チャイナボタンのボタンの作り方とは?
チャイナボタン、かわいいですよね。チャイナボタンは、チャイナドレスなどについている、紐を丸い形や花のように結んだボタン。チャイナドレスでなくても、小物などにちょっとしたアクセントがつけられますし、華やかな感じになります。
東アジアを中心に、紐を結んだ装飾がいろいろあり、こういったものを作る手芸を総称して「アジアンノット」などとも呼ばれています。
チャイナボタン、自分で作ってみたい!という方もいらっしゃると思います。チャイナボタンについて調べました。
チャイナボタンを作るには
結び方がとても複雑に見えて、自分で作るのは簡単ではないと、専門の手芸店などで買う方もいらっしゃると思いますが、自分で好きなチャイナボタンが自分で作れたら楽しいかも・・・器用な方は真似て作ることができるのかもしれませんが、やっぱり難しそうですよね。まず、専門の手芸屋さんにチャイナボタンのキットを売っているお店がありますので、ネット等で探してみてはいかがでしょうか。説明書と紐がセットになっていて便利です。
紐があるから自分でやってみたい人が上手に結べるグッズもあります。
手芸用品のクローバーさんから発売されている「アジアン結美」という商品。
アジアン結美にはあちこちに番号がついていて、番号順に紐を引っ掛けたり外したりするとうまくチャイナボタンが作れるという便利グッズ。結び方別の商品なので、どんなチャイナボタンが作りたいか考えて買いましょう。
チャイナボタンだとボタン結びや釈迦結び、ミョウガ結び、梅結びあたりがチャイナ服や小物でよく見るような結び方だと思います。
他にも手芸の本などに載っていることもありますので、書店や図書館などで本を探してみるのもいいですね。
どんなものにつけてみよう
かわいいと思ってチャイナボタンを作ったけれど、何に使おう。チャイナドレスを作るわけでもないし、使い道に困ったら、カーテンのタッセルなどにいかがでしょう。カーテンをまとめたとき、タッセルからチャイナボタンが下がっていたらオシャレな感じがしますよね。
あとは、自作バッグなどの留め具にすると、華やかな雰囲気になるかと思います。インテリアに使ってみたり持ち物につけてみたり、服に限らずいろいろな使い方ができるのが素敵ですよね。
日本だってある、紐で結んだ装飾
日本人には「結び」が本当に身近なものです。昔、貴族の家で仕切りのように使われていた「几帳」という家具があります。
インテリアとしても重要なものだったと思います。そこに「几帳結び」という結び方で結んだ紐を飾っていました。
また、祭礼などの幕の中央に飾ったり、お寺や神社などで目にする「揚巻房」も房の上にきれいな飾り結びがあります。のし袋やご祝儀袋などに使われている水引も結んで使いますよね。
日本では「結ぶ」というのは「縁を結ぶ」に通じるということで大変縁起のよいものとされてきました。
結ぶことに関していろいろな結び方があり、その結び方に意味があるものもあるいうことです。
奈良時代や平安時代にはすでに飾り結びがあったようですので、きっと中国からもたらされた文化もあったのかもしれませんね。
自分で作ることができたらかわいいチャイナボタン。文字では説明しきれないので便利グッズの紹介をしましたが、本などを見て自分で結ぶことができたらまた楽しそうです。
チャイナボタンを装飾することで手芸の幅が広がりそう。紐の色を変えたり、紐の太さを変えたりすることでまた違った印象をみせてくれますし、結び方もいろいろあります。
もちろん出来上がっているチャイナボタンも大きな手芸店やネット等で売られているようですので、そういったものを参考にしたり、実際に使ったりすることで、趣味をどんどん楽しんでください。かわいいものがたくさん作れますよ。
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