日本の飴はおいしい!世界に誇る伝統と技術 昔も今も

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日本ではいつでもどこでも安価で手に入る飴(キャンディ)。

あまりに身近で、特に興味を持っている人は少ないのではないでしょうか。

ところが、こんな小さなものに日本の伝統や技術が結集しているのです。

浅草「アメシン」の飴細工


最近テレビや雑誌で大評判の飴細工工房店舗、浅草の「アメシン」。

1989年生まれの弱冠26歳の代表、手塚 新理(てづか しんり)氏の指から生み出される飴細工をご覧になった方も多いのではないでしょうか。

特に金魚は躍動感に溢れ、まるで生きているようです。

それを、飴が固まるまでのほんの数分で作製してしまうのですから、神業と謳われるのもうなずけます。

今や彼が作製する飴細工は世界的に有名で、海外からも多くの観光客がこのお店目当てに訪れています。

今年5月には、ニューヨークで開催された東京デザインウィークに出展し、更に評判を高めました。

彼の素晴らしい所は、まだ26歳でありながら日本の伝統技術である飴細工を残し発展させようという思いから、3人の弟子を育てていることです。

日本中を実演や出張体験教室で回っていて、大盛況だとのことです。

日によっては早い時間で売り切れるほど人気の彼の商品は、オーダーメイドも出来るとのこと。

お祝いのプレゼントや限定グッズ、ドラマの撮影用小道具、更にはプロポーズの演出用にオーダーする人もいるそうです。

塩飴は日本の夏のお約束


日本で最初にブレイクしたのは大阪の井関食品株式会社製「熱中飴」ではないでしょうか。

熱中症予防にと建築会社から依頼され、研究に研究を重ねたというこの手作り商品。

塩分の量を通常の飴の10倍にしながらクエン酸やレモンでしょっぱさをうまく緩和したこの商品は大ヒットとなり、手に入れるのに何週間も待たなくてはいけないほどになりました。

現在は100円均一でも類似品が売られるほどポピュラーです。

ひとつだけ問題なのは、(この飴に限りませんが)高温多湿の日本の夏に持ち歩くと、溶けてしまうことです。

夏だからこそ持ち歩きたい商品なだけに、ちょっと残念です。

お祭りや縁日に欠かせない綿あめ


「飴」というと硬いイメージがありますが、綿あめもれっきとした飴です(関西では綿あめとは呼ばず、綿菓子と言うそうです)。

ザラメを溶かし、回転釜に開けられた非常に小さい穴から繊維状に噴出させて棒にふんわりと巻きつけたもの。

この綿あめの電動機器はアメリカで1897年に商品化されていて、100年以上前からアメリカでは大人気のお菓子だったそうです。

12月7日をNational Cotton Candy Dayと制定しているところからもわかりますね。

日本でも家庭用の綿あめ機が販売されています。

りんご飴も昔ながらの縁日アイテム


日本では縁日以外で見ることはあまりありませんが、実は欧米では昔からあるフルーツ菓子。

英語でCandy apple又はToffee appleと呼ばれています。

秋の収穫祭時期によく作られ、ハロウィンの定番だそうです。

フランスやポルトガルでは「愛のりんご」、ドイツでは「楽園のりんご」と呼ばれています。

昔からあるフルーツ菓子だけに色々とバリエーションがあり、アメリカではシナモンを入れたものが定番だとか。

キャラメル(カラメル)アップルといって、リンゴをカラメルにひたした後ピーナッツなどを全体にかけたものも人気です。

まだある日本の飴 金太郎飴・千歳飴・べっこう飴…




金太郎飴と言えば今は個性がないという意味で使われがちですが、実際の金太郎飴は非常に熟練した技が必要な伝統工芸です。

海外ではミカンやレモンの輪切りのようなデザインが多く、顔を飴に入れ込んでいるのは日本の高い技術があるからこそでしょう。

千歳飴も七五三用の祝い飴として昔からありました。

地方ごとに形状や色が違うそうです。不二家のソフトキャンディ、ミルキーも有名ですね。

なんと1951年から発売しているロングラン商品です。

こうして見ると、日本の飴は本当にバラエティに富んでいます。

しかも、アメリカなどによく見られる毒々しい色ではなく、パステルカラーや半透明のものが多く、とても美味しそうです。

大きさもすぐ噛めるような小さなものから口が閉じられないほどの大玉までありますし、味に関しては毎年の様に新しいものが出て来ます。

カロリーや虫歯を気にする人用にはノンシュガー、喉の調子が良くない人用には色々なハーブ入り飴。

健康を意識した人のための黒飴から禁煙飴、美容のためのビタミンCやヒアルロン酸入りのもの。

香りを楽しみたい人用には特殊な香料入りまで、本当に何を選んだらわからないほど種類がありますね。

昔ながらのサクマドロップスや扇雀飴、ライオネスコーヒーキャンディも健在です。

サクマドロップスの真っ白なハッカ味だけは食べられなかった子供時代、ハッカ味だけ狙って食べる大人の今-そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。

飴-こんな小さい物にも日本の伝統と鋭い味覚の魂が宿っているのです。

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