日本人に多い?!視線恐怖症

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友達と遊んでいるとき、家族と会話しているとき、買い物で街を歩くときなど、何気ない日常の中であなたはどれぐらい周りの人からの視線を気にしますか?

自分がどう見られているのか、自分に向けられる視線が気になって苦痛を感じる。

人から見られているような気がして緊張してしまう。

しまいには、人と目を合わすことが出来なくなる。

視線を向けられることに恐怖を感じてしまう。

そんな心の病気があることをご存知でしょうか。視線恐怖症についてご紹介します。

視線恐怖症とは


視線恐怖症は、周りの人からの視線に対して、自分は変に思われているのではないか嫌われているのではないかなど不安を感じてしまう不安症状のことです。

人からの視線に不安を感じる症状が一般的に知られていますが、逆に、自分の視線が人を不快にさせてしまうのではないかと考えすぎてしまう症状もあるそうです。

視線に関して感じる不安や緊張から、仕事や勉強日常生活に支障を来たす場合があります。

視線恐怖症は対人恐怖症の症状の一種です。

例えば、人前で話をするとき誰でも緊張すると思いますが、そこに異常な不安や恐怖心を感じてしまうという病気です。

視線恐怖症の他にも、人前で顔が赤くなってしまうのではないかと思ってしまう赤面症や、人前で話そうとするとどもってしまう吃音症、人前で異常に汗をかいてしまう多汗症など様々な症状があります。

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日本人は不安を感じやすい


実は、この対人恐怖症は世界的に見ても日本人に多い症状といわれています。

英語でもそのまま「Taijin kyofusho(略してTKS)」で通じるのだそうです。

ちょっと驚きです。なぜ日本人に多いのか、それは日本の文化と密接な関係があるようです。

農耕民族で、はるか昔から集団生活が基本となっていた日本では、集団から外れてしまうことは大問題です。

それゆえ、日本人は、集団の中でのポジションを重要視し、周りの人からの評価を気にする傾向が強いのです。

「こんな態度をとったら相手は不快になるのではないか」「人と違う意見を言ったら仲間はずれになってしまうのではないか」と、不安に感じてしまいます。

また日本人は、欧米人やアフリカ人に比べて不安や恐怖を感じやすい遺伝子を持っているともいわれています。

その割合なんと96%!ほとんどの日本人が生まれながらにして不安を感じやすい体質なのです。

たしかに!生粋の日本人である筆者も、人から自分がどう思われているのか気になります。

普通なのだと思っていましたが、しかし、これは日本人独特の考え方で、海外の人にはあまり理解されないのですね。

原因と治療方法


対人恐怖症治療法


対人恐怖症ですが、人とうまくコミュニケーションが取りたいです。



さて、日本人が不安に感じやすい体質ということはわかりましたが、人の視線が怖くなってしまう原因は何でしょうか。

視線恐怖症の原因は、ゆがんだ思い込みだといわれています。

周りの人が自分を常に見ているのではないか、実際には誰も見ていなくてもそう思い込んでしまっているのです。

そして、ゆがんだ思い込みに、その人の気質や考え方、習慣、潜在意識など様々な要素が悪影響を及ぼします。

自分のコンプレックスや劣等感、自信のなさから、自分が変に思われているのではないかという考えにとらわれてしまいます。

また、視線をきっかけに、過去の嫌な体験やそのときの感情を思い出してしまい不安になります。

このゆがんだ思い込みにとらわれてしまうと、人の視線が気になるようになってしまうのです。

一度視線が気になってしまうと、視線を避けようとして、結果、よりいっそう視線を気にしてしまう悪循環に陥ります。

視線恐怖症の人は、病院に行くところを誰かに見られたら変に思われるのではないか……という不安から、「自分でなんとかしなければ」と病院での治療を避ける傾向があるそうですが、心療内科や精神科のある病院・クリニックで適切な治療を受けることで、比較的簡単に楽になる病気です。

また、対人恐怖症と併発しやすい病気として、うつ病、パニック障害、アルコール依存症などがあるそうです。

症状のために日常生活に支障がある場合などは、早めに専門医を受診しましょう。

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