高い声がかすれるのは何故?
声がかすれることは、誰でも経験があると思います今回は高い声がかすれる原因について書いて行きます。
高い声がかすれてしまう原因は?
高い声がかすれるのは、自分の音域にあっていない声を出そうとしているからです。人間の出せる声の高さは、低い方をもっと低くすることは出来ませんが、高い声を出そうとすることはトレーニング次第で幾らでも行なう事は出来ます。
まず原因は、声帯の形が悪いと言うことです。声を出すときは声帯を震わせて声を出して話したり、歌ったりしています。また、高い声を出し慣れていないため声帯にも負担が掛かりに声がかすれてしまい元々高い声を出すことが不得意なのに無理矢理出しているのでかすれが起こります。
また、息の使い方が悪いのは右肺と左肺の大きさが違い、インナーマッスルの力にどうしても左右差があるので高い声が出にくいのです。このため右肺と左肺の息の当り方にムラがあり声の出方に差が出てしまいます。
ウエスト当りを両手で掴んで左右のバランスを気にしながら、左右の肺で息を吐けるようにイメージしながらトレーニングを積むと声が徐々に高くなって行きます。これをする事により高い声が綺麗に出る可能性が高くなります。
かすれないようにするにはどうしたらいい?
声がかすれる原因は、声帯に炎症が起きているためです。声帯や喉が炎症を起こすのは
色々な原因があります。一番多いのは風邪、これは自分の身体が疲れている状態の時に喉に菌が付着してそれ原因で風邪を発症して喉がかすれるような症状が出ます。
声をかすれさせないようにするにはある程度、喉のケアを行なう必要があります。喉は乾燥に弱いので乾燥させないように湿り気を保つことです。こうすることで喉は常にぬれた状態を保つことが出来て声のかすれも無縁となります。
例えば、夏場でもクーラーを避け、扇風機に変える等そういった小さな気遣いを行なう事が重要です。これが出来ず冷房の中で過ごしてしまうと声帯自体が乾燥して声のかすれを起こしてしまいます。
日常生活の中では鼻呼吸を徹底的に意識することです。鼻呼吸の良いところは口呼吸に比べ、鼻を空気が通ることである程度湿り気を帯びて呼吸することになります。
たとえ外気が鼻から入ってきても天然の湿気である程度喉への有害なものを取り除いてくれるので鼻呼吸をする事は喉や声のかすれから守る行動となります。
この他では声を必要以上に使いすぎない、マスクを付けて行動し、極度に喉を冷やしたりはしないようにする等があります。また、寝起きはどうしても口が開いてしまい寝起きは声がかすれるという場合には、枕元に水を置いて喉を湿らせるか等してください。
また薬局などに行くと口が開かないようにするテープなどが売られていますので、そういったものを使い口が開かないように寝ることが出来るようになります。最初は難しいかもしれませんが慣れてくれば自然と出来るようになります。
まとめ
どうしても声がかすれるというのは、ポリープなどの病気が隠れている可能性があります。
そのため高い声が最近出づらいなと感じる場合には、一度耳鼻咽喉科で検査をして見ると声が出ずらい原因が解消出来るかもしれません。
喉はある程度休ませる事も大切です。高い声を出すとカラオケなどで歌っても楽しいことは間違いないですが、無理をして声を潰しそれが治らないという最悪なケースを避ける必要があります。
喉は消耗品みたいなところがあり、デリケートな臓器でもありますからある程度気を配る必要性があります。そうしなければ高い声を出すことは中々難しいと思われます。ある程度カラオケを歌わない期間を設けたり、しゃべらない時間を作ると喉のためにも良いでしょう。
しかし、どうしても高い声が出ないのは声帯に原因があるようですから、ある程度諦める必要もありそうですね。
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