指で切る爪の根元を持ち、爪を切ります。
しかし保定で暴れない文鳥はいないそうです。少し動きが落ち着いても爪を切った時の衝撃で、また暴れます。
切る時には切る爪のぎりぎりの部分を指で固定した方が衝撃が少なくなります。
保定のやり方も、少し工夫をするだけで文鳥がおとなしくなる場合があるそうです。
首の横を固定する人差し指と中指を首ではなく頭を押さえると身動きが取れません。
そして爪を切る時には指の位置が文鳥の顔と爪切りの間に来るので、文鳥には爪切りが見えず恐怖心を増やさずに済みます。
さらにひと工夫をするのなら、柔らかくて軽いタオルを使う方法もあります。
文鳥をお部屋でリラックスさせて、その時に後ろから文鳥にタオルをふわっとかけます。
文鳥は一瞬何が起こっているのかわからなくなり、動きが止まります。
この時にやさしく手でつかんでタオルですっぽりつかみます。
目の前が何も見えないせいか、この方法だと文鳥は比較的おとなしく落ち着いてくれます。
文鳥がおとなしくしてくれるので飼い主さんも落ち着いてタオルから足だけ少し出して、爪を切ることが出来ます。
爪を切るときに使う爪切りは、人間と同じもので大丈夫です。大きい物より小さい爪切りの方が、切りやすいそうです。
爪を切らないとどうなるの?
爪が伸びるのが早い文鳥は、爪が伸びると止まり木をうまくつかめなくなります。そして巣や人の服などに爪が引っ掛かるようになります。
その程度なら、文鳥の爪切りは文鳥が暴れて大変だし爪じゃないところまで切りそうで怖いから、やらなくてもいいのではないかと考える人もいます。
保定のストレスを与える方が文鳥の健康に良くないと考える人もいます。
文鳥の爪が伸びると、部屋で自由に放している時に人の服や絨毯などに足を引っ掛けやすくなります。
その場から動けないだけで済むこともありますが、飛び立とうとして無理に力が加わり骨折することもあります。
止まり木を握った時に爪が足に引っ掛かって怪我をする事もあります。
何かが起こってから後悔するのではなく、可愛い文鳥にもしものことが起こらないためにも爪切りは必要です。
YouTube 文鳥 保定状態の文鳥さんの動画
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