同じようで案外違う「義援金」「義損金」「寄付金」の違い

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諸外国の自然災害等を始め、日本での東日本大震災、熊本地震等から、義援金や義損金がより身近になり、「震災中のテレビでは日本赤十字社が義援金の募集をテレビで呼びかけることで、被災を受けた各自治体ごとに滞りなく義損金を頂戴する事が出来、海外からも多くの寄付金を頂きました。」

コンビニのレジの横に置いてある薄緑色の募金箱にお金を入れる人が多くなったように感じますし、年々日本人の防災やチャリティー活動への関心は高まってきています。


そんな世間の関心を集めているチャリティー活動ですが、もう1度上文の括弧の中を読み返して頂きたいです。

義援金と義損金と寄付金という3つの似たような言葉が使われている事にお気づきでしょうか?
結局被災地に向けて支援を送るという事に変わりはないのであまり気にされない方もいらっしゃいますが、実はこの3つには少しばかり違いがあります。


そんな3つの言葉の違いを理解することで、被災地の被害の重大性を理解する指針になりますので、義援金と義損金と寄付金の違いについて調べました。


義援金と義損金と寄付金の違い

お手元のパソコンやスマートフォンで(ぎえんきん)と変換してください。そうすると義捐金、義援金どちらでも変換が可能です。

知っていた方がいらっしゃいましたら恐縮ですが、義損金の正しい読み方は(ぎそんきん)ではなく、実は(ぎえんきん)と読むのです。
というのも、元々義援金、義損金は義捐金という言葉で統一されていました。

損という漢字は投げ出す、捨てるという意味を持ち、明治時代にお金を被災者の為に投げ出すという意味で義捐金という言葉が誕生しました。


ですがこの損という漢字は当時常用漢字として登録されておらず、正式に表記される場合は義えん金と書かれていました。

これを新聞社が同じ読みである援という言葉を当て、義援金と呼ばれるようになりました。
ですので、義援金と義捐金はどちらも災害時に被災者の為にお金を投げるという同じ意味を持つと同時に、義捐金が正しい使われ方だという事がわかります。


義援金と義捐金の違いがわかった所で寄付についてですが、実はこの寄付金という言葉の定義があいまいで、辞書で調べると、個人や各団体への金銭や資産を無償で提供することだとされています。同時に義捐金も寄付の1つだと記載されていますので、


まとめますと、寄付というお金を無償で渡すという行いの中に、自然災害等で被災された方の生活の支援に直接送られる物が義捐金(義援金)という事が、義援金、義捐金、寄付金の違いになります。


合わせて、支援金という言葉もあり、支援金は支援活動を行う団体への支援する物です。

ですので、支援金に関しては受け取った団体の自由に使う事ができます。義捐金は最終的に被災者に公平に行き渡る事を前提としてお金を送るので、団体に支援するか、被災者に支援するかが大まかな違いになります。

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義援金を扱う団体のルール

義援金を団体を通して送る場合は、各団体から二次団体へ、そこから国が災害時に結成した義援金配分割合決定委員会、都道府県義援金配分委員会等を通して各自治体に義援金が振り分けられます。義捐金の渡り方が複雑である為にルールが存在します。

義援金という制度は世界でもとても珍しく、更にそこに国が介入するという制度は更に珍しいです。


そんな義援金を扱う団体には各災害ごとに関係団体含めて1次的なガイドラインが配布されます。内容としては主に被害状況ごとの傾斜配分をきちんと行う事と、重複しての義援金の配布を禁止する等のルールが災害ごとにガイドラインにて連絡されます。


その義援金を更に集める地方公共団体も制約があり、義援金の受付窓口を各役所に設置し、合わせて義援金配分委員会を設置します。そこから各報道団体と協力し、メディアを通して義援金を募集している旨を連絡しなくてはなりません。これらのルールを守ることで義援金が公平に送られる事ができます。


義援金と義損金と寄付金を扱い、支援する団体はどのくらいあるの?

義援金を扱う団体には大きく分けて2種類あり、まずは被災した市町村、都道府県の役所です。

もう1種類はユニセフ、NPO等の団体です。

まずはこの2種類のメリットなのですが、各役所については、自分がお世話になった自治体を選んで迅速に支援できる事です。
団体を通して義援金を送った場合のメリットとして、特定の自治体だけでなく、被災を受けた地域に公平に支援が行き渡るという特徴もあります。
反面、同じような支援内容であっても団体の運営活動費の割合が違ったり、支援金の使用が不透明である団体も存在します。


では、そんな義援金を扱う団体は大まかに、日本赤十字社、赤い羽根募金でおなじみ共同募金会、各地域の社会福祉協議会、企業や事業団、助成機関、中間支援組織、NPO団体、組合団体、宗教団体、個人運営の募金サイト等大まかに見てもこれだけの団体が存在し、災害がどこで、どのくらいの大きさの物が起こったのかによって支援活動を行う団体と行わない団体がある為、一体どのくらいの団体があるのか見当もつきません。


そんな中で、東日本大震災で宮城県に義援金を送ったNPO団体の数を例として見ますと、約2400団体と非常に数が多いです。
そんなにあって果たして意味があるのだろうかと思われた方もいらっしゃると思いますが、それらの数多くの団体の中には、例えば被災を受けた聴覚障害の方の為に被災情報をインターネット上で手話で放送する等のマイノリティの部分の支援を行う団体なども存在する為、各団体持ちつ持たれつといった具合に存在します。


私たちの支援がより多くの方に滞りなく届いて欲しい方にとってやはり1番お勧めの団体が日本赤十字社です。各金融機関、クレジットカード、コンビニからでも支援金を振り込む事が出来る為非常に分かりやすい事と、支援金が全額被災地に届けられる為非常に良いです。


いかがでしたか?
私は東日本大震災で被災を経験しました。その時もそうだったのですが、日常の生活と外部との連絡手段も完全に閉ざされる為、とても不安だった覚えがあります。そんな中、金額という部分だけではなく、各団体の支援を受けたり、全世界からも義援金が集まっているという情報を聞き、安心感を得る事ができました。


ですので、今回紹介させて頂いた義捐金、義援金、支援金、寄付金の違いを基に、災害時にはご自分で選ばれた形で被災地への支援を行って頂ければ幸いです。
義援金や寄付金について、また、その団体の活動も含めて動画を載せます。

支援金と義援金の違い



【日本赤十字社】熊本地震 日赤の救護活動(2016.4.15~24)



【緊急報告!】善意を踏みにじる義援金詐欺団体に注意!!【台湾加油!】

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