白ワインビネガーの代用ってどうするの?
世の中、いろいろな調味料があるものです。実際自分がいつも切らさずに置いている調味料って何があったか考えてみました。
味噌、醤油、みりん、酒(料理酒)、砂糖、塩、酢、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、コショウ・・・まだまだ挙げてみたらいっぱいある調味料。
いつもスーパーで、一回の料理のために買ってしまう謎の調味料たちも、スパイスラックに眠っています。これだけ家に調味料があるのだから、ないものは作れないのかしら。
また出てきました。オシャレな料理を作ろうとすると新たなる調味料。
「白ワインビネガー」って、皆さんのお宅は常備されていますか?
「ワインビネガー」って何に使うの?
ワインビネガーというのは、日本で言うならば「酢」。やはり酸っぱいです。ぶどう果汁をアルコール発酵させて、さらに酢酸菌で発酵させたもの。赤ブドウから作れば「赤ワインビネガー」、白ブドウから作れば「白ワインビネガー」になります。
赤ワインビネガーの特徴は少し渋味があります。ブドウのポリフェノールも溶け込んでいて、血液中のコレステロールの抑制に効果が期待できます。煮込み料理や、煮詰めてソースを作ったりすることが多いですね。
白ワインビネガーは酸味が強いのが特徴。殺菌効果があると言われています。ドレッシングやマリネなどに使われることが多いです。
「ワインビネガー」というだけあって、性質もワインそっくり。風味もワインに近いので、洋食に大活躍できる調味料です。
「白ワインビネガー」、なんとか代用品でできない?
日本人である自分は、やはりオシャレな洋食を作る機会が少ないので、「白ワインビネガー」を買うのに躊躇します。果たして使い切れるのか疑問だし、買って一度使ったまましまい込んで忘れてしまいそう。ただでさえ調味料はいろいろある。さて、家にあるもので代用できるものはないかしら。色や味ともに一番近いのはやはり「酢」ですよね。
実際、日本食を海外で作るとき、日本の米酢が手に入らなければ白ワインビネガーを使うそうですので、米酢が一番。
ワインの風味を求めている場合は酢の他に白ワインをプラスしてみましょう。白ぶどうジュースがあればそれでも風味はいくぶんか表現できます。
時間があるようなら、酢とワインを混ぜて(酢2:ワイン1くらい)数日寝かせるといいそうですよ。
白ワインビネガーはこんな料理におすすめ
先ほども書きましたが、ドレッシングやマリネに使うのがポピュラーですね。
ドレッシングといえばやはりサラダ。近年話題になったメイソンジャーサラダなどはいかがでしょうか?
元祖はメイソンジャー社製の瓶を使うようですが、手持ちの瓶でも作れます。中にドレッシングと野菜を詰めておくと何日かは冷蔵庫で保存でき、食べる時もお手軽。ここに入れるドレッシング、市販品でもいいのですが、ドレッシング手作り派の方は、白ワインビネガーを使ってドレッシングを作るようです。
白ワインビネガーとオリーブオイルを同量。例として大さじ2ずつ入れたら、塩を小さじ1、コショウ少々。タマネギをみじん切りにして少量加え、ねりからしもほんの少しだけ(小さじ三分の一くらい)、これをよく混ぜてドレッシングを作ります。
この時、「白ワインビネガーをこのためだけに買うのか」と思ってしまった方は、酢を使っちゃいましょう。
瓶にこのドレッシングを入れ、ニンジンやトマトなどを先に入れていきます。できるだけ詰めたほうがいいので、野菜が潰れない程度に押し込んでいき、最後にレタスなどの葉物野菜を瓶の口までいっぱい詰め込みます。
そして蓋をして冷蔵庫へ。食べるときに瓶を振れば全体にドレッシングがいきわたり、またレタスなどは新鮮なまま食べることができます。
よく考えたら、我が家はドレッシングを買うのは「ごまドレッシング」だけで、フレンチドレッシングも実は米酢を使って作っています。レシピに書いてあるからと言って「白ワインビネガー」にこだわらなくていいのかもしれませんね。
ただ、米酢の香や風味がダメな方もいらっしゃると思います。そういう方は白ワインビネガーを日常的に使うのもいいかと思います。
酢は体にとてもいい。米酢でもワインビネガーでも、積極的に料理に取り入れていきたいですね。
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