虫刺されでしこりができたらどうする?
虫に刺された場合の症状は様々です。
夏になると当たり前のように刺してくるのが蚊ですが、蚊に刺されるとすぐに刺された部位が赤く腫れてかゆみが襲ってきます。
そのうち1,2日で蚊に刺された後は消えますので、放っておく人が大半でしょう。
たくさんの蚊に刺されてしまった場合は、かゆみが酷いのでムヒなどを塗って対処しますね。
ですが、虫に刺された後しこりが出来てしまったという場合は、ちょっと焦ります。
しかも痛みを伴う場合もありますので、ただの蚊に刺されじゃない時の原因と対処法を知っておく必要があります。
しこりが出来る虫刺され
虫刺されの症状で一般的なのは、冒頭でもお話したとおり、赤く腫れた部位にかゆみを伴うといった内容です。
しかし、しこりが出来てかゆみや痛みを伴うといった虫刺されがあります。
この原因となる虫は、蚊という場合もありますが、たいていはアブやハチ、ブヨなどの虫によります。
原因がどの虫かによって症状もまちまちですが、たいていは痛みとかゆみのどちらか又は両方を伴います。
一般的にしこりが出来る虫刺されと言えば、代表的なものは、ブヨです。
ブヨは体調2~4ミリ程度の蚊よりも大きい黒い虫です。主に高原や山間部の水辺に多くいますので、キャンプ場やBBQ場で出現することが多いかと思います。
ブヨに刺された後は、かゆみや痛みが徐々に広まっていきます。
そして、しこりが出来るのです。
このしこりは赤く腫れますので、目で見て刺されたことがわかります。
最初は蚊に刺されたのかなと思いますが、蚊と違って刺された箇所が徐々に赤く腫れていき、強烈なかゆみを感じます。
強烈なかゆみの前に強い痛みと少量の出血がありますので、蚊よりも刺されると辛いです。
ブヨに刺されるくらいなら、まだ蚊にさされた方が良いと思うくらい嫌な虫です。
虫に刺された後、なぜこのような症状が出るのかというと、これは刺した虫の唾液や毒に皮膚が一種のアレルギー反応を起こしているからです。
患部は熱をもち、炎症を起こしているのです。
そしてブヨに噛まれた場合、症状が長引くのはブヨが皮膚を刺しているのではなく皮膚を噛みちぎっているからなのです。
そのため、強烈な痛みとかゆみが発生するのです。最悪ですよね。
しこりが出来た場合
虫刺されで効果的なものは、みなさんもご存じのとおりムヒです。
たいていの虫刺されは、ムヒを塗っていれば数日で赤みとかゆみが収まります。
そして、気づいたら治っています。
しかし、ブヨに刺されてしこりが出来た場合ムヒを塗ってもあまり効果がありません。
まず刺されたことに気づいたら、すぐに消毒します。
ブヨの噛み傷には簡単にばい菌が入るので、化膿するのを避けるためです。
その後、爪を立てて毒絞り出すのが大切です。
また、かゆみが出てきた場合は冷やしてください。シャワーの熱湯を当ててかゆみを抑えるという意見もありますので、個人差は多少あります。
出先の対応は、以上のような応急処置を行って少しでも治りを早くすることが大切です。
ブヨに刺されるときはたいがい外出先だと思います。
ですので、先ほど話した応急処置を出先で行い、帰宅してきたら病院へ行ってください。
病院は皮膚科に行き、軟膏を処方してもらいましょう。
これらの初期対応が、一番治りを早くするので面倒くさがらずに行って下さい。
ブヨに刺されないための予防
しこりが出来るブヨという虫に刺された場合の対処法は、以上で話しましたが何よりブヨに刺されないことが一番重要です。
つまりは、出来るだけ予防することが大切です。
長袖や帽子をかぶって肌を露出しないのは第一条件です。
そしてブヨよけとして、中でも携帯性も抜群なのが、ハッカ油です。
ハッカ油は、襟元や袖口にふりかけてください。
大量につけてしまうと肌まで伝わって染みてしまいますので、気をつけて下さい。
それからハッカ油の他に、エアーサロンパスが良いという耳寄り情報があります。
これは知っている人しか知らないので、周りの友人にも教えてあげると良いですよ。
効き目も最高に良いので、是非お試しください。
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