パンナコッタとプリンの違いってどんなところ?
みなさんは、覚えがありますか?
「パンナコッタ」というデザートを!
食べた方はご存知かと思いますが、プリンにとてもよく似たお味で一世風靡したといっても過言ではない、あの「パンナコッタ」。
見れば分かるものですが、味を食べ比べてみると意外とプリンとの違いに気づかない人も…。
どこが違うのか説明してと言われたら、実は私も分からないので、困ってしまいます。
そこで、私のような人のためにパンナコッタとプリンとの違いをご説明致しましょう。
<パンナコッタ>
パンナ・コッタまたはパンナコッタが正式名称。
イタリア発祥の洋菓子。
口当たりがよく、生クリームを大量に使用するのが特徴です。
そのため、ほかのお菓子と比べて比較的カロリーが高いのが難点ですが…。
日本では高カロリーということを考えて、牛乳やエバミルクを使って作る場合が多いようです。
1992年、業務用の粉末のパンナコッタを発売したことで大変なブームになりました。
その当時は喫茶店やファミリーレストランを中心に食べることが出来ていました。
それを目当てにファミレスへ出向くなんて人も多かったのではないでしょうか。
<プリン>
カスタードプティングまたはプリンと呼ばれることがほとんどです。
こちらも洋菓子のひとつですが、イギリスでの多様な蒸し料理の総称でプリンの由来はイギリス航海者の考案とされています。
・スペイン語、ポルトガル語=フラン=扁平なケーキ類
・アメリカでは英語よりもスペイン語=フラン
・フランス語=クレーム・カラメル
とそれぞれの言語でプリンは知られています。
洋菓子やコンビニなど比較的手に入れやすく、いつの時代も人気が高いですよね。
贈答品やちょっとした手土産やおやつなどに幅広く商品バリエーションが豊富です。
台湾では市販のケミカルプリンといって1000CCという巨大なサイズのもあります。
こっちでもバケツプリンって流行りましたよね~!
プリンの硬さと弾力の嗜好には時代で変わり、飲料としても発売されているものもあるくらい、プリンは幅広く人気なんですね!!
パンナコッタとプリンのそれぞれの特徴をご説明しました。
それでは、どこがどのように違うのかも比較してみましょう。
⚫パンナコッタとプリンの違いって?!
根本的な違いはと言いますと…
作り方と発祥の国に違いがあります。
見た目はほぼ一緒ですからね。
☆パンナコッタ
イタリアが発祥で、材料には生クリーム・牛乳・砂糖を使い「ゼラチン」で固めで作ります。
ミルクプリンやババロア、ゼリーなどと同じ作り方です。
☆プリン
イギリスが発祥でパンナコッタとは違い卵を主な材料としています。
卵の他に牛乳・砂糖を使い、卵の熱凝固性を利用して固めた製法を用いています。
卵のタンパク質は70~80度の温度になると完全に固まるのを利用してプリンは作られています。
デザートではありませんが、茶碗蒸しと同じ作り肩ですね。
それでは、具体的なレシピも合わせてご紹介しますご紹介します。
ぜひ作ってみてください!!
☆パンナコッタの作り方☆(1人前)
<材料>
❶・粉ゼラチン・・・3g ・水・・・25CC
❷・牛乳・・・150CC ・生クリーム100CC ・砂糖・・・30g
・バニラエッセンス・・・適量
<作り方>
⑴ ❶をすべて合わせてふやかしておきます。
⑵ ❷を鍋に入れて砂糖が溶けるまで火にかけます。
⑶火を止めて、バニラエッセンスをお好みの量を垂らし容器に入れて冷蔵庫で冷やしたら完成です!
お好みでフルーツなどトッピングするのもオシャレで可愛く仕上がりそうですね。
☆プリンの作り方☆(1人前)
<材料>
・卵・・・1個 ・牛乳・・・100CC ・砂糖・・・大さじ1
<作り方>
⑴卵を割って丁寧に溶きほぐし、さらに砂糖を加えさらに混ぜます。
⑵ ⑴に牛乳を入れて混ぜます。
⑶茶こしでこしてから、容器に移します。
⑷レンジで2分ほど加熱し、固まった具合を確認したら、お好みで冷蔵庫で冷やして完成です!
パンナコッタとプリンの違い、お分かりいただけたでしょうか?
作り方もそれぞれ簡単ですので、材料さえ揃えばご自宅でも作ることが出来ます。
今はあまり見かけなくなったパンナコッタ、私も作ってみることにしまーす♪♪
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