タクシーの割増時間の仕組みって?! ~タクシーのお得な情報もご紹介~
師走の忙しい時期、忘年会などで帰宅が夜遅くなり、終電もなくなったら、まずタクシーを利用される方が多いと思います。
割増の時間にタクシーをよく利用される方は、ご存じかもしれませんが、深夜などメーターが上がるのが早く感じたことってありませんか?
深夜早朝はタクシーの料金の計算の仕方が変わってくるんです。
以外と知らないタクシーのこと、知っておいた方が良いこと、こちらでご紹介いたします。
Ⅰ:タクシー料金の仕組み
タクシーの料金は【距離と時間】で計算されています。タクシー会社や地域によってもことなりますが、東京23区では昼間の間は2kmまでは初乗料金(乗り始めた時の最低料金)は730円で、その後280mごとに90円ずつ上がっていくことになっています。
この初乗り料金と加算料金は、本当に地域によりますが、東京23区外ですと初乗り710円、加算料金も288mごとに90円加算されます。
また沖縄市内では、初乗りが510円と大変安く1.75km~加算されていきます。
通常は、進んだ距離で料金を出しているのですが、時速10km以下になるとタクシー会社によっても料金は異なりますが、東京23区ですと1分45秒ごとに90円が加算されていきます。
これを【時間距離併用制運賃】と言います。
この制度は、渋滞や信号待ちなどで停まっている状態のときに起用されます。
道が空いていてスムーズに走っているときは、距離だけで料金を計算します。
Ⅱ:割増料金の仕組み
通常の料金の仕組みが分かったところで、ここで本題の深夜早朝の料金についてご説明致します。・時間帯
深夜早朝料金の大抵の時間帯は、22:00~5:00となっています。
これも地域によって異なりますが、大阪や福岡の方では、23:00~5:00が深夜早朝料金になっています。
・料金の仕組み
深夜早朝は『2割増』と設定されていますが、実は料金が2割増な訳ではないんです。
【距離が2割短くなる】計算になっているんです。
東京都23区でご説明します。
〈昼間〉5:00~22:00
・初乗り2kmまでは730円。
・280mごとに90円加算
〈深夜早朝〉22:00~5:00
・初乗り1,667mまでは710円。
・240mごとに90円加算。
距離が短くなる分、昼間よりも早く料金が上がっていく為に、『早いっ!』って感じるんですね。
Ⅲ:知っておくと良いタクシーのこと
昼間と深夜早朝のタクシーの料金について分かったところで、他にも知っておいた方が良いことをご紹介しますね。
その1 タクシーを自宅に呼んだ場合
会社にもよりますが、お迎え料を頂戴するところもあります。
その方法は2種類。
①呼びつけた地点までの距離など関係なく1回呼ぶごとに1台100円と一定額を徴収します。
その相場は100円~400円が大体。
②依頼した時点でメーターが作動します。
お迎え地点まで一定の距離を越えたら徴収されます。
初乗り以上の金額は請求しないものの、乗ってすぐに上がる!!という苦情も多く、あまり評判は良くないので、この方法を使う会社は少ないくなってきています。
その2 サービスもいろいろ
近年のタクシーには、乗せる人合わせた様々なサービスがあります。〈こども支援タクシー〉
子供の塾までの送迎や、幼稚園の送迎まで行ってくれるタクシー。
幼児だけ乗せるので不安に思いますが、乗務員がきちんとした研修を受けているので、安心です。
支払いも後日請求なので、紙幣を持たせる心配もありません。
〈ペットの乗車〉
キャリーケースやゲージに入ることが出来れば、大体の生き物はOKです。
アレルギーの乗務員もいらっしゃるので事前の確認が必要です。
犬・猫・ハムスターなど実際にいるそうで、中にはウサギや淡水魚、爬虫類なんて言うのもあるそうです。
〈妊婦支援タクシー〉
事前にタクシー会社に出産する病院や緊急連絡先を伝えておきます。
出産予定日も知らせておくと、優先的に乗せてくれるそうですよ!
〈携帯電話充電器サービス〉
会社の勤めの方には嬉しいサービスです。
乗車中の間、車内で携帯の充電をしてくれます。
〈高齢者割引サービス〉
一定の年齢になると、乗車賃を割り引きしてくれるサービスです。
〈和装割引サービス〉
着物や浴衣で乗車すると1割引になるタクシーもあります。
これらのタクシーはどこの会社でも実施している訳ではありません。
事前に連絡をして、確認を取ってみて下さいね!!
昔のタクシーと今現在のタクシーとでは用途も変わってきていますね。
子供から大人まで幅広く利用できるのも嬉しいですね!
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