シーネの固定方法~メリット・デメリット~

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骨折すると鉄板やプラシチックの様なもので固定したりするのですが、その正式名所ってご存じですか?!

ギプスという単語は聞いたことがあると思いますが、固定具のすべてをそう呼ぶわけではないようです。

その中でも、現時点で骨折の治療には「シーネ」と呼ばれる固定方法があり、医療の現場ではよく使われる固定器具なのです。

そこで「シーネ」に関する情報を詳しくご説明したいと思います。


Ⅰ:シーネとギプスの違いは?!


皆さんが骨折の治療として、すぐ思い付くのは「ギプス」だと思います。
ですが、「シーネ」もまた骨折の治療に用いられる器具のことなのです。
では、どのような違いがあるのでしょう?!


〈ギプス〉

患部を完全に覆うタイプの固定方法で、一度つけると取り外しが出来ません。
以前は石膏の素材でしたが、近年では軽くてすぐ固まるような樹脂性がが多く使われています。
それぞれの患部に合わせてきちんと固定することが出来、外部の圧力からもしっかり保護してくれるのが特徴です。


〈シーネ〉
患部の固定を行うための添え木のような役割をします。
医療では、「副子」とも呼ばれるそうで、ボール紙・木・竹・金属板・針金などが主な材料になります。
ハシゴ状の針金に包帯を巻いた【ラダーシーネ】やアルミ板にウレタンを付けた【アルミシーネ】などの種類があります。
ギプス程の固定力はないものの暑さや強い圧迫感もありません。
単純な骨折や体重のかかりにくい部位に使うので手首や上腕、鼻の骨折などに多く使用されます。


Ⅱ:シーネの活躍!

骨折と判断した場合、まずは患部を冷やします。
次に、最も重要な固定です!

骨が大きい部分や、ひどい骨折の場合、多くはギプスを用いるのですが、骨折直後はシーネを用いることが非常に多いです。

その理由は、『循環障害の考慮』です。

骨折の多くは、しばらくすると腫れを伴います。
それをギプスで覆ってしまうと、腫れた部分が圧迫されてしまいます。
そうなると、組織に栄養が届かなくなり壊死してしまいます。
同時に神経も圧迫されるので、末梢神経麻痺を起こし、手足が痺れるといった症状が出てきます。
ですから、腫れが引くまではシーネをも用いることが多いのです。
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Ⅲ:シーネのメリットは?


上記でもご説明したとおり、シーネは部分的に空間があります。

患部の状態を目で見て確認が出来るということ。
骨の状態だけではなく、「皮膚の観察」もこれまた大事なんです。

固定をしっかりすると体の突起部分が摩擦や衝突で褥瘡が出来てしまうんです。
いわゆる床擦れのようになってしまうわけです。

これが出来てしまうと、骨折の治療をいったん中止しなくてはなりません。
つまり本来の治療目的どころでは無くなるといういうわけです。

また、ギプスですと内部がもの凄くむれてしまいます。
例えば足の場合、その蒸れが原因で水虫を悪化させてしまう結果になりかねません。

その辺のところ「シーネ」でしたら、取り外すことが可能なので、患部を洗ったり、菌を洗い流すことがもでき、乾燥だって可能です!
そういった状況には、やはり「シーネ」が適切になってきます。


Ⅳ:シーネのデメリット



取り外しできるところが良さでもあるのですが、外せてしまえるからこそのデメリットなんです。

一旦外せることで、自由に動かせてしまえます。
そうしますと、リスクが高くなってしまうんです。

骨折の場合はその部分が再転位してしまったり、捻挫においても癒合しかけた靭帯再び離開してしまう可能性もあります。
それを繰り返すと、癒合不全にもつながってしまいます。
ですがそこは、医者の実力も関わってきますけどね。
ですから、ご自分で外してしまうなんてことがないように!!

私自身も足首の骨折を3度も経験しています。
3回ともすべての怪我の固定にシーネを使用してました。
ギプスの経験はないので、比較はできませんがシーネは確かに悪くはありませんでした。
ずっと包帯を巻きっぱなしにしておくと、やはり痒みなどが出てきます。
そんなとき、足を拭いてもらったことが、最高に気持ちが良かったことを思い出します。
ギプスは取れるまで、こうはいきません。

治療はすべて医者の判断ですが、少しでも知識があると違うかもしれません。是非ご参考にして下さい!

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