赤ちゃんにそば、いつからなら大丈夫?【知らなきゃ危険!?】

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少量でもアレルギーを引き起こす原因になるのが「そば(蕎麦)」。

そばやそば粉は日本だけでなく、中国、ロシア、オーストラリア、フランス、ポーランド、南アフリカなど、多くの国で栽培、消費されています。

フランスのガレットやイタリアのピッツォケリ(そば粉のパスタ)、スロベニアのカラバビッツェ(そば米の腸詰)など、古くから地元の人々に愛されて来たメニューがたくさんあります。

そんな地域では、昔からそばアレルギーが知られていました。

食品アレルギーはその国の衛生・栄養状態、生活環境の改善と、近代化による自然環境の悪化という相反する状況が重なった時に出現すると言われています。

日本でも1970年代あたりから食品アレルギーが顕著にあらわれるようになりました。

日本では食品アレルギー患者は各年代層の平均が約7%で、卵、魚類、牛乳、ヨーグルトなど動物性食品が多く、そばは0.4%程度と言われています。

決して高い率ではありませんが、問題はそばアレルギー患者のアナフィラキシーショック出現率が非常に高いことなのです。

他の食品をはるかに上回る率であり、かつ非常に少ない量の摂取でもその症状が出ることから、小麦、ピーナッツと共に表示するよう、食品衛生法で義務付けられています。

食物アレルギーでは、食品中のタンパク質が主なアレルゲンとされています。

そばの場合は、種子のタンパク質成分が体内に入ることで発症することがわかっています。

植物性食品が原因のアレルギーは種や実(穀類、豆類など)、種子(そばなど)が中心なので、アレルゲンは種子に含まれる栄養素貯蔵のタンパク質ではないか、とされています。

そばアレルギーは、以下のような症状がそばを食べて数時間以内に起こります。

 皮膚 ― 口の回りの腫れ、発疹、かゆみ、顔面紅潮、じんましん
 粘膜 ― 腫れ、ただれ
 消化器官 - 下痢、嘔吐、腹痛
 呼吸器官 - 咳、口腔内の乾燥、喉のイガイガ、喘息、呼吸困難
        アナフィラキシー

アナフィラキシーショックはじんましん、呼吸困難、けいれん、めまい、意識消失、血圧低下などを起こし、ショックから死亡する症状です。あっという間に症状が悪化してしまうため、緊急対応が必要です。

赤ちゃんにそばをたべさせられるのはいつから?



YouTube:育児 生後14ヶ月 はじめてのそば


そのような食品なので、赤ちゃんに与える時には慎重に慎重を重ねなくてはいけません。

そばを食べさせるのは離乳食後期以降とされているので1歳からは大丈夫となっています。

ですがほんの少量でも激しいアレルギーを起こす可能性があるため、最低でも3歳までは与えないほうが良いと考える人が多いようです。

特に1歳ではまだ胃腸の機能がしっかりしていないため、ほんの少量のそばで危険な状態になる可能性が高いのです。

家族に何らかのアレルギーを持っている人がいる場合は、更に遅めにしましょう。

食べさせ方は、ほんの少量で様子を見るようにしましょう。

そば1本を更に5ミリ程度に切り、口の中に入れて様子を見て下さい。

そばアレルギーの場合は早ければ数分、遅くとも数時間で反応が出ますから、メインはほかの食品にして、様子を見ましょう。

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他の食品とそばは何が違うの?


アナフィラキシーショックが他の食品に比べひんぱんに発生することが一番の違いでしょう。

頻度が高いため、他の食品の時には大事に至らないアナフィラキシーショックでも、そばの場合は命にかかわります。

また、そば自体を除去しても、そばのゆで汁、それどころか湯気ですら発症の原因になることも非常に怖いです。

そばのタンパク質は熱に強く、ゆで汁の中に残っているのです。

お菓子にもそば粉を使用しているものがたくさんあります。クッキー、まんじゅう、かりんとう、ぼうろなどです。

成分表をよく見ないと、思いもしない食品の中に入っていることがあります。

また、そば殻の枕は今でも旅館などで多く使用されています。

そばの殻にもアレルゲンとなるそばタンパク質が残っているため、ぜんそくの発作などが起きる可能性があります。

赤ちゃんや子供に使うことはないでしょうが、業務用の胡椒にも気を付けましょう。

胡椒のかさを増やすため、胡椒と色が似ているそば粉を混入している場合があるそうです。

もう一つ怖いのが、治療法がなく、しかもアレルゲンを少量ずつ摂取して免疫をつけていく免疫療法もできないことです。

免疫療法を試すには、あまりに危険だからです。

現在のところ、対処療法として徹底したそばの除去と隔離、医師から抗アレルギー・抗ヒスタミンの薬を処方してもらうしか手はありません。

万が一のために、医師に処方箋をお願いして、緊急用の注射キット「エピペン」を手に入れておきましょう。

特に海外旅行に行く時は必需品です。文字も読めない食品の中にそばが入っている可能性があるのです。

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