シュリーレン現象を体験しよう!~実は身近な科学現象~

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「シュリーレン現象」ってご存知ですか?理科嫌いの自分には「現象」という言葉だけで苦手感満載だと感じてしまうのですが、以外にも身近で「ああ、これか!」という現象なんです。

自分の中では聞きなれない名前で、もはや学校で習ったものなのかどうかも定かでないこの現象ですが、皆さんもきっと見たことありますよ。なんとなく覚えている人、まったく知らない人も、生活に必要な知識ではないのですが、雑学的にちょっと興味がわくかもしれませんよ。

こんなものが「シュリーレン現象」


例えば、これは主婦の方が割とよく目にする、お砂糖を水などに溶かしたときにお砂糖がもやーっと見えることがありますよね。これがまさに「シュリーレン現象」です。

お砂糖だけでなく、塩やミョウバンなどでも起こるようです。

簡単にいうと、水と水に溶けだした砂糖では光の屈折率が違うので、溶けだしているのがみえるようになるということなのです。同じ透明なのに見えてしまう、視覚はやはり光の屈折と大いに関係があるものなのだと気付かされる現象ですね。

他には、陽炎などもシュリーレン現象の一種。真夏に熱くなったアスファルトからゆらゆら立ちのぼるモヤモヤ、エンジンの排熱などでも見られ、これは空気の「温度差」が生み出す光の屈折です。

海水に真水が混じり合う時に見えるモヤモヤもシュリーレン現象。こちらはお砂糖の場合と同じで「濃度の差」で見える現象です。

真水と塩水の差です。その、透明同士のものが混ざり合うときに濃度や温度などの違いから光の屈折に差が出てモヤモヤしたものが見えるのがシュリーレン現象なのです。

お酒を飲む方がお湯割りを作るときに見るグラスの中のモヤモヤは、濃度の他に温度の関係もあるのかもしれませんね。
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シュリーレン現象を観察してみよう!


身近なものでシュリーレン現象を起こしてみましょう。先ほども書きましたが、砂糖やミョウバン、飴玉での実験ができます。入れ物は透明な容器なら、グラスでも水槽でも大丈夫です。

砂糖や飴を水に入れておくだけで、溶けだす様子が観察できます。


言われてみるとよく見る現象ですよね。ご家庭でお子さんに見せてあげたい場合には、透明なグラスに水を入れ、割り箸に棒付きのキャンディを挟んで使うといいかもしれませんね。

水にうっすら飴の色がつくのも面白そうです。また部屋を暗くして光をあて、シュリーレン現象を影で見せるのも面白いかと思います。

もうひとつは、気体でのシュリーレン現象。ロウソクに火を灯し、火からでる空気のゆらめきを観察します。

お子さんに見せたい場合は危ないので、やはり影を見せてあげると火から離れて見ることができるのでいいですね。



実は見えないものでも実際には発生している


シュリーレン撮影法というものがあって、気体や液体の、目には見えない濃度や温度などの差が作り出す現象を実際に見ることがようにできるというものなのだそうです。

光の屈折などをうまく利用して作る「装置」なので、ちょっとご家庭で簡単にはできませんが、どんなものが見えるのかご紹介します。

ドライヤーの熱や人の体温なども、この装置があると見ることができるのだそうです。

そして、手をたたく瞬間に見える空気の振動のようなものが目に見えるようにすることもできるのだとか。音が映像になるって不思議な感覚ですね。





「シュリーレン現象」という名前はドイツ語で「むら(色むらなどの「むら」)」という意味なのだそうです。空気の色むら、水の色むら、まさにそんな感じですよね。

お子さんも学年が上がってくると、理科室で実験などもしていくかと思います。

ビーカーの中でいろいろ溶かして実験していく中で、シュリーレン現象をたくさん見ていくのかもしれませんね。

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