皆既月食と新月はどうして月が見えないの?この2つの違いは何?

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時々話題になる皆既月食を見たことがありますか?
僅かな時間ですが、月が完全に見えなくなって神秘的ですよね?

新月の日にお願い事をすると叶いやすいという説もあります。でもこの皆既月食と新月は、どちらも月が見えないのですよね?
どういうことなのでしょう。同じものなのでしょうか?ちょっと調べてみました。

月はどうして見える?

天気のいい夜に空を見上げると、きれいに輝いたお月様が見られます。満月の時にはウサギが餅つきをしている様にも見えますよね。

この美しい輝きは月そのものの色ではないって知っていますか?地球上の私たちが見ているあの月の輝きは太陽の反射光なのです。

地球は太陽のまわりを回り、月は地球のまわりを回る

地球は太陽の周りを365日かけて1週回ります。これを公転と言います。そして太陽のまわりを回る地球の周りを月が24時間50分かけて回っています。なんかややこしい文章になってしまいました。

そして月は地球の周りを公転している間に、同じく24時間50分かけて月自身も自転しています。その結果、月から見える地球の模様はいつも同じなのです。地球上から今見えている月の裏側を見ることはできません。

月は潮の満ち引きに影響を与えている

海の高さはいつも同じではありません。潮干狩りに行くと、浅瀬で集中して潮干狩りをしているうちに気が付いたら膝のところまで海水が上がってくるような事があります。

これが潮の満ち引きで、1日2回ゆっくりと高くなったり低くなったりしています。

これもなんと、月の影響なのです。空に浮かんでいる月が潮の満ち引きに影響を与えているなんて、信じられない話ですよね?

しかしこれは月の引力により起こる現象なのです。

月に面した海は常に満ちています。面していない海は、この月の引力が弱いので満ちてはいません。月は地球の周りを24時間50分かけて回っているので、その半分の12時間25分で満潮から満潮、干潮から干潮へ変わります。

月に引力があるように、太陽も同じ力を持っていますが地球と太陽の距離は、地球と月との距離と比べ物にならないくらいかけ離れています。したがって、月の引力ほどの影響は受けません。

しかし、地球や月の公転の過程で、地球から見た月と太陽の方向が重なるときがあります。この時には同じ力が重なるので引力が大きくなります。
この時の海は大潮と呼ばれる状態です。満潮と干潮の差が一番大きくなる時です。

皆既月食と新月の違いって何?

地球から見える月の色は太陽の反射光だとわかりました。そうすると、太陽と月の位置関係によっては反射する光が見えません。
何かが太陽の光を遮った時に月が見えなくなります。この遮っている「何か」とは地球なのです。

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皆既月食とは月が満月の位置にあり、月と地球の公転軌道が交わるときに起こります。ちょっと想像がしにくいかもしれませんが、これは太陽→地球→月が一直線にある状態なのです。こうなると太陽の光を地球が遮り影を作ってしまうので、地球から月は見えません。
前にも書きましたが、月の光のように見えるあの輝いた色は太陽から反射した光なのです。

では新月はどうでしょう?新月も地球と太陽・月が重なった状態の時になります。
しかし順番が違っていて太陽→月→地球の並びになった時を新月と言います。満月とは正反対の方向なのです。これでは地球から見える月には太陽の光が当たらないので、月が見えません。

このように皆既月食と新月との違いには、地球から見る太陽と月の位置関係の違いがありました。理解できたでしょうか?

因みに、大昔の人は太陽ではなく月の大きさで日にちを数えていました。新月の日を月初めと考え、次の新月の時に翌月が始まります。この新月の日は「月が立つ日」(旅立つ日)と考えられ、「月立ち」から一日を「ついたち」と呼ぶようになったという説があります。

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