重曹で足の臭いが消える!?重曹を使った簡単便利な消臭方法
汗をかく季節、足の臭いや靴の臭いも気になるところです。
女性は冬もブーツを履くため、足が蒸れて臭いの原因になりやすいようで、ある統計では女性のほうが足の臭いが強いという話も。
重曹を使った足の臭い対策は、意外と簡単なやり方があります。
足の臭いを気にしている方はやってみるといいかもしれません。
足の臭いの原因を知る
足の裏にはエクリン腺とよばれる汗腺が多く、この汗腺からかく汗により体温を調節しています。
もちろん体中にエクリン腺はありますが、足の裏は特に汗腺が集中しているのだそうです。
この汗腺から出る汗はほぼ無臭。
この汗とともに古い角質が流れ、この角質を細菌が分解するときに臭いを感じるようになるらしいのです。
足が蒸れている状態が続くと菌が繁殖し、どんどん臭いの原因を増やしてしまいます。
足の裏は一日コップ1杯の汗をかくといいます。
できる限り足の通気性は保ちたいものですが、仕事中はなかなかそうもいかないという人も多いですよね。
重曹でできる、足の臭い対策
重曹は「炭酸水素ナトリウム」といい、人体に害のない安全性から、台所から赤ちゃんのおもちゃのお手入れにまで幅広く使える便利なものです。
足湯のやり方は簡単。
洗面器に重曹とお湯(水でも可)を入れて重曹をよく溶かし、足を入れて15分。
下の動画ですと大さじ3にお湯は洗面器一杯分。クエン酸をいれるとお肌にもいいようです。
足の指の間も洗いましょう。
これでずいぶん臭いがなくなるようです。
もちろん、今後ずっと臭わなくなるというわけではありませんので、臭いが気になる方はまめに足湯でリフレッシュしましょう。
そして、外出先での応急対策として、150mlの水に重曹小さじ一杯をいれて溶かしたものを小さなスプレーボトルに入れて持ち歩き、いざというときにシュッと吹き付ける、というのも良いようです。
ユーカリの精油などを数滴たらしておくとさっぱりするのだとか。
また、重曹を手に取り、足の裏と指の間をこするというやり方でも足の臭いがかなり解消します。
雑菌が繁殖した足で履いている靴もやはり臭いもの。こちらも重曹で臭い消しができます。
使い古しの靴下に重曹を入れて口を縛り、靴の中にいれておくだけ。
臭いや蒸れてしまった靴の湿気もとってくれますので、おすすめです。
靴下の代わりにお茶パックや布のハギレをゴムなどで縛っても大丈夫です。
靴下も臭いが取れないと感じたら重曹の出番。
40~50度くらいのお湯を洗面器に張り、重曹を大さじ2杯ほど入れて溶かし、靴下を漬け置きします。
一時間くらいしたら簡単にもみ洗いしていつものお洗濯をすると臭いがとれます。
他にも足用の消臭スプレーや石鹸、殺菌作用のあるミョウバンを使う方法がありますが、小さなお子様がいるご家庭では安全のために重曹がおすすめです。(ただし、臭い等によってはミョウバンのほうが効果がある場合もあります)
重曹を購入するとき、「お掃除用」の重曹は不純物がはいっている可能性がありますので、「お掃除用」ではなく「食用」「医療用」を使ったほうがよさそうです。
※重曹はアルカリ性です。皮膚が弱い方、気になる方は手袋などをはめて取り扱うようにしましょう。
とにかく足を清潔に。
家にいるときなどは素足で過ごすなど、足を通気性のよい環境においたり、靴も2、3足を毎日履き替えたりして靴を乾燥させる、シリカゲルなどで靴の湿気をとることも対策になります。
そして足は可能な限り、汗をかいたら拭き取る。
足を清潔にし、靴の中も乾燥させておくのが臭いを遠ざける一番の方法だと思います。
生活面では、足の臭いを感じたらお食事もちょっと気にしてみたほうがよいかもしれません。
肉や乳製品は汗をかきやすくなるのだそうです。
食べ過ぎないように気をつけましょう。
あまりにも臭いがきつい人、いろいろな消臭対策をしてもダメな人は皮膚の疾患なども考えられます。
水虫などになっては大変です。医師にご相談ください。
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