ブルーギルと天皇陛下の関係とは?

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ブルーギルという魚をご存知でしょうか?
北アメリカ原産の退潮20cmほどの淡水魚です。
繁殖力がとても強く、今では日本中の湖などに生息しています。

アメリカでは食用として利用されている魚ですが、日本では鮮魚店で見ることは無くあまり食用として利用されていません。
アメリカで生息する淡水魚が何故か日本中で大繁殖しており、問題の外来生物の一つとされています。なぜアメリカの魚が日本中に拡散したのか、その理由を調べてみました。

ブルーギルについて

ブルーギルは北アメリカ原産のサンフィッシュ科に属する淡水魚の一つです。

カナダやアメリカ合衆国など北米に広く分布している魚で、雑食性で貝類・小魚・水生昆虫を餌にしています。
これらが不足している時はブラックバスの巣を襲って卵を食べたり、水草を食べたりします。

春から夏が繁殖期で、素で産卵・受精が終わった後には雄が巣に残り敵の魚から卵や稚魚を守ります。


ブルーギルと天皇にはどんな関係がある?

ブルーギルは北アメリカ原産の外来種の魚です。もともとその地域にいなかった外来種の魚は、新しく住み着いた川や湖で繁殖するとそこの生体系や経済に影響を与える環境問題として取り扱われることになります。

そしてブルーギルは「特定外来生物による生態系などに関わる被害の防止に関する法律」で2005年1月に指定第一次指定種の魚類のリストに入りました。このリストに入ると飼育・保管・運搬などが規制されて、必要があれば国や自治体が防除を行う事があります。

ブルーギルはこのように取り扱われる魚なのですが、この魚が日本に広く分布され催促するようになったことには今上天皇が大きく関わっていると言われています。

1960年に当時の皇太子が外遊先で、アイオワ州で捕獲されたミシシッピ川水系原産のブルーギル15匹を当時のシカゴ市長から寄贈されました。

それを持ち帰ったのが、日本に初めて入って来たブルーギルです。

その15匹は水産庁淡水区水産研究所が、食用研究の対象として飼育しました。

数年後これらのブルーギルは静岡県伊東市の一碧湖に放流されました。

この後、ブルーギルは一碧湖以外にも日本中のあらゆる湖沼に拡散し、各地で在来魚種の卵や稚魚を捕食して問題になりました。

繁殖力や生命力が強く、水質が落ちても数は増え続けます。一碧湖に放流されたブルーギルがこれほどまでに広く全国に広がった根拠は明らかにされていませんが2009年に三重大学が発表したDNA解析結果では、全都道府県で採取した標本全てとアイオワ州で採取した物が完全に一致したと発表されました。

皇太子は天皇即位後に、アメリカから持ち帰ったブルーギルが日本中にこのような影響を与えていることに対して心を痛めていると発言をしています。

食用として期待が大きかったブルーギルは研究の結果、生命力はあるが成長が遅いことから養殖に適さない事が判明されています。

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ブルーギルの利用法は?

ブルーギルは、湖沼で暮らす他の魚の卵や稚魚を捕食して生態系を荒らします。そして成長が遅いことから養殖に適さない魚だという事も判明されました。しかしブルーギルは全く何にも利用が出来ない魚ではありません。

雑食性のブルーギルは市販の釣り餌や食用の魚肉ソーセージなどを餌として認識します。そして雑草などでも口に入る大きさなら餌と認識します。これにより釣り初心者には喜ばれる魚で、餌を漬ければ簡単に釣る事が出来ます。

そしてブルーギルは養殖にはむいていませんが、食べることが出来ます。
アメリカでは釣ったブルーギルを持ち帰って家庭で調理して食べたりするそうです。

日本でも給食などに利用できないかとハンバーガーの具材にするなど工夫が繰り広げられてきました。
川魚なので寄生虫がいるかもしれないなどの理由から刺身での生食は避けた方が良いのですが、フライやムニエル・アクアパッツァなどに調理すると美味しく食べられます。

白身で淡白な味はタラや鯛に似ていると言われています。
そして魚粉は、畜産の飼料や魚類の養殖飼料としても利用されています。

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