五月人形は誰が買う?

スポンサーリンク


雛祭りが終わると百貨店の売り場には、五月人形が並び始めます。大きい物からコンパクトなものまで、さまざまな住宅事情に合わせて選べるようになりました。

子供が生まれて初めてのお節句になると、誰がこの五月人形を買うかという問題が出てきます。さて、いったい誰が買うものなのでしょうか?

こどもの日と端午の節句

こどもの日は1948年に「こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」として制定されました。この日は古来から、端午の節句として男の子の健全な成長を祝う日でした。

五月人形とは

こどもの日に男の子のお祝いとして飾る武者人形などの事を、五月人形と言います。無事に成長し、強く、逞しく、賢い男の人に成長するようにとの願いを込めて飾ります。

五月人形は源義経などが武者姿をした武者人形が多いのですが、中国の道教系の神「鍾馗」の人形もあります。

端午の節句は日本でも大昔からありましたが、平安時代に中国から入ってきた文化が宮中に根付き庶民にも広がりました。
江戸時代のはじめには端午の節句に、模造の兜や鎧などの武具類や吹き抜きなどを外に並べる風習がありました。
この頃から木や張子で作られた武者人形が登場し始め、人目に付く屋外に飾る事から高級感や華やかさが加わり始めました。そして江戸後期には武者人形たちを奥の座敷に飾るようになりました。

五月人形は誰が買うべき?

子供が生まれると日本では初節句に合わせて女の子には雛人形、男の子には五月人形を贈る習慣があります。
でもだからと言って、親戚や知り合いのみんなが初節句をお祝いして人形を贈ったら家の中が人形だらけになって大変な事になります。
したがって誰かが代表で贈ればいいのですが、これって揉める原因になりますよね?

もともとの風習では、嫁いだ方の両親が五月人形を贈っていたそうです。
お嫁さんのご両親が孫の顔見たさと自分の娘が幸せに元気に暮らしているのか様子が知りたくて、お節句にお祝いの人形を持って会いに行っていました。昔は今の時代と違って、好きな時に子供を連れてふらっと実家に遊びに行くことはできませんでした。

そして嫁に出したの方の両親も、娘や孫にいつでも会えたわけではありません。お節句をお祝いするという口実があれば、堂々と会いに行く事が出来るのです。

スポンサーリンク



時代が変わりましたが、関西地方では今でも嫁いだ先の家が五月人形を贈る風習が残っていると言われています。
しかし関東では男の子の初節句の準備は夫の実家が全部行う地域が多いそうです。
そしてエリアによっては五月人形は夫の実家が用意して、鯉のぼりは嫁の方の実家が送ると言うところもあるようです。
地域によって違いがあるので、出身地が違う夫婦の場合は予め相談をしておかなければ両家のいざこざの原因になるかもしれません。

更に現代では、両方の両親から五月人形の代金だけもらって自分たちで選びに行く人たちもいるようです。住宅事情もありますし、大きすぎるお人形が届いても飾る場所が無くて困る場合があります。そして人形の顔や姿の好みもあるので、自分たちで選ぶ方がいいのでしょう。
結局五月人形は「誰が買うべき!」との決まりはなく、誰が買ってもいい物なのです。

可愛い男の子が生まれて落ち着かないうちからお宮参りや百日祝いなど、お祝い事が続きます。跡継ぎが生まれて嬉しさのあまり、夫の両親が全てを準備していたらかなりの負担になります。

そしてこの後にも入園式や入学式に着る衣装や学習机、ランドセルなど高価な買い物が続くのでどちらが負担をするのか早めに決めておかなければ両家の仲がギクシャクしてしまいます。

こどもの日は男の子が生まれたことを祝い、立派に成長することを願うお節句なので伝統などにとらわれず男の子の幸せを一番に考えて相談して準備するのが一番良い方法なのでしょう。

YouTube トイザらス 五月人形


YouTube 五月人形飾り付け


YouTube 五月人形

スポンサーリンク



コメントを残す

サブコンテンツ