トゥレット症候群は大人でもなるって知ってますか?

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チック症をご存知でしょうか?チック症とは、本人の意思とは関係なしに体の一部が突発的・不規則に一定の動作を繰り返してしまうという症状。

チック症には、

・音声チックと呼ばれる、声にまつわるチック症
(咳払い、「あ」「ん」などの発声、言葉をくり返す、卑猥な言葉を言い続ける等)

・運動チックと呼ばれる、体の動きのチック症
(まばたきや目を動かす、顔をしかめる、首を振る、肩をすくめる、顔の表情を変える、飛び跳ねる、人や物にさわる等)

があり、その両方が多様にあらわれ、障害が1年以上続くものはチック症の中でも、トゥレット症候群と言われています。

大人でもトゥレット症候群の方がいらっしゃいます。症状も様々でしょうが、これは周囲の理解が一番大事なのです。トゥレット症候群について、少し考えてみましょう。

大人のトゥレット症候群


チック症自体、ほぼ小児期で発症し、その時の本人の心理状態でそういった行動が多くなったり少なくなったりします。

だからといって親の育てかたが悪いから出る、というものではありません。

子供の頃に発症するチック症のほとんどは一過性の障害で、症状がおさまることが多いのですが、大人になっても慢性化して治らなかった場合、トゥレット症候群となり、大変な思いをされている方もいらっしゃるようです。(チック症が一度治っているのに再発するケースもあるようです。)

大人のトゥレット症候群(チック症)は症状も比較的軽症の場合が多いと言いますが、それゆえにチック症だと気付かず、癖だろうと思われる場合も多々あるようです。
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しかし、チック症の症状は様々。例えば顔をしかめてばかりいる、不快になる言葉を言い続けるなどの行為は周囲にもいい影響をもたらすとは思えません。

本人も周囲もこれがトゥレット症候群の症状なのだと気が付かず、人間関係が悪化してしまう場合もあります。

治すことは可能?


トゥレット症候群は、原因を特定することが難しいといい、治すのが困難なのだそうです。

トゥレット症候群は一人ひとりでどんな症状なのか異なり、併発症があった場合、それが大きく影響するそうなので、その症状がチック症からくるものなのか、併発症の症状なのかをしっかり見極めなければいけません。

トゥレット症候群の中で比較的多いと言われているのが「強迫性障害」です。

考えたくなくても何度も何度も考えてしまう、やりたいと思わないのにその行動をつい繰り返してしまうといった症状で、自分の意思とは違う行動に悩み、抵抗しようとしてもうまくいかず、日々の生活に支障が出てしまいます。

こちらも多いと言われているADHD、いわゆる注意欠陥・多動性障害。

主に7歳以下で発症することが多く、何かに注意を向けてそれを持続させることが難しい、じっとしていることができずに動き回ってしまうといった症状で、これもまた学校生活や家庭での生活に影響がでてしまう状態です。

他にも、不安・抑うつが発症する方もいますし、パニック障害も出やすいといいます。

学校の授業にうまく対応できない、突然乱暴になり、物を壊したり自分や人を傷つけたりしますが冷静になって後悔する・・・といった症状も併発することがあるそうです。



トゥレット症候群が一番強く出てしまうのは中学生や高校生の頃と言われていて、成人の頃にはどんどん軽減されていくようです。

なので、比較的軽度になった大人のトゥレット症候群は注目されることが少ないのだと思いますが、これも個人差があるもの。

まずは「こういった行動が多い」などの話を主治医に伝えて、併発症との関連なども診てもらいましょう。

その併発症を少しでも緩和できるようなら、そのトゥレット症候群はぐっと楽になるかもしれません。

トゥレット症候群は、やはり専門医の指示を仰ぐことが必要になってきます。病気などのように薬を飲んで治すというわけにはいきません。

もちろん医療的な面、リハビリや心理的なことも重要になってくるのです。

そして、チック症状のコントロールや併発症の療養、家族への支援、友人関係や学校、地域環境の問題や成人の場合は就労や生活にも焦点をあてていかねばなりません。

結果的に治すことが困難と言われているトゥレット症候群も、軽くしていくことはできるようです。医師に相談、周囲の理解。症状の出ている本人が一人で悩むことのないようにしてあげたいですね。

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