スカルプチュアで脱・深爪!
爪が長いのは嫌いだからと深爪にしていませんか?
爪が長いと、ゴミが爪の隙間に詰まりやすいし、パソコンのキーボードを打つときも爪が引っかかりカチャカチャ音がして気が散ります。
学生さんは、学校の規則で爪がちょっとでも伸びていると生徒指導の先生に注意されるなんて光景も学生生活のよくあるワンシーンですよね。
そのほかにも、楽器を演奏する人は弦やキーをしっかりと押さえるために深爪ぎみ、スポーツをする人は自分や相手を傷つけてしまうことがないように爪は短くしておく、なんて話もよく耳にします。
しかし、深爪にしておくことで、自分の指先に知らず知らずのうちに負担をかけているかもしれないのです。
深爪の問題点と、矯正方法のひとつであるスカルプチェアをご紹介します。
深爪は見た目が悪い
深爪の一番の難点はその見た目。
短く小さな爪では、女性らしく見えないとお悩みの人も多いのではないでしょうか。
深爪では、マニキュアなど指先のオシャレをしても映えないですよね。
最近ではショートネイルというネイルアートも流行っていますが、より女性らしく見えるのは、やっぱり、細く長いすらっとした爪です。
普段は爪が短くても別に気にしないという人でも、ある特別なイベントを境に脱・深爪を目指す人が多いそうです。
そのイベントというのが結婚式です。
一生に一度の花嫁衣裳、写真を撮る場面もたくさんあります。
特に手元は、指輪交換やケーキカットなど意外と写真に写りやすいパーツです。
この日ばかりは女性らしく美しくいたいですよね。
深爪は厳禁
しかし、爪を伸ばすというのは一朝一夕にはいきません。
なにしろ時間がかかることなのです。
長期間深爪だった爪は、指先の皮膚が堅く、爪の成長を邪魔するように盛り上がっているため、爪が伸びにくくなっていたり、脆くなっていたりします。
爪と皮膚の間にはハイポニキウムという薄い皮があります。
ハイポニキウムは、爪が指から離れないようにつなぎ止めてくれる上に、爪の隙間に雑菌やゴミが入るのを防いでくれる、とても大切な皮です。
しかし、このハイポニキウム、とっても繊細で、ちょっとした刺激や乾燥で簡単に剥がれてしまうのです。
深爪を何度も何度も繰り返していると、ハイポキニウムは育たず、指先はゴワゴワになってしまうのです。
きれいな指先を手に入れるためには、深爪は厳禁なのです。
仕事柄爪を伸ばせない人も、短く切りすぎるのは指先の健康上よろしくありません。
深爪を今すぐやめて、指先・爪のケアをして、ハイポニキウムを育ててください。
指先の問題点を解決してあげることで、美しい爪が伸びてくるのです。
深爪の強い味方 スカルプチュア
爪をゆっくり育てる時間がない!という人におすすめなのが、スカルプチュアです。
スカルプチュアは、つけ爪の一種です。
混ぜると重合反応が起こり硬化するアクリルパウダーとアクリルリキッドを使って人口の爪を作ります。
強度があるため、自爪の長さよりも長くする場合や、欠けたり割れたり、折れたりした爪を補修する場合にも使われます。
装飾目的はもちろん、医療目的としても使われる技術です。
スカルプチュアは、自爪に合わせてひとつひとつ作っていくため、市販のつけ爪と違い、爪の大小や形に関係なく自然な仕上がりにできます。
スカルプチュアをつけてそのまま自爪を伸ばします。
約2~4週間後に、再度スカルプチュアをつけ直す、という工程を繰り返していくことで、深爪だった爪を自然に伸ばすことができます。
フォームという土台を指先につけて、自爪からつながるようにスカルプチュアは作られます。
あまりにも深爪がひどいと、フォームを取り付けることができません。
少しだけでも爪を伸ばして準備しましょう。爪先の白い部分が1~2mmほどあれば装着できるようです。
深爪を伸ばす時間がない、どうしても急ぐ場合は、チップを貼ってその上からコーティングするチップオーバーレイという方法でスカルプチュアをつけることができます。
ただし、ネイルサロンによっては、チップの取り扱いがないお店もあるようなので、事前に確認したほうが良いかもしれません。
スカルプチュアの効果
スカルプチュアは、爪の噛み癖がある人にとって特にうれしい効果があります。
硬さがあるので、つい爪を噛みそうになっても硬くて歯がたちません。噛めないのです。
爪の噛み癖は、精神的な不安やストレスなどが原因とも言われます。
深爪を止めたくても、自分でも気づかないうちに爪を噛んでしまう、そんな人に効果を発揮することでしょう。
そして、うれしいことに、スカルプチュアをつけることで爪が補強されハイポニキウムが育ちやすくなります。
さらに、爪の長さが出ることで指先を使うことが減り、ハイポニキウムの受ける刺激も減るのです。うれしいことだらけですね。
さいごに
最近では、素人でもできるスカルプチュアのキッドなどもありますが、爪の病気やトラブルなどもあるため、ネイルサロンでプロのネイリストさんに施術してもらったほうが良いでしょう。
スカルプチュアで自爪を美しく伸ばしましょう。
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