帽子の汗染みをスッキリさせる方法とは?
暑い夏、強い日差しを避けるために帽子が必需品となる方も多いと思います。
紫外線から肌を守ったり、強い日差しに直接あたって熱中症になったりすることから守ってくれる帽子、よく見ると汗染みができていませんか?
この汗染みをスッキリきれいに落としたいものです。
きれいに落とせる方法があったらいいですよね。
汗染みを落とすには
汗の汚れは水溶性なので、お湯に浸けておくだけでも落ちるものだそうです。
その後、固形石鹸をしっかり泡立てて洗ってあげることで、色ものの帽子で目立ちがちな塩分の染みがきれいになります。
汚れがひどい場合は古い歯ブラシ等を使って少しこすってあげるとよく落ちるのだとか。
白い帽子であれば黄ばみが気になるところです。
上記の作業を終えてから、漂白剤(酵素系がよいようです)を使います。
漂白剤は粉末タイプがおすすめ。50度くらいのお湯に漂白剤を入れて溶かし、帽子を一時間から二時間程度浸け置きします。
その後きれいにすすぎ洗いましょう。
ウールなどが入っている帽子の場合は、30度くらいのお湯に液体タイプの酵素系漂白剤を入れたほうがよいそうです。
素材にもよりますので、洗濯表示がついていましたらそれを参考にお湯の温度や洗い方を調節してください。
麦わら帽子などは、中性洗剤を薄めたものでタオルをしっかりしぼり、目に沿ってやさしく拭き取り、よごれを取り除いておきましょう。
その後お湯で濡らしたタオルをしっかりしぼって内側の汗がついた場所をきれいに拭きます。
乾かす時も一工夫。型崩れを防ぎます。
型崩れさせないためにも、乾かす時にちょっと工夫をしてあげましょう。
帽子は基本、陰干しです。
そして型崩れしないように乾かす工夫としてはザルに被せて乾すというもの。
帽子が被せられる大きさのザルを使い、形を整えて干すとよいそうです。
乾いてからしまうときも、内側に新聞紙などをくしゃくしゃにして入れておくと型崩れ防止と調湿も期待できそうです。
洗えない帽子は日頃からお手入れを
材質的に洗うのが怖いな、大切な帽子だから絶対に型崩れさせたくない、色落ちが怖い。
帽子を洗うときにためらってしまいますよね。
だからこそ、洗えない帽子や大切な帽子は日頃からお手入れしておくと長持ちします。
帽子を使った後に、かたく絞ったタオルで汗が付いた場所をきちんと拭いておくこと。
洗えない帽子は水分で痛む場合もありますので、こういった帽子を拭くときのタオルはしっかり絞りましょう。
そして風通しのよいところで乾かしておきます。
こうしておくことでカビが繁殖することも抑えられます。
クローゼットにしまい込むのはあまりお勧めできません。
クローゼットに除湿剤を入れてある方も多いとは思いますが、頭はけっこう汗をかいているものですので、しっかり乾かしてあげるためにも、風通しのよい所に吊るしておくのが一番よさそうです。
よく、お子さんの幼稚園で使う通園用帽子が汚れてしまうといったケースも聞きますので、きちんとお手入れしてあげましょう。
季節が変わり、クローゼットにしまう場合もあらかじめきちんと汗を拭き取って乾かし、定期的にクローゼット内の換気をお忘れなく。
普段使いの帽子だけでなく、スポーツをするときの帽子、おしゃれに使う帽子、思い入れのあるものもあると思います。
何よりお気に入りは大切に使いたいものですよね。
自分で帽子を洗うときには、洗濯表示をきちんと見て、洗える帽子かどうかをしっかり確認することです。
そして、色落ちや型崩れを絶対にさせたくない場合はクリーニング店で相談してみましょう。
最近は洗いづらい帽子もクリーニングしてくれるお店があるようです。
持っていけない地域でも全国配送可能というお店もありますので、調べてみてはいかがでしょうか。
ステッカーを剥がしたくない帽子やワッペン付きでも対応してくれるところもあるそうですよ。
また、カビが生えてしまった場合もクリーニング店にお願いするのがおすすめです。
カビは体にも影響をおよぼすことがありますので、特に注意したほうがよさそうです。
それでは、きれいになった帽子で、汗をかく暑い夏もおしゃれを楽しんでくださいね。
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