赤ちゃんの鼻くそつまり、どうしたらよくなる?【最強の裏ワザ紹介】
赤ちゃんは誕生後しばらくして、風邪を引いていないのにくしゃみや鼻水、鼻づまりを起こすことがよくあります。
特に鼻づまりを起こすと息ができないので、おっぱいやミルクをなかなか飲むことができませんし、夜も寝つきが悪かったり機嫌が悪くて大泣きしてしまったり。
心配で回りの家族まで寝不足になってしまいます。
実は、新生児は口呼吸が出来ません。
あくびなどの生理的現象で口から空気を吸うことはできても、自発的に口から呼吸をすることが出来ないのです。
あの鼻づまりの時のブヒブヒは、口呼吸がうまくできないので無理につまった鼻で呼吸をしているために、出る音なのです。
それなのに、赤ちゃんは鼻の粘膜やのどからの分泌物が非常に多く、とてもつまりやすいのです。
赤ちゃんの鼻は大人に比べて鼻腔内が狭く、鼻水がつまりやすい構造になっています。
分泌量が大人並みなのに鼻が小さいのですから、つまりやすいのは当然です。
さらに、赤ちゃんの鼻の粘膜はとても繊細で、温度の変化や空気の乾燥にも非常に敏感に反応し、鼻がつまりやすくなってしまうのです。
また、赤ちゃんはあおむけでいることが多いので、鼻水が体外に出にくいため、これも鼻づまりの原因です。
首が座ってくれば横向きにすることが出来るので、鼻水が出やすくなり、鼻づまりが解消することもあります。
YouTube: How to Clear Baby’s Congested Nose(鼻水吸引器の使い方)
赤ちゃんの鼻くそつまりの原因は?
まず、鼻づまりの直接の原因を見つけましょう。①風邪
大人もそうですが、風邪の引き始めは水っぽい鼻水が出ます。
その後風邪の治りかけの時期になると鼻水が粘着タイプに変わって来ます。これが鼻づまりや鼻くその原因になります。
②アレルギー性鼻炎
ハウスダストや花粉、動物の毛や皮膚など、アレルゲンは家にあふれています。
特に家族にアレルギー体質の人がいると、発症しやすいと言われています。
その場合、鼻水鼻づまりのほか、目が赤くなったりかゆみ、目ヤニも出て来ることがあります。
③クラミジア感染症
母体が妊娠中にクラミジアに感染すると、赤ちゃんにも感染することがあります。
鼻炎のような症状が出ますが、クラミジア肺炎など危険な病気になる場合があります。
④鼻茸(はなたけ:ポリープ)
鼻の中にやわらかいポリープができることがあります。原因は不明ですが、大きくなると卵大にまでなってしまうと言います。
赤ちゃんの鼻くそつまりを解消する方法は?
鼻くそつまりを解消する方法は色々ありますが、まず最強と言われる方法を。★泣かせる
泣くと、体温が上がりますし涙や鼻水で加湿されるため、奥に固まって取れなかった鼻くそが溶け出し、鼻の前のほうに落ちて来ます。
それがむずがゆいので、赤ちゃんはくしゃみをします。それと同時に鼻くそが排出されます。
5分程度泣かせ続けるので、特にお母さんにとっては本当につらい時間だと思います。
ですが、耳鼻咽喉科でも取れなかった鼻くそがこれで取れたそうですので、他に手立てがない時にお試し下さい。
一般的にされている鼻くそ・鼻づまり解消法はたくさんあります。
①鼻を温める
蒸しタオルなどで、鼻の付け根や鼻の下を温めて下さい。小鼻の横は迎香というツボがあり、そこを刺激することにもなるので効果が高い方法です。
②くしゃみをさせる
綿棒などで鼻の入口を刺激しくしゃみをさせると、頑固な鼻くそでも出てきます。入浴後など体が温まっている時は鼻くそが柔らかくなっているので、特に取れやすいです。
③母乳をたらす
スポイトなどで1滴ずつ鼻に垂らし、鼻を揉みます。母乳には抗炎症作用があり、飲み込んでも安全です。
④市販の鼻水吸引器を使う
あまり使うと粘膜を傷つけますので、説明書に従って使用して下さい。
何か予防する方法はある?
大人にも有効な、鼻づまり予防法のポイントをあげてみます。①外出時には、外気をできるだけ当てないようにする
タオルを顔の回りにかけたりベビーカーにビニールの覆いをするなどして、空気の乾燥に気を配って下さい。
②部屋を清潔にする
ハウスダストや花粉は鼻づまりの原因です。こまめに掃除をしましょう。
③栄養バランスの良い食事
赤ちゃんにも好き嫌いはありますが、色々な栄養素を摂ることにより免疫力や抵抗力が増します。特に玉ねぎやブロッコリーには血行を良くし、粘膜の炎症を抑える作用がありますので、うまく離乳食に取り入れましょう。
④部屋の空調を整える
お風呂に入ると鼻くそが取れやすくなるように、湿度が高い方が鼻くそが固まらず、鼻づまりしにくくなります。特に冬は加湿器を部屋に置くなどして、乾燥した空気を吸わせないようにしましょう。
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