桜が狂い咲きするのはなぜ?

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寒い冬が終わりを告げる頃に、テレビの天気予報で桜の開花予報が出始めると心がウキウキしませんか?

桜の名所には毎年全国から多くの人が訪れて、それぞれのスタイルで花見を楽しみます。

そして桜前線を追って、南から北へ旅に出る人もいます。

暗くて寒い冬が終わり春を告げる桜の花ですが、突然秋に咲いてしまう事があり話題になりました。

春の桜が秋に咲く原因を調べてみたら、原因は意外な物でした。ここで紹介します。


狂い咲きとは?

春に咲く桜が秋に現象が、時々ニュースで報じられます。自然に咲く花が違う季節に咲くのを見ると、異常気象がすすんでいるからかと将来の気象が心配になります。

桜が秋に咲くこの現象は「狂い咲き」と言い、桜の他にスミレや藤の花でもあるそうです。

季節外れの花の開花は、気象台で気象が生物に与える影響を調べる目的で記録を取っています。

気象台では狂い咲きを「不時現象」と呼び、開花時期と1か月以上離れていることを目安に観測しています。
不時現象は異常気象の年に多く記録され、特に台風の影響が大きいそうです。


なぜ桜の狂い咲きは発生する?

狂い咲きは気象台でも記録をしているほど気象の変化に大きく左影響されているものだという事です。

やはり温暖化が進み冬や夏の気温が上昇すると、桜の成長が正常に行われなくなるのでしょうか?ここで調べを進めてみたら、狂い咲きの原因は意外なところにありました。

原因① アメリカシロヒトリの幼虫による食害
原因② 台風による影響


原因①のアメリカシロヒトリの幼虫による食害から説明すると、アメリカシロヒトリの幼虫は毛がふさふさ生えた毛虫で、夏頃に桜の木や葉にくっついています。

刺されると痛そうに見えますが、アレルギー症状が出現するかもしれない程度で毒性はありません。

しかしアメリカシロヒトリの幼虫は桜などの葉を食い荒らす特徴があります。
この食害により大量発生すると夏に葉をほとんどなくしてしまう桜の木があり、所有者は頭を悩ませる事になります。

原因②の台風について、2006年の九州地方を襲った台風をはじめ大きな台風が通過した後には桜の不時現象の記録が気象台で記録されています。台風では桜の木が折れる事もありますし、葉のほとんどが強風で落ちてしまいます。

この二つの原因に共通することは、夏の時期に桜の葉が無くなるという事です。実は桜の狂い咲きの原因は葉が落ちることにあります。

春に花を咲かせるために桜の木は、夏に花芽を作り栄養を蓄えます。そしてやがて訪れる冬の寒さに備えるために休眠ホルモンを出します。

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休眠ホルモンが出ると花芽を硬くなるので花は咲きません。ゆっくり休んで力を蓄えた花芽は2月頃からの気温の上昇に反応することが出来、花を咲かせる準備が始まります。

ところがこの休眠の過程が上手くいかないと、この準備のサイクルが狂います。休眠ホルモンがストップすると花を咲かせないようにする働きもストップするので、秋の穏やかな気候の時に開花してしまいます。

この休眠ホルモンは葉から出てきます。食害や台風の影響で葉が落ちると休眠ホルモンを出す事が出来ないので、狂い咲きの原因になります。

狂い咲きで秋に花が咲いた部分には、春には花は咲きません。しかし狂い咲きでは春のように木全体に花を咲かせるのではなく、咲く花はわずかです。

そして食害や台風被害に合っていない桜の木の葉をわざと摘んで落として実験してみると、その木は狂い咲きするそうです。狂い咲は気候や温度の影響が全くないとは言えませんが、葉が大きく影響することがわかります。


まとめ
桜が咲き乱れるのは、気象の変化よりも葉が落ちることが原因だとわかりました。
夏の間に食害などで葉を落とした桜の木を見つけたら、狂い咲きをしていないか秋に見に行ってみようと思います。

YouTube 【12月に桜!?】@豊洲公園異常気象で桜が狂い咲き!!


YouTube 史上最も遅い都心の真夏日サクラの返り咲きも



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