産後の肥立ちって何?

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時代劇などで、「かわいい男の子が生まれたが、母上の産後の肥立ちがよくなく・・・」みたいな話を聞いたことがあって、話の流れからなんとなく「昔はお産が大変で、体調が戻らないのかな?」とは思って、今の時代には関係ない話だと思っていました。

しかし、この「産後の肥立ち」というのは本当に重要な話で、妊娠中のママやもうすぐパパになる男性には是非知っておいてほしいことなのです。

「産後の肥立ち」ってそもそも何?


妊娠・出産と、女性の体は変化します。出産を終え、また以前のような体に戻ることを「産後の肥立ち」というのです。

戻るのは体形だけではありません。出産で使い果たしたエネルギーを復活させること、子宮も元の大きさに収縮していくこと、今でいう産褥期の状態が「産後の肥立ち」なのです。

昔は帝王切開ができなかったとはいえ、通常の分娩は行っていたわけです。なぜ今より産後の肥立ちが悪いなんて話を多く聞くのでしょうか。

それはやはり医学も大いに関係してきますが、周囲の環境にも大きく左右された問題だったのではないかと思います。今は出産後、入院しながら医師の指示どおりに生活し、いろいろな育児指導を受けます。

しかし昔は自宅での出産。衛生状態に気を使ってはいたでしょうが、何しろお母さんの体は出産で疲れ切っています。産褥熱などにかかると、最悪の場合は死に至ることもあったとのこと。産褥期に安静にしているのが、いかに大切なのかを物語っています。

現代でも、産褥期に無理をして体調を崩す方もいらっしゃいますし、産褥熱にかかる方もいらっしゃいます。それだけ、昔も今も、出産というのは大仕事なのです。
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これって、産後の肥立ちが良くない?


産褥期はお母さんの体を休めなければいけない時期。その時期に体の調子が悪いな、と思うのはほぼ「産後の肥立ちが悪い」に当てはまるのではないでしょうか。

子宮復古が遅い、熱っぽい、貧血気味、産後に無理をしていたらあって当然の症状。特に貧血などは、出産で多くの血液を突然失うのですから、貧血の症状があるのはあたりまえの話。

熱っぽいというのも、体力や免疫力が低下しているので、体調を崩しやすい状態であるため。
そして、産後の肥立ちが悪いと、更年期障害にも影響を及ぼしかねないといわれています。

可能な限りこの時期は家族や周囲の人にサポートをお願いして体を戻すことに専念したほうがいいですね。

産後の肥立ちをよくするために


産後の肥立ちをよくするために、産褥期に気を付けたいことを書いていきます。
まず、入浴。悪露が出ている最中はシャワーのみ。悪露というのは子宮や産道が傷ついて出てくる血液が混じっています。その傷から細菌感染し産褥熱になる可能性もありますので、湯船は悪露が終わって医師のGOサインをもらってからにしましょう。

次に欠かせないのが水分補給。自分が消費している水分プラス赤ちゃんに与えている母乳の分も水分をとらないと、便秘の原因にもなりますし、体の水分量も減ってしまいます。

できるだけ暖かい飲み物を、こまめに摂取しましょう。

栄養も大事。タンパク質・カリウム・鉄分は意識してしっかり食事に取り入れましょう。きちんと三食食べることも体をしっかり戻すコツです。
最後に、休息をしっかりとる。これが実は一番難しいのかもしれませんね。

赤ちゃんは昼も夜も関係なく起きて泣き、オムツも汚します。ですので、お母さんはどうしても睡眠不足になりがちです。ここで大事なのが家族のサポート。

もう、授乳はお母さんしかできないとしても、オムツ交換後の処理や授乳後のゲップ、赤ちゃんのお着換えなどに加え、食事の支度や洗濯など、お母さん以外でもできそうなことはたくさんあります。

できるだけ赤ちゃんが寝ている間はお母さんにも休憩してもらい、できるなら赤ちゃんと一緒にお昼寝などをしてもらって、お母さんの元気を取り戻してもらいましょう。

出産は産めば終わりではなく、そこからが大変な時期。お母さんも周囲の人に甘えられるときは甘えさせてもらい、自身の体調にも気を使って生活してくださいね。

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