舌を噛んだ!血が止まらない時は何科の病院へ行けばいい?
私は食事中によく舌や唇を噛みます。
しかも続けて毎食同じところを噛むことがあるので、数日後にはその場所が口内炎になる事もあります。
舌を噛むと口内炎が治るまでの間、2週間程度痛みとの戦いが続くので正直うんざりします。
私はこのように舌や唇を噛む事には慣れっこなのですが、ある友人は舌を思いっきり噛んでしまい血が止まらずに大変な目にあったと話していました。
血が止まらなくてパニックになったそうです。ここで舌を噛んだ時の正しい対処法や、血が止まらなくて病院へ行くときには何科を受診したらいいかなど紹介します。
舌を噛んだらどう対処する?
食事中に舌を噛むと、鋭く長続きする痛みと「またか」と言うがっかり噛んでテンションが下がります。繰り返して噛んだ時には、何もかもが嫌になるような何とも言えない自分に対する腹立たしさを感じます。
食事で舌を噛むのは顔のむくみで噛みやすくなる場合や、疲れていたり噛みあわせが悪くなることが原因です。
しかし舌を噛むのは、私のように食事中とは限りません。スポーツ中や転んだ時の衝撃などで噛むことがあります。
こういう時は食事中よりも強く噛むので、出血が止まらなくなり早めの処置が必要になります。
舌を噛んだ時、もし出血していなければ特に心配はありません。歯磨きをきちんとして口の中を清潔にしておけばすぐに治ります。歯磨きの時に間違ってブラシでゴシゴシ擦ると痛みが強くなるので気をつけましょう。
そして血が出た場合は、まず止血をしなければいけません。
口の中が血の味がして不味いからとうがいを繰り返す人がいますが、これではなかなか血が止まらなくなります。
清潔なガーゼが近くにあれば、それで噛んだ傷を圧迫して止血をします。
急いでいる場合はティッシュペーパーでもいいのですが、濡れた口の中ではティッシュペーパーは溶けてくっつきやすくなります。
くっついたティッシュペーパーを剥がすときに、止まりそうな血がまた出てくることがあるのであまりお勧めできません。清潔なガーゼなどが無い場合は、噛んだ舌を上あごに押し当てて止血します。
止血時間の目安は、15分程度です。止血を始めてから15分過ぎても血がどんどん流れてくるようなら、病院を受診した方が安全です。
舌を噛んだら何科を受診すべき?
舌を噛んで血が止まらない時は、手や足の皮膚を怪我して血が止まらない時と同じように病院で治療を受けた方が安全です。しっかり血を止めてもらって、そこが細菌感染を起こさないように専門医に診てもらえば安心です。では、舌を噛んだ時には何かを受診したらいいのでしょうか?
まず最初に候補として挙がるのが「口腔外科」です。虫歯を中心に歯を治療する歯科と違って、口腔外科は口の中の病気や怪我全般を専門としています。
口の中だけではなくて口の機能に関わる顎関節や唾液腺なども口腔外科での専門範囲になります。口腔外科は街の個人病院で見つける事は少なく、総合病院や大学病院などにあります。
近所に口腔外科の病院が見つからなかった場合は、耳鼻科でも大丈夫です。
耳鼻科と言うと耳と鼻の専門と思われがちですが、「耳鼻咽喉科」では喉とつながっている口の中の症状にも対応します。
しかしすべての耳鼻科や耳鼻咽喉科が噛んだ舌の処置をするとは限らないので、近所で耳鼻科を見つけたら電話で確認した方が良いでしょう。
そして近所に口腔外科も耳鼻科も無いと言う場合は、歯科や皮膚科でも対応できるので相談してみましょう。
最後に
いかがでしたか?舌を噛み切った時は、まずは止血することが必要です。舌の上ならガーゼなどを使わなくても上顎に舌を押し付けると止血できます。それでも血が止まらない時は、専門の病院で処置をしてもらいましょう。「舌を切ったら死んでしまう」とパニックになる人がいます。
しかし舌を噛みきって死んでしまうのは出血多量の場合か、切った舌が喉の方へ巻き込んで窒息するような時です。どちらもそう簡単には起こりません。
パニックになると心拍数が増えて血流が良くなって、血が止まりにくくなります。舌を噛んでもすぐに死ぬことは無いので、安心して落ち着いて対応しましょう。
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口の内側を噛みやすい原因 | 整骨院 東大阪市荒川
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