カナブンは本当に害虫なのか?

スポンサーリンク

315b13c8ee1fcd5aafd50ca9788ee637_s

適当にプランターで花を育てていたわが家の庭ですが、本格的に土を起こして草木を育てることにしました。

本を読んで調べたように土を起こす作業をしたら、そこには何かの虫の幼虫がたくさんいました。

色や動き方から、どうやらこれらはカナブンの幼虫らしいのです。

お花を育てることが大好きな友達が、幼虫をそのまま残しておくと花の根っこが食べられちゃうから駆除した方がいいとアドバイスしてくれました。

でも考えてみると今までも幼虫は庭の土の中にいたのに、雑草や簡単な花に害はありませんでした。

カナブンの幼虫は害虫なのでしょうか?

害虫と益虫

害虫とはペットや家畜・農作物などに有害な作用をもたらす虫の事です。特に昆虫類を現し、一般的に殺虫剤を使って駆除される事がほとんどです。

日常生活で接する機会が多い害虫は、ハエやゴキブリなどがすぐに思い浮かびます。

食品に触れたり混入するとの衛生面の問題が発生し、企業や飲食店のイメージダウンにも影響します。
害虫は他にバッタなどの農業害虫やシラミなど人体への害虫、家屋に害を与えるシロアリなども広く知られている害虫です。

害虫と対照的に何らかの形で人の暮らしに役立つ虫を、益虫と呼びます。
これは人の暮らしとその虫との利害関係で決まり、蜂蜜を提供してくれる蜂やダニ・ハエなどを捕食してくれるヤモリなども益虫の仲間に入ります。

益虫は直接資源を供給してくれるもの・害虫を駆除してくれるもの・農作物の受粉を媒介してくれるものなどに分けられます。

スポンサーリンク



カナブンとは


カナブンについて、よくコガネムシと区別がつかないという話を聞きます。
コガネムシとカナブンは見た目の色は似ていますが、大きさや胴体の作りが違うので並べて比べると違いが良くわかります。

どちらも日本中に生息しているような気がしますが、カナブンは北海道を除く本州・九州・四国・離島に生息しています。

2~3cmの大きさで色はメタリックブラウンの物が多いのですが、種類によってはワインレッドやディープブルーのものもいます。

成虫は樹液を餌にするので、カブトムシやクワガタムシと一緒に樹液を吸っている姿を図鑑などで見たことがある人もいるでしょう。幼虫の時は腐植を餌にします。

カナブンは益虫?害虫?

カナブンの幼虫は害虫だから、見つけたら駆除するようにと友達が言います。その友達は見つけるとすべて駆除しているそうです。

畑で作物を作るときに欠かせないのが土です。
土は作物を固定して倒れる事を防ぎ、温度の変化や有害物質から根を守る役割をします。

そして土の中の水分を根から吸収して成長させるのですが、根から吸収されるのは水だけではありません。植物や農作物も人間の体と一緒で成長には栄養が必要で、土の中の栄養素を根っこから吸収しています。

この時に植えてある土壌に栄養分が少なければ、栄養不足で作物が育たなくなる事があります。栄養たっぷりの土づくりに役立つのが益虫です。

益虫は土の中の腐植を食べて不要なものを分解して、必要な栄養の素を土に戻して土づくりに無く立ちます。栄養の吸収が促されるので、益虫が暮らしている土で育てられている作物は良く育ちます。

カナブンは成虫では樹液を餌にしますが、幼虫の時は土の中の腐植を食べて成長します。
カナブンの幼虫は実は害虫ではなくて益虫なのでした。

カナブンの幼虫は、腐植を食べて土づくりのお手伝いをしてくれます。駆除してしまったら勿体ないので調べた結果を友達にも教える事にしました。

後からわかりましたが、私の友達のようにカナブンの幼虫を害虫だと勘違いして駆除する人はたくさんいるそうです。

それは色や形が似ているコガネムシの幼虫と勘違いするからだそうです。

コガネムシの幼虫は土の中で植物の根を餌にします。

土に残しておくと育てている植物や野菜に被害が出ます。同じような幼虫のように見えますが、色や動き方に違いがあるのできちんと区別できるようにして益虫のカナブンの幼虫は土に残しておきましょう。

YouTube kanabun


YouTube カナブンの幼虫の背面歩行


スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ