咳のしすぎで胸が痛いのは大丈夫?
風邪など咳が出る原因は様々ですが、放っておくと体のあらゆるところに支障が出ます。
例えば、頭痛を引き起こしたり、喉が痛くなったり…
他にも脇腹や胸などにも痛みが出ることがあります。
その痛みは、筋肉痛や肋骨を疲労骨折したときのような痛みに似たものだそうです。
では、咳のしすぎで頭痛や胸の痛みを引き起こす原因や、その他の痛みが出る原因を調べて行きましょう。
◎頭痛がする
咳が出るのは体内に入った異物を体外へ出そうとする働きが咳となって症状に表れます。
その咳の症状で頭痛がするのは、咳やくしゃみをすることで血管が拡張して起こる頭痛です。
良性咳嗽性頭痛(りょうせいがいそうせいずつう)と呼ばれていますが、症状が出るのはつらいので、無理をせず早めの対処をしましょう。
気をつけなければならいのが、その他に脳の腫瘍や病気などにより咳が出た時に頭痛が起こることもあるので、気になる場合は必ず医師の診断を受けましょう。
◎肋骨が痛い
咳のしすぎで肋骨が痛い原因は、肋骨が疲労骨折をしている可能性もあります。
肋骨は内臓を保護する役目があり片側に12本ずつあり両方で24本ありますが、肋骨の1本1本は細く折れやすくなっています。
骨折しやすい骨としても知られているほどで、少しの衝撃でも折れやすい骨です。
外的衝撃の他、咳などでも折れることもあります!
咳などが続いていたりして肋骨が徐々に疲労しているのが原因のようです。
ある日突然、咳をしただけで骨折?!なんてことも・・・
骨折までいかなくても骨にヒビが入る場合あるため、肋骨が痛くなったら早めの受診がおすすめです。
肋骨骨折の治療に用いられることのある胸部を固定するサポーターなどもあります。
咳のしすぎで肋骨が痛い原因は肋骨が異常である場合が多いので早期発見で早めの治療が重要です。
◎胸が痛い
咳のしすぎで胸が痛い原因は気管支や肺に風邪などが原因で炎症を起こしていることも考えられます。
無理をして風邪をこじらせたり、なかなか治らずに長引いている時には咳をすると胸の痛みが起こる場合もあります。
気管支喘息の咳の場合、胸が痛くなることが多いようです。
咳のしすぎで胸が痛い原因は、肺炎になっていることもあるので、早めの医療機関の受診が重要です。
肺炎の場合には呼吸困難に陥ることもあるため、命に関わることもあり、治療も入院が必要である場合も多いので早期発見が大事でしょう。
胸が痛いと感じたら、気管支炎や気管支喘息、肺炎などを疑って早めの受診と早めの治療により安静と休養を取るようにしましょう。
◎喉にも大きな影響あり?!
喉が痛くなるのは、咳をすることにより喉が渇いて痛みを引き起こすのが原因と言われています。
経験のある方もいらっしゃると思いますが、喉がヒリヒリしてくるのも咳のしすぎで原因です。
長引く風邪や、長時間の咳込みなどのせいでしょう。
声が枯れてしまうのも、咳のしすぎで喉が痛くなることで引き起こされます。
喉の痛みにより咳が出てしまうのですが、咳のしすぎでさらに喉の状態が悪化してしまうので喉の状態もどんどん悪くなっていきます。
そのような喉の状態が悪循環を引き起こすので、さらに咳も出やすくなります。
その他にも、いろいろな症状が咳によって引き起こされます。
・背中の痛み
・腹筋が筋肉痛
・吐き気
咳だけでも不快な症状なのに、他の痛みを引き起こしてしまうのは、辛いですよね・・・。
風邪気味や風邪を引いたかもしれない症状が出た時、喉に効く蜂蜜や生姜などで体を温めて風邪を早く治すことが、咳を鎮める方法でもあります。
咳をしすぎるとよく眠れなかったりもするので、風邪を早く治すためにも早期治療、早期回復を心がけましょう。
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