熱中症対策に効く!普段の食事に取り入れたい食べ物
熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。
体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、意識の異常など様々な症状をおこします。
熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことができます。
気温の高い場所をできるだけ避けることももちろん大切ですが、水分補給や毎日の食事で体の内部から対策をしましょう。
水分と一緒に塩分も
熱中症の対策としてよく耳にするのは水分補給ですが、汗と一緒に塩分が体外へ流れるので、水分補給時には塩分の摂取も一緒に行うことが大切です。
毎日の食事を通してほどよく塩分を摂取しましょう。
屋外の作業やスポーツなどで大量の汗をかくときは、特に塩分補給が必要です。
ただし、塩分の摂り過ぎは禁物。摂り過ぎると他の病気を引き起こすこともあります。
特に病気などでかかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、相談の上その指示に従ってくださいね。
日本人にとって身近な漬物のひとつ、「梅干し」も熱中症対策に有効な食べ物です。塩分と梅に含まれる豊富なミネラルを摂取することができます。
また、クエン酸も多く含まれているので疲労回復の効果もあります。弁当にひとつ入れるだけでも十分効果が期待できます。

近年注目されている「塩飴」はご存知ですか。
スーパーマーケットやドラッグストアでも見かけることが多くなりました。
飴だけでなく、サプリやグミなど様々なタイプがあります。塩飴は、塩分やクエン酸などの熱中症に効く栄養素を配合したもので、水分と一緒に補給することで効率よく熱中症対策ができます。
持ち運びしやすいので、屋外での仕事中などにも補給しやすいですね。
野菜から水分補給
3度の食事できちんと水分をとることも大切です。
味噌汁や食後のお茶などでも水分補給ができます。そこで見直したいのは、夏野菜の力。
例えば、トマトやキュウリは90%以上が水分なので、食事から水分補給ができます。
サラダはもちろん、スープ、そうめんの上に刻んでトッピングしたり酢の物など夏野菜のアレンジは無限大。
浅漬けにすると塩分も同時に補給できますよ。
また、夏が旬の野菜は体を冷やしてくれるので、熱中症対策に効果的と考えられています。
スイカやメロンは水分や果糖、ミネラル類が豊富でエネルギー源にもなるので、食欲不振のときにはお勧めです。
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