炊飯器の保温時間の限界はどのくらい?
我が家は朝、一日中のご飯を炊いてしまいます。あまりよくないとは思うのですが、保温せず、常温でおいておき、食べるとき電子レンジで温めなおします。
さすがに5月~10月はお櫃(おひつ)に入れて冷蔵庫へ入れます。
電子レンジ対応のお櫃なので、夕飯には冷蔵庫から出して電子レンジで温めて茶碗によそいます。お米を研いだあとに主人の飲み会が入った場合は、今日食べきれない分を冷凍保存です。
しかし、やはり冷めたご飯を温めるのではなく、保温しておいた方がいいのかもしれない、と考えることもあります。
炊飯器で炊いたご飯をそのまま保温しておいて、どのくらいまで美味しく食べられるのでしょうか。
最近の炊飯器は頭いい!
最近は炊飯器の性能がよくなりましたね。24時間保温OKの炊飯器がたくさん出てきました。
以前よりもおいしくご飯を炊けるようになり、炊飯器としての機能の他にもパンが焼けるものもあります。家電は日々進歩しますね。
24時間ということは、丸一日。今炊きあがったものが、明日のこの時間まで大丈夫なんてすごいですよね。秘密は保温温度にあるようです。
いままでの炊飯器よりも少し低めの温度で保温することでご飯が乾燥しすぎないようにしているようです。
保温しすぎ?ご飯の色が変わった!
保温しすぎると、ご飯がどうなるか。答えは「黄色っぽくなってくる」です。多少黄色くなっても食べられないことはなさそうですが、味は落ちてしまいます。
古いタイプの炊飯器では長時間の保温はまだうまくできないものもあります。なので、一番いいのは炊き上がったらスイッチは切り、ごはんが常温になったら冷凍庫へいれておくことです。
ラップでもタッパーでもいいので、すぐ食べないと思ったら冷凍保存。
電子レンジで解凍しておいしく食べることができます。最近は100円ショップなどでも「冷凍庫可」で「電子レンジで蓋つきのまま加熱可」のタッパーもあるので、こういったものを使うと食べる時もとっても便利です。
「今の炊飯器は性能がいい」と保温しっぱなしにすると、せっかくの美味しいご飯が台無しになってしまいます。
短い時間でご飯が変色・・・原因をさぐれ!
炊飯器の取扱説明書に「12時間保温OK」「24時間保温できます」とかいてあるにもかかわらず、まだその時間までたってないのにごはんが黄色っぽくなっている・・・原因はなんだ?炊飯器の故障なのか?こんな場合は考えられることがあります。
炊飯器の内蓋、毎回きれいに洗っていますか?ここを見落とす方、時々いらっしゃいます。
釜を洗ってお米を研いで、「よし終わり!」とスイッチをいれてしまい、雑菌が取り切れてない状態で炊き上がったまま保温しておくと取扱説明書に書かれている時間より短い時間でご飯が黄色くなってしまう・・・ということもあるそうですよ。
人間誰しも「うっかり」はありますので仕方ないのですが、毎回内蓋は洗いましょう。
また、保温すること自体が、お米を黄色くさせる行為ですので、実際のところお米はもともと「保温は不向き」なのかもしれませんね。
保温は経済的?不経済?
「今子供たちにご飯食べさせている最中だけど、2時間後に主人が帰ってきてごはん食べるから・・・」そのくらいなら保温で大丈夫です。
しかし、その倍くらいの時間なら炊き上がりをよくしゃもじでまぜておき、ご主人の帰宅後お茶碗によそって電子レンジで温めたほうが電気代もお得になるかもしれません。
特に保温時間が5時間超えるようなら、冷えたご飯を温めたほうがお得。炊飯器が古めのタイプであればもうちょっと早めに保温をやめて冷蔵庫または冷凍庫がいいかと思います。
炊飯器の保温って、電気もけっこう使っているようです。
炊飯器はいろんな便利機能もつき、スタイリッシュになり、どんどん使いやすいものになっています。
もちろんメーカーや機種にもよりますが、炊飯器の取扱説明書をしっかり読み、そこに書いてある時間以上は保温しない。
できれば保温せず、美味しいうちに冷凍保存。私も冷凍可のタッパーを買い足します!
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