ウーパールーパーが浮く原因とは!?
ウーパールーパーを知らない方の為に、ウーパールーパーとは1時期ペットとして流行した両生類の生き物なのですが、高い環境適応能力と愛らしい姿で今でもファンが多い生き物なのですが、今現在絶滅危惧種に指定されています。
そんな中で、これからウーパールーパーを育てたい方や、ウーパールーパーを今育てられている方にご紹介したいのですが、ウーパールーパーが水中で浮いてしまい、上手く泳げなくなる「ぷかぷか病」という病気があるのです。
水に浮くという事は水中でも生活するウーパールーパーにとって死活問題であり、すぐに治さなければならない病気ですので、ウーパールーパーが水に浮いてしまう「ぷかぷか病」について調べました。
ウーパールーパーとは
別名メキシコサンショウウオと呼ばれ、名前の通りメキシコの湖に生息する固有種であり、病気に強い事と襟巻のようなエラが可愛いという事で日本でもペットとして流行した生き物です。基本的に5℃~25℃の寒い水温を好み、繁殖も11月~1月の寒い時期に水中の水草に行います。ですので、いかなる場合も水は必要です。昆虫、エビ、ミミズ、小魚等を食べますが、人工飼料も問題なく食べる事ができます。そんな病気に強くなんでも食べるウーパールーパーが悩まされるぷかぷか病とは一体何なのかを次で紹介します。
ウーパールーパーが水に浮いてしまうぷかぷか病とは?
ぷかぷか病とは胃の中にガスがたまる事が原因で水に浮いてしまう病気です。原因として1番多いのがえさの与えすぎです。
胃に入った物を消化する時にお腹の中にガスが発生するのですが、このガスの発生源である食べ物が消化されないうちに食べ物をまた与えてしまう事が原因です。
同時に餌の量自体はウーパールーパーにとって適量であるものの、水質変化によるストレスや、餌自体が痛んでいた事で食べ物が上手く消化されないという原因もあります。
ぷかぷか病の特徴として、ウーパールーパーの右側が浮いてしまうと消化器官にガスが、左側が浮いてしまうと胃にガスがたまっている状態である為、消化器官にガスがたまっていた場合は食べ物自体が痛んでいた等の要因が、胃に問題がある場合は餌の与え過ぎという事がわかります。
ぷかぷか病になった時の対策
ぷかぷか病が治るまでは2週間ほどかかりますので、その間に具体的な対策としてしなければならない事を3点ご紹介します。・水温と水質の確認、水位を下げる
ストレスが原因の場合の対処法で、ぷかぷか病になるのは季節の変わり目で、水温の変化が出てくる5月に多いとされていてまずは水をフィルターの清掃と水の取り替えで綺麗にしてから、ぷかぷか病のウーパールーパーが泳げないというストレスを受けない為に足がつくくらいに水位を下げて水を入れ、水温が25度以下になっているかを確認してください。
・暗い所に置いておく
これもストレスを与えない為なのですが、元気な時は耐えられるのですが、病気でストレスを受けやすくなっている為、水槽に布をかけて周りから見えないようにしましょう
・断食
餌を与えないと不安になるものですが、病気を治す為だと思って我慢してください。5日~2週間程まで餌を減らしたり与えないでおきましょう。
途中何回かウーパールーパーに餌を与えようとしてもウーパールーパー自体が餌を食べようとしない場合は餌が原因である場合が多いです。
以上がウーパールーパーがぷかぷか病にかかって浮いてしまった時の対処法です。以上の事を試して2週間経過しても治らないようでしたら、お近くのペットショップの方に相談して、抗生剤、ガス消泡剤等状況に応じて投薬してください。ただ、ストレスを与えてはいけないですので、ペットショップまでウーパールーパーを連れていくことは避けましょう。
いかがでしたか?ウーパールーパーが食べ物の消化が上手くできない等の原因で、水に浮いてしまう事をぷかぷか病と呼び、水位を低くして暗い所に断食をさせて置いておく事が対処法だという事がわかりました。
特にウーパールーパーは環境適応能力が高く、陸地、水中でそれぞれ姿が少し変わるという事はありますが、元々両生類で変態しない生き物なのに、突然変異で陸地に適応した形に変態したりと様々な可能性を持った生き物なのです。
そんなウーパールーパーの生態を少しでも知り、5年以上生きるウーパールーパーを大切に育ててあげてください。
ウーパールーパーとぷかぷか病について映像で紹介したいと考え、動画にて紹介させて頂きます。
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