B-1グランプリ2015はどこでやるの?どんな料理が出るの?
正式名称を「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」という、ご当地グルメを味わうグランプリは、2006年から毎年おこなわれています。もう行ったことがありますか?
どんな大会なのか、今年はどんな風なのか、色々調べてみました。
B-1グランプリの歴史
もともとは町おこしのための、ご当地グルメ宣伝活動という位置づけではじまったこの大会。主催者は「ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会」通称「愛Bリーグ」と、開催地の地元実行委員会(地方自治体、商工会議所など)です。2006年に青森県で初回が開催された時は、出展10、来場者2日間で1.7万人と小規模だったこの大会ですが、年を追うごとに出展数、来場者共に増えています。去年年10月におこなわれた福島県郡山市での第9回では出展数59、来場者45.3万人と、25倍以上の規模に。最高来場者は2012年福岡で行われた第7回の61万人でした。
あくまでも地域のPRの一環として料理を提供する、という考え方なので、料理だけに注目されるのは本意ではない、主催者は述べています。現地に来てもらうこと、そして地域の人々と触れ合ってもらうことが主目的なのです。
ですから、料理は特別な材料は使わず、複数のご当地グルメを味わえるようハーフサイズ、地元価格(300~500円)で提供することにこだわっています。各「ご当地」の料理を味わってもらうことでその土地に興味を持ってもらいたい、そして遊びに来てほしい、という気持ちの表れと言えるでしょう。
2015年のB-1グランプリはどこでいつ行われる?
今年のB-1グランプリは10月3~4日、青森県十和田市で行われます。出展数は62ですが、そのうち過去優勝経験のある殿堂入りの団体が7つあります。一度優勝すると投票対象にはならないため、実際には55団体で競うことになります。今回は北海道から大分までが参加します。会場は投票対象団体が十和田市の中央駐車場、陸上競技場、中央公園緑地、野球場。殿堂入りの7団体は商店街とアートステーショントワダ。6か所に分散していますが、投票対象団体はすべて中央公園内とその前、殿堂入り団体も半径約1キロ圏内に収まるため、大変アクセスの良い会場づくりになっています。県内物産をPRする26団体による「アオモリ・コレクション」や「十和田づくしフェア」も併設される予定です。
今回は来場者を2日間で約30万人と見込んでいて、交通規制が予定されています。会場へは周辺の臨時駐車場からシャトルバスを運行するそうです。
こういったことを見ても、十和田市がグランプリを歓迎し、少しでも来場者に十和田のことを知ってほしいという熱意を感じますね。だからこそ、去年の来場者の7割弱という見込みが大幅にずれて、混乱が起きないと良いのですが…。
どんなB級グルメが登場するの?
62団体が、料理を競うだけでなく、各地域ならではのおもてなしやパフォーマンスをおこないます。ざっと見てみると、焼きそば系が13団体、肉系が14団体、中華麺系が6団体、うどん系が3団体、焼うどん系が3団体、稲荷寿司系が3団体、お好み焼き系が2団体、カレーが2団体…。
分け方によって少々団体数が違ってくるかもしれませんが、それでも焼きそばと肉のおかず系がダントツです。甘味系は出雲のぜんざい。まかない風のものが主流の分、ガッツリ濃いめ系が多そうなので、ぜんざいは口直しに嬉しいですね。
どんな方法でグランプリをするの?
まずはイベント専用のチケットを購入しないといけません。現金の手渡しやおつりなどの煩雑さを回避するためでしょう。100円券10枚つづりで1000円です。スーパーやコンビニで購入できます。当日会場でも買えますが、混雑が予想されます。前日までに買い求めておきましょう。なお、余ったチケットは10月31日まで市内外のお店で使えますが、特に遠方から来た人は出来るだけ会場内で使い切るようにしましょう。
チケット購入時、公式ガイドブックがもらえます。各ご当地グルメ団体の詳しい説明や地図が掲載されているので、事前にチェックしておきましょう。
会場についたら、まずは殿堂入りした団体を攻めましょう。優勝した団体だけに味は保証つき。毎回長蛇の列になりますので、最初に行ってしまいましょう。
その後、メインの55団体の料理やパフォーマンスを堪能しましょう。投票は箸でします。1人1膳=2本。1本が1票なので、2本とも同じ団体に入れても良いし、別々でももちろんかまいません。最後に箸の重さを測り、一番重かった所が優勝です。
料理の味以外に「パフォーマンスが良かった」「対応がとても感じよかった」「出身県が同じだから」など、色々な理由で投票されているようです。それこそがこのグランプリの真価と言えるかもしれませんね。
YouTube:B-1グランプリ2014in郡山
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