目の奥が痛い、吐き気がする…そんな時は?
目の奥が痛くて吐き気もともなう恐ろしい症状を抱えている方はいませんか。
困ったことに、そのような場合色々な病気が考えられます。
取り返しの付かない状況にならないために、万が一に備えて知識をつけておくことは大切です。
今回は、そのような症状について知識をつけるために様々な病気の可能性を探っていきます。
目の奥の痛みだけでなく、吐き気もあるという方は是非お読みになってください。
症状
目が疲れた、目が乾燥したりショボショボしたりといった経験は少なくないと思います。
今やコンタクトやメガネを使用している方の方が多い世の中です。
目が悪い方はコンタクトやメガネといったレンズを使用するので、それでまた目が調整をはかろうとするので目が疲れやすくなったり、さらに視力も低下しやすくなったりします。
ただ毎日睡眠をとるので、その間に目を休めることが出来ます。
しかし、長時間のレンズの使用や画面上を毎日見るお仕事をされている方は、なかなか目を休めさせてない場合があります。
コンタクト使用者なら経験があると思いますが、コンタクトしたまま寝てしまったとか、うっかり目に負担をかけてしまったことありますよね。
朝起きたら目が乾燥しており、目薬しても目がゴロゴロするといった症状が起きます。
ただこのように、1回や2回のミスでしたら、この程度でおさまります。
しかし、目の奥が痛くて吐き気がする、といった症状の場合、危険です。ただの目の疲労じゃないと考えて下さい。
考えられる病気
目の奥が痛く吐き気がする原因は、一概には言えません。
ただ、様々な原因が考えられますので重大な病気である場合に備えて知っておく必要があります。
重大な病気といっても可能性があるという話だけなので、不安な気持ちにさせてしまった場合は申し訳ないです。
なので、まずは誰にでも起こり得る原因から紹介していきます。
それは、いわゆる「疲れ目」と言われる眼精疲労が原因という場合です。
パソコンや携帯、テレビなどの画面上のものをずっと見ていると、目が疲れた状態になります。
そうなると、腕や足の筋肉疲労と同じように眼球を支える筋肉も疲れてしまいます。
その疲れた状態がずっと続くと、目の奥が痛くなり、ひどいときは吐き気までもするという結果になります。
その他に考えられる原因は、緑内障です。
緑内障は、視神経の異常により視野が欠損していき、目の奥の痛みと吐き気の他に、頭痛の症状があらわれます。
残念ながら一度欠損した視野は、元に戻りません。
そのため、緑内障が原因という方は早めに対応しなければなりません。
治療が遅れれば失明するおそれもあるので、危険です。
緑内障は加齢とともに患者数も増えるので、若い世代の方より高齢の方の方が注意をした方が良いでしょう。
その他に考えられる原因としては、脳腫瘍があります。
脳腫瘍は若い世代の方でも意外と多いので、みなさん危機感を感じる必要があります。
脳腫瘍とは、脳に腫瘍ができる病気です。良性と悪性がありますが、悪性の脳腫瘍なら生命に関わってきます。
良性の場合でも位置によっては日常生活に支障をきたす症状が出てきます。
それが、目の奥の痛み、吐き気です。
脳腫瘍の場合ですと、頭を鈍器で殴られるようなズキズキした痛みといった症状もあらわれますので、加えてその症状があればCTやMRIでの検査を行った方が良いです。
考えられる対処法
まずは眼精疲労の可能性が高いと考えた方が良いでしょう。
そのために、目を疲れさせない、そして目が疲れた場合でも目を癒すことが大切となってきます。
簡単に癒す方法としては、蒸しタオルを目に30秒ほど当てます。
そして、まぶたを閉じてマッサージをします。それだけでも目の疲労はだいぶ取れますので、時間がない方も実践して下さい。
それでも全く目の痛みや吐き気がとれない、という方は別の可能性を考えた方がよいです。
視野がせまくなっているという方は、目の病気が考えられますので眼科に行きましょう。
ひどい頭痛がするという方は、脳の病気や神経の病気が考えられますのでCTやMRIで検査をしましょう。
何事も早めの対応が大切です。まずは原因を探るということが精神的にも安定するので、1番の対処法は検査にいくということです。
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