ヒヨドリとムクドリの違い・・・そっくりな鳥の見分け方

スポンサーリンク

fd62be308b586cda6b4cb63a8ad826c9_s
ヒヨドリとムクドリ。認識としては「小鳥」ということで、実は少々混同している点も少なからずあります。どちらもかわいらしい鳥ではありますが、人間の生活にはちょっと厄介な一面もあるこの鳥たち。ヒヨドリとムクドリの違いと生態を学んでみましょう。


ヒヨドリとムクドリは害鳥?


ヒヨドリが集団になって現れて困るのは農家の方々。集団で畑にやってきては作物を食べてしまう厄介者なのです。イチゴやみかんなどのフルーツだけでなく、ブロッコリーなども食べてしまう食欲旺盛な鳥です。

一方ムクドリ。作物というより木の実や柿などを好んで食べるようですが、大挙して住宅街にやってくるとけっこうな鳴き声を発するので、騒音だとする方も多いと思います。

鳴き声はヒヨドリが「ヒーヨ」という感じで鳴くのに対し、ムクドリはどちらかというと「ギャー」と鳴くので、やはり街中で騒がれるとムクドリのほうがうるさく感じそうです。


ヒヨドリとムクドリの見分け方


ヒヨドリもムクドリも日本の広範囲で見ることができるので、混同してしまいがちです。
大きさは、尾羽まで入れるとヒヨドリのほうが若干大きいようですが、ヒヨドリは若干細身。大きさだけだとはっきりしませんね。

一番外見でぱっとわかる違いはくちばしの色かもしれません。ヒヨドリはくちばしと足が黒っぽいのに対し、ムクドリはくちばし全体、足が黄色。体の大きさや色は似ていても見分けがつきそうです。野鳥も調べていくと面白いですね。

ヒヨドリ
20070331172228

ムクドリ
mukudori04

彼らはベジタリアン?


どちらの鳥も、基本は果物や野菜、木の実などを食べるようですが、ほかの鳥のように時には虫だって食べています。でも、甘党のヒヨドリはフルーツには目がないようで、庭先にオレンジやミカンを切って置いておくとすぐやってくるそうです。


ムクドリは「椋(むく)の木の実」が好きなのだそうで、それで「ムクドリ」と呼ばれるようになったという説があります。ムクドリは昆虫の幼虫も食べていますし、ヒヨドリは主に繁殖期になると虫も食べているようです。


ヒヨドリとムクドリの、人間との関わり


日本全国にいる鳥ですので、人間との接触も多いですよね。
ヒヨドリは仔飼いにすると人間に慣れやすく、きちんと飼い主を見分けるまでになるそうです。ヒヨドリは頭がいいのですね。平安時代の貴族達がペットにしていたようで、和歌にも詠まれています。なんとなく優雅なお話。
スポンサーリンク


通常、木の枝などに枝などを集めて巣を作ります。繁殖期は5月から9月くらい。巣を作って4個前後の卵を産みます。ひなが生まれると、お父さん鳥、お母さん鳥にお世話してもらいながら、10日ほどで巣立ちします。巣から出はしますが、巣のそばにいて、しばらくは親鳥と一緒に行動するようです。

ムクドリのほうは、あまりほほえましいエピソードがないようです。やはり群れをなして飛んでくるので、あまり「かわいい」というイメージが少ないのかもしれません。

ムクドリは地方によって呼び名が違うそうで、「モズ」「ツグミ」「ヤマスズメ」などいろいろな呼び方があります。

昔は、このムクドリが農産物の害虫を捕食してくれるため「ありがたい鳥」だったのですが、最近は住みやすい場所がどんどん減っていき、それにあわせてムクドリも都会進出。街ではすっかり害鳥です。

大きくない鳥でも、駅前の広場や街路樹などに集団でやってこられると迫力もたいしたもので、けっこう怖いです。声の被害だけではなく、糞の害もありますので、住人や駅を使う人には本当になんとかしてほしい話です。


実際、駅前や街路樹に来るムクドリをなんとかしようと対策をする自治体などもあります。捉えられたムクドリの声を流して危険さを訴えてムクドリにご移動願ったり、街路樹にネットを張ったりしているようですが、これではムクドリが減っているのではなく違うところへ行きまた同じ様な害で人間を悩ませてしまうだけなので、根本解決には至らないみたいですね。同じ様にアメリカでもムクドリの仲間が群れで都市部に現れるため、「害鳥」とされているそうです。

ヒヨドリとムクドリ、大きさが似ていてちょっとそっくりな鳥ではありますが、事情は少々異なるようです。
似ている鳥の、似ていない境遇のお話でした。

スポンサーリンク



One Response to “ヒヨドリとムクドリの違い・・・そっくりな鳥の見分け方”

  1. 小澤 より:

    家の庭に小鳥が来ますが、おそらくムクドリではないかと。をあげていますが、今週に入ったら殆ど来なくなりました。隙をみて、メジロも食べていました。

コメントを残す

サブコンテンツ