シバンムシの発生源とは~どう対処する?~

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みなさんは、シバンムシってご存じでしょうか?
屋内害虫として、生存しています。
1995年現在で世界で約2,000種、日本では62種が記録されています。
最終的には全世界では数倍、日本産は150種程度には達すると推測されている。

〈特徴〉
成虫の形態・・・長楕円形から円筒形
色・・・・赤褐色から黒色
体長・・・1 – 数ミリメートル程度。
形態・・・長楕円形のものの外形は、カブトムシの雌を     ごく小さくしたような感じ

食性で2種に分けられます。
●乾燥木材を主に食べる・・・食材性
●きのこを主に食べる・・・食菌性

食品害虫として顕著なタバコシバンムシとジンサンシバンムシがいますが、今回この2種について詳しく調べていきましょう。


★タバコシバンムシ
成虫体長…1.7~3.1㎜
体色…赤褐色で、黄色の短毛で覆われている
幼虫体長…孵化幼虫で0.5㎜、老熟幼虫で3~4㎜
体色…乳白色
蛹体長…約3㎜
体色…淡黄白色
卵体長…0.4~0.6㎜
体色…乳白色
頭部は大きいが下を向いているため、背面からは見えません。
成虫は午前中はほとんど活動せず、午後から夜間にかけて活発に活動します。
また、出現時期は一般に4月から11月くらいですが、暖房された部屋においては冬季でも出現が見られています。

タバコシンバムシは日本全土に分布しています。
食品工場やタバコ工場などから発生します。
スーパーや一般家庭でも乾燥食品から発生します。

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★ジンサシンバムシ

成虫体長…1.7~3.0㎜
体色…赤褐色で黄色の短毛に覆われている
幼虫体長…孵化幼虫で0.35㎜、老熟幼虫で3.5㎜ほど
体色…黄白色
卵体長…0.4㎜以下
体色…乳白色
頭部は下を向いているため、背面からは見えません。
成虫は4月から出現しますが、暖房された室内では冬季でも若干見られます。発生は年1~3回、発育に最適な温度帯は22~30℃で、幼虫期間は温度によって著しく異なります。幼虫の低温耐性は強いですが、13℃以下では発育はしません。

卵は食物の隙間に1粒ずつ産み付けられ、孵化幼虫は活発に歩行をします。
その後、食物の表面近くにとどまり、成長とともに内部に食入します。
老熟幼虫は、孔道内で糞や屑などを唾液で固めて楕円形の蛹室を作り、その中で蛹化します。
成虫は光に誘引されやすいため、ライトトラップにも捕獲されます。

ジンサンシバンムシも日本全土に分布しています。食品工場や漢方薬を扱う製薬工場、飼料工場などの動物質・植物質から発生します。
野外においても、鳩の巣やハナバチの巣からの発生も確認されています。

では、実際見つけてしまった場合はどうすればいいのでしょう。


〈シバンムシの駆除方法〉




発生したシバンムシは、スプレー殺虫剤で駆除できます。
タバコシバンムシ成虫が室内に大発生している場合は、くん煙剤などで室内空間を一気に殺虫剤処理すれば、室内を飛んでいるシバンムシ成虫も駆除できます。
(雌成虫は、新たに被害を拡大させる(他の食品に産卵する)可能性があるので、室内をタバコシバンムシが多数飛んでいるときは、くん煙剤または捕獲して駆除しましょう。)

しかし、食品の中に潜っている幼虫や成虫には効果が出ませんので、くん煙剤処理後は発生箇所を探し、被害食品を破棄し清掃することが必要です。
シバンムシは乾物や乾燥植物の類を好んで餌にするらしく、発生源を見つけて叩かない限りなかなか駆除が難しい虫のようです。

米や乾物など食品の保管にはかなり気を使っていますし、目視でもこれら食品の周辺から虫を見つけることができません。
畳が原因になることもあるようです。

成虫は室内をよちよち歩いていることが多いようですが、飛ぶこともでき、穏やかな光に対しての走性があります。
羽化後4 – 12日は繭のなかでじっとしており、性成熟を待ちます。
生活環は季節にもよりますが年2 – 3世代。ジンサンシバンムシで一生は90日と言われています。
成虫は温度により10 – 25日程度生存し、低温のほうが長寿で、大型の雌に産卵させずにおくと1ヶ月以上生存します。

暖かい季節が成虫の活動期で、5 – 11月に主に現れ、保温性がよい屋内では真冬でも出現します。


どんな家庭にも潜んでいる可能性はあります。
見つけても駆除する方法はあるので、慌てずに対処してほしいと思います。

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