ハーブの寄せ植えには相性が大切?
いま、家庭菜園を趣味にしている方が多いですが、ハーブは手軽に鉢で育てられ、ポイントを抑えればたくさんの種類を育てることが出来ます。
品種のことなるハーブを生け花のように1つの鉢に植えることを「寄せ植え」と言います。
1種類のハーブだと寂しいですし、見た目もおしゃれになるので、寄せ植えでハーブを育ててる方、結構多いんです!
誰にでも気軽に楽しめることが出来るので、寄せ植えについていろいろご紹介しましょう。
Ⅰ:寄せ植えのプランターを準備しよう!
まずは、プランターを準備します。プランターには、いろいろな形があり基本オーソドックスなのは長方形ですが、丸や楕円形などインテリアとしても使えるような形が増えてきています。
飾っておけるように、リース型やカゴの形をしたものまであります。
材質もそれぞれで、陶磁器やプラスチック製、金属製や木製などバリエーションが豊富で、目でも楽しめるのが嬉しいですよね♪
それでは、実際苗を植える準備をしましょう!
〈プランターの作り方〉
①プランターの底に鉢底ネットを敷き、肥料を加えた培養土を少しだけ入れます。
②レイアウトを考えながら、ハーブポットを敷き詰めていきます。
③ポットとポットの間に土を少しだけ入れていきます。
④割り箸などを使って、表面の土を馴らしていきます。
この時、鉢が満杯になるほどの土を入れてはいけません。
⑤底から流れ出るくらいの水をたくさん入れれば、完成です。
Ⅱ:寄せ植えを上手にする際のポイント!
寄せ植えで、上手にハーブを育てて行くためのポイントです。【似た環境を好む、ハーブ同士を一緒に植える】と言うことです!!
ハーブの種類が違うわけですから、当然育て方も変わってきます。
寄せ植えが成功する秘訣をみてみましょう。
【1】好みの環境で分ける。
環境とそれぞれの条件を好むハーブも一緒にご紹介します。
●乾燥を好むハーブ ●湿気を好むハーブ
・オレガノ ・アニスヒソップ
・セージ ・コリアンダー
・ゼラニウム ・シソ
・タイム ・バジル
・ヒソップ ・パセリ
・ラベンダー ・ミント
・レモングラス
・レモンバーム
・ワイルドストロベリー
●寒さに強いハーブ ●暑さに強いハーブ
・アニソヒソップ ・オレガノ
・オレガノ ・コーンフラワー
・カモミール ・バジル
・月桂樹 ・レモングラス
・セージ
・タイム
・タラゴン
・チコリ
・フェンネル
・ポットマリーゴールド
・ポリジ
・ミント
・ヤロウ
・ルバーブ
・レモンバーム
・ローズマリー
・ワイルドストベリー
●日陰を好むハーブ(~日向)
・チコリ
・ミント
・ルバーム
・レモンバーム
・ワイルドストロベリー
●やせた土を好むハーブ
・ヒソップ
・ラベンダー
・ローズマリー
●肥沃土を好むハーブ
・アニソンヒップ ・パセリ
・月桂樹 ・フェンネル
・コリアンダー ・レモングラス
・コーンフラワー ・レモンバーム
・シソ ・ステビア
・セージ ・チコリ
・ディル ・バジル
【2】繁殖力が強いものと弱いものを一緒にしない。
【3】大きい株に育つものは難しいので、初心者の方は控えましょう。
【4】用途別に寄せ植えする。
ハーブティーに使うもの、料理などに使用するキッチンハーブとに分けて、寄せ植えをする。
●ハーブティー用 ●キッチンハーブ
・カモミール ・タイム
・ステビア ・チコリ
・タイム ・バジル
・レモングラス ・パセリ
・レモンバーム ・フェンネル
・ワイルドストロベリー ・ローズマリー
似た環境を好むハーブでなくても、寄せ植えは出来ます。
単植の鉢をいくつか並べて行う、「寄せ鉢」にすることで、相性が合わないものも一緒に育てることは出来ます。
また、どうしても一緒に植えたいハーブが他のハーブと合わないときは、土に仕切りを設けましょう。
また土の養分をどんどん吸ってしまうハーブの場合、仕切りをすることで影響は及びません。
初心者の方には、ハーブごとに別の鉢で育て、鉢ごとまとめる方法が一番最適かと思われます。
お料理やハーブティーに利用できるだけでなく、寄せ植えはインテリアとしても最適で、おしゃれに飾ることが出来るので、チャレンジしてみて下さい!
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