ラテックスアレルギーとは?果物食べたら悪化?

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私たちが当たり前のように使っている言葉「アレルギー」。

実は原因が解明されている訳ではないのです。

複数の遺伝子による体質であるとか、先進国でアレルギー患者が増えていることから、環境が影響していることは間違いないだろう、とされています。

アレルギーは、外からの異物を排除するための生理現象である「免疫反応」が過剰に働くことを言います。

自分の体内の物質を排除しようとする免疫反応のことは「自己免疫疾患」といい、区別していますが、ある物質に対して過剰に反応する所は同じです。

一般的にアレルギーと呼ばれているものにはアトピー、花粉症、気管支ぜんそく、小児ぜんそく、じんましん、アレルギー性鼻炎があります。その他食物アレルギーや「茶のしずく石鹸」で騒がれた小麦加水分解物含有物による皮膚アレルギーなどもあります。

ラテックスアレルギーとは?


そんなアレルギーのひとつが「ラテックスアレルギー」。

天然ゴムに含まれる水溶性のタンパク質「ラテックス」に触れると、その部分が腫れたりじんましんになったりする症状のことです。

天然ゴム製品といえば、医療用具の手袋や絆創膏のほか、炊事用のゴム手袋、文房具の指サック、コンドームやゴム風船、車のタイヤなど。

身近なのは輪ゴムや洋裁の時に使うゴムバンドでしょう。チューイングガムもゴム製品です。コアラが好きなユーカリも、ゴムの一種です。

現在のところ、医療従事者に多いとされています。

院内感染予防が徹底され、天然ゴム製の手袋を常時使うことになったからです。

この手袋の内側には手が入れやすいようパウダーがかけられていますが、そのパウダーが手の表面を傷つけ、アレルゲンが体内に入ってしまうのです。

肌荒れしやすい人がゴム手袋を使って食器洗いをすることはよくありますし、輪ゴムなどはしょっちゅう使います。

私たちもいつアレルギーが起きてもおかしくないのです。

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ラテックスアレルギーと果実にはどんな関係がある?


ラテックスに含まれるアレルゲンとよく似た構造を持つ成分を含んでいる果物を摂ると、元々のアレルゲン以外のものにも反応してしまうことがあります。

これを「交差反応」といいます。

喉のかゆみや顔の腫れ、じんましんなどのフルーツアレルギー反応が出てしまうのです。

バナナ、アボカド、キウイ、マンゴー、栗などにその成分が含まれていて、この症状をラテックスフルーツ症候群と呼んでいます。

中には果物アレルギーを発症したあとでラテックスアレルギーを誘発することもあるそうです。

特にバナナ・アボカド・キウイ・栗によってアナフィラキシーのような症状が強く出ることが比較的多いため、体調不良時などはお互いのアレルギー源を避けましょう。

加熱してもアレルゲンが消失しない果物があるので、注意が必要です。


このアレルギーの原因と対策は?

赤ちゃんの時、おしゃぶりなどゴム製品に触れていたのが原因ともされているのですが、はっきりわかっていません。

天然ゴムはゴムの木の幹を傷つけることで採取できる白い液体で、タンパク質をふんだんに含んでいます。

その中の何種類かの成分がアレルゲンとされているのですが、その成分が製品になる過程で完全に取り除くことが出来ず、残っているのです。

そのタンパク質は皮膚と接触することにより汗で溶け出します。それが傷のある箇所から体内に入り込んだことで、アレルギーを起こすとされています。

ラテックスアレルギーで最も多い症状はじんましんです。

特に手袋でアレルギーが出た場合、手の腫れや水泡に留まらず、全身に広がることもあります。

その他、かゆみや水ぶくれがよく出るのですが、重症の場合は喘息を起こしたりアナフィラキシーショックを受けることもあります。すべて突発的に起こる即時型アレルギーです。

ラテックスアレルギーの治療法は確立していないのが現状で、ゴムに触れないようにするしか手立てがありません。

全く触れないことで、改善が得られる場合があります。その他、抗ヒスタミン薬の内服などの対症療法をおこなっています。

観葉植物としてゴムの木がありますが、この葉に触れているうちにアレルギーを起こす場合がありますので、アレルギー体質の人は室内に置かないようにして下さい。

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