生後6ヶ月の赤ちゃんは便秘になりやすい!?
子育て中のママさんの多くが直面する赤ちゃんの便秘問題。
特に母乳から離乳食へ移行する生後6ヶ月頃に便秘になるケースが多いようです。
大人でもつらい便秘・・・。
かの有名な孫子の格言、“敵を知り、己を知れば、百戦危うからず“に倣って愛するわが子を便秘の苦しみから守る為に、
まず敵(便秘)を倒すには敵(便秘)についての知識を蓄え、自分だけで対処可能か、はたまた病院に連れて行く必要があるのか見極めましょう!
便秘の前兆ってある?
あれ?そういえば最近赤ちゃんがウンチしていないかも・・・と気づいた場合は下記の症状が出ているかチェックしましょう。
・お腹が張っている
・食欲がない、食べても吐いてしまう
・機嫌が悪い(いつもより大声で泣く、考えられる理由が無くぐずる等)
・ウンチが固い
・ウンチをする際に痛がる
・肛門に炎症・傷がある(肛門裂傷)
赤ちゃんが自分で「いや~、最近便秘で苦しいのよね~。そろそろ病院に連れてってくれない?」などと言えればいいのですが(実際に言ったらちょっと怖いですが・・・)
当然ながら生後6カ月で流暢に喋ることはできないのでなるべく早く便秘のサインを読み取って便秘を解消してあげるようにしましょう。
どの位の期間ウンチが出なかったら便秘なの?
排便の頻度は赤ちゃんの体格、体質、食事内容等で個人差がある為、一概に“何日”とは言い切れず、数日出なくても問題がない場合もあります。
1週間を目安にという病院もありますが赤ちゃんの様子を見て、明らかに苦しそうな場合は早急に病院で受診しましょう。
生後6ヶ月頃の便秘の原因は?
個人差もありますが生後5,6ヶ月頃はミルクから離乳食への切り替えが始まる時期です。
離乳食へ移行したことにより、ミルクや母乳に比べて水分量が減り、水分不足によって便秘になったり、腸の発達によって体の中に便を貯められるようになる為、(この場合は病気ではないので問題無し。)新生児期や乳児期に比べて便の回数が減る等の原因が考えられます。
便秘の解消方法は?
1.果汁を飲ませる
果汁は腸内の善玉菌を増やす作用や便を柔らかくし、高い浸透圧で腸の活動を活性化させて排便を促す効果があります。
しかしながら与えすぎると下痢になりやすいので最初は様子を見ながら少しずつ与えましょう。
2.マルツエキスを与える
麦芽糖が腸内細菌により分解される際に生じるガスによって排便を促す効果があります。
尚、緩やかに作用し、下痢になりにくい為、安心して利用をしやすいです。
3.オリゴ糖を与える
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
ただし摂取しすぎると果汁と同様に下痢などの副作用もあります。
4.腸のマッサージをする
手の平で“の”の字を書くように赤ちゃんのおへそ周辺をマッサージします。
腸を刺激することによって排便を促しますが赤ちゃんの肌はデリケートな為、優しくマッサージするように心掛けましょう。
マッサージ方法の詳細は動画を参考にしてみて下さい。
5.綿棒浣腸をする
綿棒の先にオイル(ベビーオイルやオリーブオイル等)をつけて肛門を直接刺激することによって排便を促します。
あまり強くすると肛門に傷がついてしまうので優しく行いましょう。
(残念ながら綿棒浣腸の仕方の動画は見つかりませんでした・・・)
様々な対処方法をご紹介しましたがあくまでも民間療法の為、効果が見られない場合は速やかに医師の診断に頼りましょう。
今回のリサーチを通して多くのママさんが赤ちゃんの便秘に悩み、試行錯誤し、あの手この手で解消しようと奮闘している姿が垣間見え、やはり母の愛は偉大なり!と思う今日この頃でした。
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