リトープスがしわしわに!元に戻せる?
多肉植物が一時的にブームになり、私の友人たちも育てるようになりました。
私は植物を育てる事に苦手意識があったので、最初は興味を持ちませんでした。
しかし友人たちの楽しそうな様子につられて教えてもらいながら育てたら、それ以来多肉植物を育てる事にハマってしまいました。
数種類集めて部屋に飾っておくと、インテリアとしてもおしゃれに見えますし愛着も湧いてきます。
どれも同じくらい可愛いのですが、私の多肉植物の中で一番個性的なリトープスを紹介します。
リトープスとは?
リトープスって知っていますか?主に南半球に生息する、ハマミズナ科の多肉植物です。乾燥帯から温帯まで広がっていますが、年間降水量が250mm以下の乾燥地帯を好みます。
このような環境を好むのは、根から水分や肥料を吸収する能力を備えているものの他の植物と比較すると未発達だからです。
見た目は色や形が種類によって違い、宝石のようだと表現する人もいます。そしてピンクや黄色の小さくてとても可愛らしい花も咲かせます。
活動期は10月から5月までの涼しい期間で、夏の間は休眠して活動を停止します。成長過程も独特で、昆虫のように脱皮しながら大きくなります。
しわしわになったらどうしたらいい?
不思議な形の葉を持つリトープスは、花の美しさに魅了される人が多くいます。品種によって色や形は違いますがどれも個性的で、他の多肉植物と一緒に飾っていても存在感を感じます。さてこのリトープスですが水やりにとても神経が必要で、水を与え過ぎてはいけません。
しかしある時リトープスは、しわしわになってしまいました。さぁどうする?
この時の対応次第で、リトープスは復活もしますしダメにもなります。
リトープスは夏の間は休眠に入り、活動を停止する植物です。したがって水やりをしても、水は一切吸いません。
ですからこのまま夏を過ごすと、リトープスの葉に蓄えてあった水が無くなるのでしわしわになっていきます。
もしこの時に、心配になって水を与えたらどうなるでしょう?
夏の休眠中は水を一切吸わないので、水を与え続けると根腐れします。そして根腐れしたらそこからまた根っこが回復することは無いので、リトープスはダメになります。
したがってリトープスが夏の間にしわしわになった時の対応で正しいのは、水をあげずに涼しくなるのを待つ事です。どんどんしわしわになるリトープスを見ると切なくなりますが、ここは我慢が必要です。
地域によって違いますが9月が過ぎて涼しいと感じる気候に変わったら、少しずつお水をあげ始めます。しかしこの時も心配だからと言って、毎日お水をあげてはいけません。
10日~2週間に1回程度で十分です。ゆっくりですが少しずつしわしわが取れて、ふっくらした状態に戻ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?リトープスを知らなかった人は、何となくどんな植物か想像できましたか?
リトープスは見た目が個性的で種類によって形や色が違うので、写真で見ても理解し難いものかもしれません。ぜひフラワーショップなど多肉植物を扱っているお店で、一度本物を見ていただきたいです。
そしてリトープスを育てたことがある人でも、このしわしわに対して正しい対応策を知らなくてダメにする人がたくさんいます。
実際にリトープスを育てている人の話でも、しわしわになった時点で枯れたと思い込んで処分していると聞いたことがあります。
リトープスは休眠中に、水を与えても吸いません。水を吸わないので、葉が枯れていくのは自然な現象です。
ここを我慢して乗り越えると、寒くなったら可愛いいお花が咲くのが見られます。そして葉の真ん中がパカンと割れて、脱皮をする不思議な様子も観察できます。
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