ハイヒールでの歩き方のコツとは?履くのが嫌だけど履かなきゃいけない時がある!
女性の方の永遠悩みの1つ、ハイヒール履いていると疲れてしまうし、歩きにくいし、おしゃれのためとはいえ、なんでハイヒールなんか履かなきゃいけないのだろうと多くの方は考えた事があるでしょう。
実際女性であればフォーマル、セミフォーマルな場ではハイヒールを履く機会は何度もございます。
ハイヒールを履く事で外反母趾等の症状に悩まされる方も多く、最近ではヒールがある物でも楽に歩く事が出来る靴も生まれましたが、ハイヒールに関してはまだまだそんな便利な機能の物はありませんし、なによりハイヒールを履いて歩いていて転んでしまったら恥ずかしいですよね?
履くにはコツが必要ですので、今回はハイヒールで上手に歩く方法についてご紹介させて頂きます。
ハイヒールが生まれたのはなんで?
ハイヒールとはつま先よりもかかとが7㎝以上高くなる靴の事で、歴史はとても古く、紀元前400年代からギリシャで男性も女性が背を高く見せるという意味で流行し、それがヨーロッパの貴族の女性にもウケ、広まった事から、後にヒール自体が女性の正装として定着したのではないかと考えられます。歩きにくい、外反母趾になると言ったデメリットばかり注目されますが、背を高く見せる以外にも女性の全体のシルエットをすらっと見せる、背筋を自然とただして姿勢を良くすると言った効果があり、これも先ほどの歴史と合わせて女性のフォーマル、セミフォーマルな場での服装として定着した要因として挙げられます。
男性の方はあまり良くご存じではないですが実はハイヒールを初めて履くとまともに歩く事さえできません。
ただ、良く考えてみると、足の部分が高い下駄やシークレットブーツでは少なからず歩く事ができますが、ハイヒールは歩くことさえままならないのでしょうか?
その疑問について次でご紹介いたします。
ハイヒールは何故歩きにくいの?
色々な靴の種類がある中でハイヒールは最も機能性の悪い靴の1つとされております。というのも、そもそも足自体に傾斜がかかり、体重が前にかかり過ぎる状態になってしまいます。
そのようになっており、ただでさえ歩きにくくなっている上に、特に体重がかかっているつま先部分が固定されている構造になっています。
その体重がかかっているつま先が固定されていると足の指1つ1つに力をかける事が出来ずません。
歩くときには人は知らず知らずに足の裏の全体に力をかけて歩くのですが、他の靴と比べ、ハイヒールは局所的な部分にしか力をかける事が出来ない為、歩きにくいという構造になっております。
ハイヒールで上手に歩くコツ
そんな何かと履く機会がある、機能性が全くないハイヒール。そんなハイヒールを上手に履きこなし更に美しく見られる4つのコツをご紹介いたします。・小さい歩幅で
例えが良くありませんが竹馬もそうであるように、歩幅を小さくする事で転ばずに歩く事ができます。
ただ、歩き方というのは癖になっている場合が多く自分では分からない場合が多いです。
ですので、膝の曲がりを普段より少なく意識すると自然と歩幅が小さくなりますし見た目も上品に見えます。
・つま先から地面に付くイメージで
足のつま先に体重がかかってしまう為、それを避けようとかかとから地面に付いて歩いてしまいがちですが、つま先から足を付く方が足の負担がかからない上、ヒール特有のコツコツとした音を軽減する事ができますので、長時間ハイヒールを履いていても疲れにくくなります。
・目線を高く
これも基本的な事の1つですが、頭を下げずに目線を遠くに保って歩くようにしましょう。
そうすることで姿勢が正しくなりますし、ハイヒールのシルエットを美しく見せる効果と合わせて非常に美しく見せる事ができます。
・若干足を開くようにして歩く
ハイヒールはつま先に体重がかかる為それを意識して、ついつい内またで歩いてしまう方が多いですが、くるぶしを正面に向けるように若干足を開いて歩くと美しく歩く事ができます。
以上がハイヒールで歩く際の4つのコツになります。
いかがでしたか?
ハイヒール昔は背を高く見せる目的で男性女性問わず履かれていましたが、それが女性向けの物としてヨーロッパの貴族の女性に広まった事と、女性のシルエットを美しく見せる事が出来ることから、機能性が悪い中でも今まで履かれている理由の1つです。
履き方のコツは4つあり、それぞれ練習が必要ですが、この4つをマスターすることでハイヒールを履いているときに美しく見せる事ができます。
ハイヒールを履かれる際は何かしらの大切な用事がある時です。
そんな大切な時間でよりあなた自身を美しく見せましょう。
ハイヒールで歩く時のコツについて動画も合わせてご紹介させて頂きます。
ハイヒールとパンプスは何が違うの?
美人は歩き方も美しい☆ヒールでの正しい歩き方
正しい歩き方 ハイヒール編
最近のコメント